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美容ディーラーに未来はあるのか?

どうも、元美容ディーラーで美容ディーラーっぽいことで起業した者です。

「これから美容ディーラーはどうなるのか?」
という、どうでもいい論争が5年くらい続いていますね。
個人的には、美容ディーラーという職業の肩書だけだと不安だと思い独立しました。

しかし、考えが浅い部分が多々あったり、住んだことも無い福岡で起業したり、コロナの影響も多少あり中々、もがき苦しんでいます。が楽しく毎日生きています。ポジティブなタイプのようで良かったです。

それこそ、どうでもいい内容なので話を進めます。

題の結論から言うと
「今までの美容ディーラーには中々厳しいが、これからの美容ディーラーには活路がある」だと思っています。

まず、美容ディーラーという業界が高齢化になっているというか、構造が古いままってのがヤバいですね。働いている人は若い人も比較的多いですが会社の構造が古いところが多く、それなりの規模のディーラーの多くがもれなく創業30年以上。

これ何がヤバいのかって、そこそこの規模になってしまったが故に利益の出し方に限界が来ているし、色々と時代の変化に対応しにくくなってしまうんじゃないかと思うんです。構造を変えたくても変えられない状況になってしまってる部分もあると思います。

今回は、3つの不安要素を書いておこうと思います。
(何となく3つ書いてみます。沢山あるけど)

①材料では利益率を上げづらい
ミルボンのカラー剤はどこのディーラーで買っても中身は同じですよね。
そしたら、基本的に価格競争になりやすいです。しかし、今までは同じカラー剤を値引き合戦することはディーラーではタブーな雰囲気でしたがそんな概念はもう崩れます。なので価格競争はもっと激化する方向になります。
すると、一つの美容室のカラーの価格が下がると、同じ規模の美容室はあそこがその価格ならうちも同じくらいにならないとおかしい。となり、値引きの連鎖が必ず起きます。ドミノ崩しのように、規模やスタッフの人数、取引額、などで比較され結果的に多くの美容室の材料費が下がります。
すると。顧客数が多く、長く続けているディーラー程厳しくなります。
例えば元々30%利益があったとしたらどんどん目減りしていきます。下手したら半分近くの利益率になるかもしれません。売上を上げるより利益率を上げる方が相当難しいです。利益率が下がり続けると各所で歪みが出てきます。しかし値下げ競争に首を突っ込まないと売上自体が無くなる。致し方なく共食い状態です。すると次に何が起こるかというと、商品数を増やしたり、他が取り扱ってないメーカーなどを探し始めます。すると結果、在庫や仕入れが増えて利益は下がりやすくなります。

あとは一度在庫を仕入れると、仕入れ続けないといけないので基本的に商品数は増え続ける方向です。怖いですよね。

②ディーラーの商品説明は必要なくなる
これは、ネットのせいです。昔は適当な情報でも重宝されていました。昔って、テレビで未確認生物(ネッシーとかつちのことか河童)とかUFOとかの番組多くなかったですか?笑
ネットが発達して、今のテレビってかなり現実的になりましたよね。心霊系のテレビも減ったし、世にも奇妙な物語も減りました。
そんな時代になってしまったからこそ、美容ディーラーが説明するよりもネットで情報を拾った方が速いです。致命的なのが、多くのディーラー営業が美容師でもなく開発者でもない点です。ディーラーは何百、何千の商品の取り扱いがあります。Macのパソコン買う時に町の電気屋さんに説明聞きに行きますか?
ネットでairとproの違い調べたり、appleのショップ行ったり、YouTubeの詳しい人の解説見たりしますよね。近々もっと美容業界はそうなります。ディーラーが新しく出たオイルやシャンプーの紹介するより、インフルエンサーや有名な美容師がYouTubeで絶賛するシャンプーの方が説得力がありませんか?第一、それで商品が売れるので。

③オンライン化に向いていない
美容ディーラーの営業の主な仕事は訪問です。
しかし時代はオンライン化に流れています。訪問は大事ですが訪問の頻度は下げるべきです。すると人員が多いと生産性が悪くなります。歴史があり大きなディーラー程人員が多く、利益率が下がり易くなるのではないでしょうか。

他にもまだまだ、不安材料は多いのですが飽きてきたのでこのくらいにしておきます。

他にも、セミナー講師斡旋や雑誌の紹介などもディーラーに求められていましたが、オンライン化が進むだろうし、美容室がディーラーのライバルになることも考えれれるのでお客様であり、ライバルでもある状態にもなるかもしれません。美容室にはまだまだ伸びしろありますよね。話それましたが

今後は
・ディーラー自体には会社としての強み(ハード面・ソフト面)
・営業には個の力(利益を生み出す人)
でディーラーを選ぶようになりそうですね。
それくらいしか差別化がないので。

ただ、冒頭にも書いたようにこれから参入するディーラーにはかなり活路がある業界です。

大きな変化が30年以上起こっていない業界なので新規参入のディーラーは工夫次第では、その歴史をひっくり返すことができるかもしれません。利益率を低く見積もって事業展開していくのと高かった利益率が目減りしていく中で事業展開するのではどちらが有利か一目瞭然です。

美容ディーラーのゲームチェンジはどうなるんでしょうかね?
これについては何時間でも話せるしお酒飲めます。笑

ちなみに僕の戦略は、大手とすべて逆です。

来年が事業存続のターニングポイントなので、取引して下さい。

他業種でもお役に立てますし
美容室なら日本全国でお取引可能です。

ご興味ありましたらここに大体の事載っているので見てみて下さい。

https://linktr.ee/gogogenta55

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