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続・断片 7 ベルトがゆるい

 プチプラのベルトを買って、これがMサイズのものなのだが、空いてる穴のいちばん短いとこに合わせてもややゆるい。ベルトの意味ねえじゃん。というわけでキリみたいなものでもう一段短いとこに穴を空けねばならない。さて。キリみたいなもんは持ってたかどうか。安全ピンで空けてグリグリやって広げるか。ふむ。しかしまああんまりメシ食ってないから腹が出てないんだね最近。酒を飲み出してもさほど太りもしない。ファッキンナイスじゃんそんなの。ダイエットいらずだ。などと調子に乗って飲み食いすればきっとすぐ太る。気をつけたまえよ。

 あたくしには珍しいことなのだが、なんやあまりカネを使っていないのだった。いやなに、別にたくさんのカネがあるなんてわけではない。可処分所得? というの? そういうのはそんなになくて、ただしギリギリまでいつも使い込むという、ブレーキがぶっ壊れている財布事情なんであって、そうなるはずがいま現在、さほど突っ込んでいないという状況なのだった。この調子ならもうダメになりつつあるスマホを換えられるかもしれない。すげー安いのを見つけたのでこれでいいやと、そう目星をつけている機種がある。スマホなど電話とLINEができれば十分なのだ。あとはGoogleマップくらいで。

 賞への応募からこっち、ただただダラけている。日課の書きものはしているが、他のことというとあんまりやっておらぬ。酒とか飲んでるね。休肝日をつくりつつだ。なんか他にしなきゃいかんな。本と音楽と映画、これらをうまいこと消化していければいまはそれですばらしいんだけれども。なんかサボるね。気が抜けたんだろうか。燃え尽きたんだろうか。燃えているんだろうか。アチチアチ。いやしかし燃え尽きている可能性は大いにある。あんだけガンツッパでやっといてただで済むわけがなかったのだ。神経細胞の組成が変わったかもしれんよ。エピジェネティックな感じで遺伝子のオンオフがあったかもしれんよ。やっぱり異常事態めいた執筆期間だったから。なんかあってもおかしくない。

 承前。だから、ダラけているというのはバカンスに来たみたいなものとしてみてもいいかもしれない。あまりずっとダラダラしていてもよくないが、一定期間はいいんじゃないの。人生に戻るためのリハビリだよこれ。あまりにも小説の世界に深入りしすぎた。精神分析のセラピーめいたことになってたんだろう。そんなもん連日やっちゃだめだろうな。なんのいいわけかわからんけどもね、ともあれバカンスをとります。本と音楽と映画、このうち音楽は日々消費できている。本と映画はもうちょっと経たないとできねえかもな。十月も七日となり、やや焦りもするのだけれど。読まなければならない本はあるよ。これを読んでから小説を書こうみたいなもんとか、けっこうすっ飛ばしてんだから。

 ピロウズを聴いている。アルバムは二十枚くらいiTunesに入っているので、初期から順番に。かっこいいねーピロウズ。このバンドに出会うのがもっと早かったらギターは続けられてたかもな。結局演奏はできなくて聴くこと専門になったけれども、それでも楽しいので構わんわ。そういやピロウズ、ライブブルーレイでまだ観てないものが積んであるのだった。これ観なきゃだろー。熱いだろー。いうわけで最近はクラシック以外にも手を出してるって話。執筆中だってツェッペリンとか聴いてたしな。コルピとかもな。わりとなんでも聴くようである。



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