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期間工②

前回の続き

トヨタ自動車、田原工場で働く事になった、10年前。

自分が行う工程を、応援で来ていた正社員の人が大量の汗を流しながら、次々ロボットに部品を組み付けていく。

そこから、少しずつ、仕事をやっていくが中々、上手くいかず職制を呼ぶ事多々あった。

1日の仕事が終わると、手の指と足の裏がかなり痛い。

きついけど、やるしかないので、ばね指なりながらも頑張っていたら、1か月後だんだんと慣れてきた。

慣れたら、頭の中で違うことを考えていても出来る様になっていった。

しかし、工場の暑さは半端なく毎日4ℓのアクエリアスを持って行き、仕事が終わる頃には、4ℓ飲み干していた。

元々、代謝が良かったこともあり、また、少食の為昼ごはんを食べる事が出来なかった。

そんな時、いつもより体調が、悪くなり昼休憩の時にトイレに駆け込み、便器でアクエリアスを大量に吐いた日があった。

今思えば、熱中症に近いと思うのだが、吐いて少し休んで午後から仕事に戻ったが、吐き気が止まらず、職制に相談して、詰所で、横になっていた。

詰所でも、吐いてしまい、正社員のみんなが心配してくれ、仕事終わり寮に送ってくれた。
その時、コンビニで、高い栄養剤を買って飲ませてくれたのは忘れていません。

寮に帰り、そのまま眠り次の日も仕事に行った。

栄養剤が効いたのか、熱中症が治っていた。

まぁ、19歳という若さもあったのかもしれない。

そんなこんなで、6か月満了する事が出来た。

6か月間の思い出は沢山あるが、期間工の話しは、ひとまずここら辺で終了とします。

また、色々期間工の思い出が思い出せれば書いていきたいと思います。

以上。

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