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そのとき金井が動いた

 あたくし自身が、というよりはあたくしの成り行きが動いたんでしょうね。諸事情で介護施設の仕事を辞めて、いやあもうやってられん、ケツまくって逃げた。作業やってても同僚のパイセンがもうね、否定から始まって次に否定して最終的に否定して去って行くというすげえ扱い。退職の話のときには上司がロレックス見せびらかしてきたし。いや、ロレックスは趣味悪いと思うんだよ。下品。田舎の成金だろそれ。無難にオメガとかつけろって話。そのように職員は最低だったが、入居者の方々には最後までありがとうといわれ続けた。そこは救いだ。

 ともあれまた酒場にいるフリーファイターのような状態となり、安定もしねえし、ライティングの仕事が回ってくるのを待つのであるが。まあ別に食うに困るでもない。なんとでもなる。

 小説の作業もぼちぼちと始まりつつある。イメージのコアにいろいろと集まってくっついてきて、だんだん小説の輪郭がふくらんできた。頭の中でぼんやり見えてきてる。初夏にはプロットをやって、そんで執筆開始としたい。で、夏に書くので応募先は文學界か群像かになるけど、これらの本誌をきちんと買ってみようと思う。単行本を待たずに受賞作を読みたい、というのと、文芸誌ってなんか楽しそうな特集いっぱいやってるのよね。小説家たちの世界のノリをつかみたいっていうのか、業界ですか、業界の一番ホットなところが文芸誌や小説誌なら、読んでおいてもいいかもしれぬと踏んだ。読もう。いま小説やその周りはどうなってるのかを知る。

 それとまだ占いを勉強してる。自分を占ったり誰か友達を占ったり。タロット、ルノルマン、シャドーキャットタロット、といったあたりをやってる。当てられるのかどうかまだわからんが、明らかに外れてると思しきときもあるが、やってておもしろいんだよな。これは趣味として極めたい。

 カメラもやってますよ。お手伝いなのだ。だが新しいカメラが欲しくなっちゃって困った。愛機G1XMarkⅢもまたガタがきてるし。ミラーレスの何かが欲しいな。でもZfcが欲しいって中国のおっちゃんにいったらダメ出しされたな。Zfにしろですって。いや、そんなもん買えねえよ? 高い高い。実際高い。

 他、映画を観たり音楽を聴いてたり。多趣味っていわれるが、確かにそうかもしれない。これは忙しいという状況なのだ。やることが多い。


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