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断片 そのうち十四万字

 夜中のコーヒーってうまいですね。濃いめに作ってごぶごぶ飲むこの一杯、さあまた夜間の作業だぜと気合いが入るというもの。私は夜型の人なので朝とか昼とかよりはコンディションがよい。静かなのがいいのかもしれんね、道路を行く車の音とか通行人の声だとか、そういうの聞こえないからね。ここでほら、すてきな音楽などかけてみたらば、もう。心地よく作業できることであるなあ。イイじゃん。金井イイじゃん。じゃーまたなんか書きますか断片を。これ、この断片ももうすぐ100件になるみたいね。1件で1400字くらいなので、だいたい140000字に達しそうというソロバンになる。よくやるよまったく。

 積んでる映画でも観ようかと思う。だがそんな場合なのだろうかとも思う。もうね、執筆作業も始まってるところだから、落ち着いて観ることができないんではないか。切り替えてやれればいいんだけど。何を観たいかというと旧作ですね、基本的には旧作のBlu-rayかDVDしか買わんのでそうなる。安いから。とはいえとんと映画のディスクを買ってないな。積んでるものを消化していないという事情もあるからそれでいいんだけども。まだ知らぬおもしろい映画ってあるでしょう。埋もれた財宝があるでしょう。そいつをいつも探してきた感じはあってやがてコレクター。どれだって楽しみたいのだ。

 Amazonベーシックのハードカバーノートが届いた。セールで安くなってたので二冊いっといた。どうせすぐに書きつぶすのだ。もっと買っといてもいいくらいだったな。いまそのノートは二冊目を書いていて残りは半月ぶんもないだろうところ。だいたい四ヶ月で一冊書き終わるくらいのペースか。ノートは二百四十ページ、これを一日三枚、休まずに書けば八十日ぴったりで終わる。この計算なら三ヶ月弱だけど、サボりの日数を入れたら四ヶ月ほどとなる。まあなんかまた書いていきましょう。数十年後に記念館で展示されんだよそのノートが。金井枢鳴記念館が建つんだよ地元に。死んでも恥さらすぜ。やーだーもーwって墓の裏で赤面。

 音楽を聴いてインスピレーションを得るということはある。楽器によるメロディやリズムや音色や呼吸や強弱や高低が何を表しているか、っていうとこれ、全部が全部何かの描写ではないらしい。もちろん感情や写実や、そういうものを表す作品もあるが、別に表していないという場合、そこに聴き手が何を幻視するかは自由なのだろう。だからその手の音楽を聴くことは人それぞれの個人的な想像や印象の楽しみだ。そこにインスピレーション、ひらめきの契機がある。ということでよろしいのか。こないだ書いた創作の秘術というのが実は音楽を聴くということだったりした。ただし誰の曲とまではいわない。もったいない。私だけのものにしたい。

 さて。小説を書かなきゃな。コーヒーと音楽とサプリとキューピーコーワで元気出していきましょうエーザイ、今夜寝ないでまた書こう。昨夜がどうだったかというとネタ出し、ネタを固める感じというか、針金で作った輪郭にシリコンでペタペタと肉づけしていってたみたいな作業だった。そうしてざっくりと完成形をイメージしていた。長い小説でもないんでイメージは掴みやすい。ここでこうでこう、その設計がわかりやすい。絵図ができたらもう実地に書き進めるだけだ。でもこうして雑文書いてるほうが楽しいような気がする。気軽だよこれ。勝負じゃないからだな。



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