Poker 復習#5 COvsBB SPR18 9c2d2c JsTs
自分の構想
Flop
全レンジ33%CBを打つボードだが、相手のアグレッションが高いので、エアーのチェックレイズを懸念し、50%CBを採用。チェックという選択肢はこのボードにおいては流石にしない。
懸念して50%CBを打ったのにチェックレイズが返ってきた(泣)パッシブな相手なら、フォールドをするが、相手のアグレッションが高いため、エアーのチェックレイズも沢山あると思うのでコール。
チェックレイズサイズが66%と絶妙。
2オーバーバックドアで一応ブラフレイズも考えたが、実行できず。
Turn
相手のターンのベットサイズが66%と不可解だなと感じた。
9xならチェックだろうし、2xならリバーでオールインに行きたいはずだから2eを打ってくると思った。
ドロー系のセミブラフなら自分は2e打ちたい。
Jがヒットしたのでレイズするか悩んだが、パッシブにコール止め。
今考えると、相手がアグレッシブだと思うなら、ブロック気味に50%サイズのレイズをするのはありだったかもしれない。
River
相手からポットオーバーのオールインが飛んできた。
この相手なら99はプリフロップで3betに回っている可能性が高い。
A2sは1コンボブロックしているので、残り1コンボ、K2sをどれだけコールしているか、52s,42s,32sがCOvsBBのレンジにどれだけあるのか。
こっちのハンドを9xと想定して、ターン、リバーで引いたTx、Jxをバリューでオールインしたか。
タイムバンクが足りなくて、迷っている間にフォールドになったが、感覚は大分コールした方が良かったと思っている。
Solverの回答
Flop
OOPの戦略
レンジ全体でチェック、ドンクベットの頻度はなし。(PIOでOOPのドンクを入力すると時間が大量にかかるのでソルバーはドンクなしで回しています)
IPの戦略
アキュレーシーは0.1。
全レンジ33%CBを採用している。
チェック頻度が一部残っているが、アキュレーシーをもっと精密にすればチェックはほぼ消えるかも。
AhJcは33%,50%のどちらのベットを打ってもEVの乖離はないが、レンジ全体の戦略で、33%CBを採用した方が良さそう。
OOPの50%CBを受けた際の戦略
トップペア以上のメイドハンドで抵抗し、フラッシュドローの一部をセミブラフでチェックレイズに回す。
チェックレイズを受けた際のIPのディフェンスレンジ
基本的にメイドハンドは下のポケット含め全て守り、2のトリップス、TPGK、2オーバーのフラッシュドローの一部をリリレイズレンジに回す。
A2sは100%リリレイズ。
Turn
※実際に私は50%CBを打っているので、次からの画像はソルバーの50%CB or Checkで回しなおした回答です。複数の混合戦略と、50%CB or CheckでEVの乖離がなかったので、こちらを採用。
OOPの戦略
トリップスやフラッシュドロー、ヒットしたJ等で引き続きベットを継続。
2eよりも66%CBの頻度の方が高い(自分はターンは2e,3e,一部ブロックサイズのベットしか使わないので、66%とか使われると凄い違和感を感じてしまう)
IPの戦略
66%CBを打たれた際のIPはJヒットの一部でレイズを返す。
オーバーペアは、クラブを持っていないハンドでプロテクションレイズ。逆に下のポケットは相手のブラフレンジを押さえているクラブ持ちはフォールド。(実に難しい)
フラッシュドローはほぼ全レンジで守るが、一部はフォールド。
クラブを押さえていない、2オーバーのAK,AQ,KQの一部がピュアブラフでレイズを返している。
AhJcの戦略
低頻度でレイズを返すレンジが存在するが、基本的にはコールで抵抗する。
River
OOPの戦略
オールインするバリューレンジ
ストレート、トリップス
オールインするブラフのレンジ
ストレートブロッカーのエクイティーのない、Kx,Qxの一部。
32を押さえている、エクイティーのない33。
AhJcの戦略
AhJcはコールした方がEV+のハンドでした。
終わりに
この振り返りをするまではコールしなかった自分に、凄いティルトしていました。相手のアグレッションが大分高いので、降ろされた感じが凄くしていて、ただただ自分にムカつくという感じ。
ただこの振り返りで気付いたことは、自分はストレートを対戦中に完全に見落としていましたし、リバーの振り返りで初めてストレートがあるって気付いたくらい、ティルトをしていたんだと思います。
相手がバリューでオールインしたのか、降ろせると思ってブラフでオールインしたのかは分かりませんが、このストレートを見落としていたことは負けるべくして負けたのだと、振り返りをして思いました。
余談
レンジが違うだけで、全然ベットサイズが変わる。
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