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総評 ポケモンスタジアム(初代)

 ポケモンシリーズ初の3Dグラフィック作品。ゲーム自体の内容はともかくとして、それを成し遂げたことは後の作品への大きな貢献であり、またポケモンスタジアムシリーズ。本作の後に出るポケモンスタジアム2。金銀は本作があってこその作品だろう。

 (投稿)主は子供の頃、ポケスタ2、金銀をよく遊んだ。ミニゲームもバトルも楽しんだ。しかしこの初代ポケモンスタジアムは実は大人になるまで未プレイであった。幸運なことだったかもしれない。

 なのでこの度初めてプレイしたのだが、まあ一言でいえばポケスタ2の下位互換だ。動画ではプロトタイプと表現した。遊べんこともないが、どう考えてもポケスタ2の方が楽しめる。当然好み云々ではなく、内容の充実度の差だ。ポケスタ2は本作の課題点をしっかりと捉え、改善を施したのだろう。

 初代ポケスタの遊ぶモードは友達やCPUとのフリーバトルに、CPU相手のトーナメント。しかしどちらのモードでも使えるポケモンは151匹中、40匹。

ご覧の40体のみ出場可能。ピカチュウは出られるが、ライチュウは出られないという、ライチュウ推し激おこ案件
グラフィックのみ全ポケモン登場。
ミュウはなぜが常に眠っていた。
このエンディングは次回作への布石でしょう。

 当時の環境で強かったポケモンは軒並み使えるので、使用ポケモンはただかぶりする。特にトーナメントの方はレベル50の部において、当時実際の大会で入賞した選手の手持ちポケモンが登場する。これ自体は面白い設定だと思う。しかし案の定、手持ちポケモンは全員似たりよったりだった。まあそれは現在も変わらずだったりするが、この頃はそもそものポケモン数が少ないので、より顕著に感じる。

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