松下 明 (Akira Matsushita)

noteを使ってブログを始めました。よろしくお願いいたします。 He empezado…

松下 明 (Akira Matsushita)

noteを使ってブログを始めました。よろしくお願いいたします。 He empezado a bloguear usando note. Saludos cordiales.

最近の記事

パナマ共和国 サンブラス諸島の民族手芸“モラ”の紹介 (最終回)

この記事は、下記の記事の続きです。 いよいよ“モラ”の紹介 最終回となりました。 モラギャラリー いかがでしたでしょうか? “モラ”のふるさと パナマ共和国 カリブ海側 のサンブラス諸島。 モラ 一枚一枚にカリブの自然の豊かさと、クナ族の女性のしなやかな発想 に魅力を感じます。 (今回紹介したモラは、1991年~94年にかけてパナマで収集した物でした。)

    • パナマ共和国 サンブラス諸島の民族手芸“モラ”の紹介 (その5)

      この記事は、下記の記事の続きです。 モラの由来モラの刺繍はシャーマニズムからくるボディ・ペインティングに由来すると いわれています。 現在はその図柄や色も多岐にわたり、クナの女性のおしゃれとして、そして 観光の貴重な現金収入源となっています。クナの女性がていねいに縫いあげ たモラは、赤や黒オレンジを基調とした布のなかに南国らしい原色が独特の 模様とともにおどり、カリブの海に輝く太陽とともにサンブラスの真白な 砂、エメラルドグリーンの透き通った海にうまくとけあって

      • パナマ共和国 サンブラス諸島の民族手芸“モラ”の紹介 (その4)

        この記事は、下記の記事の続きです。 モラ ギャラリー今回は、ひたすらモラ・コレクションを紹介します。 まだ 続きますが、今回はここまで。

        • パナマ共和国 サンブラス諸島の民族手芸“モラ”の紹介 (その3)

          この記事は、下記の記事の続きです。 モラ(mola)は、中米パナマの先住民族であるクナ族が独自に生み出した多重アップリケの布です。クナ族の女性たちが民族衣装の飾り付けとして伝統的に用いています。 モラは、色の違う布を重ねて縫い、模様の形にくりぬいて作られます。赤、青、オレンジなど鮮やかな色彩の布で太陽、動植物などをモチーフにした図柄が特徴です。 モラの模様のモチーフは身の回りの物から先祖代々受け継がれてきたデザインで、それぞれに願いや意味が込められています。前後で柄を揃

        パナマ共和国 サンブラス諸島の民族手芸“モラ”の紹介 (最終回)

          パナマ共和国 サンブラス諸島の民族手芸“モラ”の紹介 (その2)

          この記事は、下記の記事の続きです。 サンブラス諸島には個人による土地(島)の所有権はありませんが、ココヤシの木の持ち主は決まっているそうです。パナマ政府はこのサンブラス諸島を保護区として認めており、クナ族はパナマ政府に対して土地所有権と沿岸への利権を持ち、治外法権を確保しています。 このように民族としての意識が強く、特に女性は民族の血を誇るかのように、首都パナマ市内でもモラの民族衣装と独特の化粧姿で、誰はばかることなく通りを歩いています。男性にはこのような民族的な衣装等は

          パナマ共和国 サンブラス諸島の民族手芸“モラ”の紹介 (その2)

          パナマ共和国 サンブラス諸島の民族手芸“モラ”の紹介 (その1)

            パナマの北東部のカリブ海に 368の島々からなるサンブラス諸島があります。 その島々には、クナ族といわれるコロンブス時代から今に変わらぬ生活様式を維持している原住民のインディオが住んでおり、カリブの海とともに実に素朴な生活をおくっています。  人口約3万人のクナ族は、インディオといわれるだけあって、どことなく我々東洋人と同じような面影が顔にあらわれていて、体つきも小柄でがっしりとしていて、なんとなく親近感をおぼえます。男性は主として漁労・農業(とうもろこし・ユカいも

          パナマ共和国 サンブラス諸島の民族手芸“モラ”の紹介 (その1)