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会社の名前で仕事をするな、自分の名前で仕事をしろ。次元を超えたウルトラサラリーマン、田端信太郎 著『ブランド人になれ!』第三章、第四章

※第一章、第二章を読んでいない方はこちらをお読みください

第三章 会社なんて幻想だ。大いに利用せよ。


第三章では、会社という概念に会社員が立ち向かう行動を指南してくれました。会社に頼るのではなく利用する。会社員が立場的に厳しいことを受け入れた上で、ブランド人になるためにやるべきことが分かります。

『システムの歯車になるな。システムそのものを造れ。』
なぜ僕は、終身雇用クソくらえとばかりに次々と転職を繰り返してきたのか。
それは「システムの歯車」の一部になるなんて、まっぴらごめんだからだ。
君がブランド人として仕事をしていくならば、「ワクワク感を失い、システムの歯車になったら死んだも同然」と自覚してほしい。
(ブランド人になれ! より)

会社員は会社という組織の歯車の一部だと揶揄されています。「歯車の一部」という揶揄に対する議論はさておき、歯車とは何でしょうか?
歯車とは、すでに会社がつくったシステム(仕組み)に右向け右を強制させられていることを意味しています。
歯車の一部がいくら逆転しようとも、一部でしかないために何一つ抗えない。
「ウチの会社はこういうシステムだから仕方ない」で長いモノに巻かれた経験は、会社員たる者なら一度はあるはず。
システムの歯車になるのではなく、システムそのものを作り続けることが大事。
そしてシステムを作ることはこの上なく楽しい仕事なのです。
仕事の風呂敷を自分で広げて自分で畳むことまでをデザインする。
それがブランド人たるもの、最高にパンクに生きるということ。


「未開の荒野に乗りこみ、誰もつくったことのないシステム、誰も作ったことのない商品、誰も作ったことのないサービスをイチから作り上げる。
その仕事は、とてつもないワクワク感に満ちあふれているに違いない。ブランド人たるもの、荒野を目指せ!(ブランド人になれ! より)」

第四章 市場を支配しろ


はい、第四章です。だいぶ田端節に慣れてきたころではないでしょうか?ここからまた一段とクセが凄くなるのでお付き合いくださいね。
この章では、会社員が市場(世の中で必要とされること)を知らずして、ブランド人になることは難しいと説明しています。
自分がどうすれば市場を理解し、必要とされるブランド人になりうるのか、具体的なノウハウが詰まっている章です。

『現地、現物、現場を体感せよ』
ブランド人にとって必要な嗅覚が、自分が物理的に対峙している生身の人間が放つ言語化されないインサイトを嗅ぎ取る力だとすれば、
武器となる視覚は、遠く離れた場所で起こった事象が言語化されたとき、その情報が正しいのか間違っているのか見極める「情報リテラシー」だ。
本当に必要な情報リテラシーとは、自分に直接に関係し、自分の長期の人生や、短期の生活に影響するような判断を、正しく行うため、判断材料を揃えるためにメディアに接する態度や技術のことを言うのだ。
眼の前の情報が正しいのか、間違っているのか、その目を養うために自分が真っ先に実験台になってしまおう。君の情報リテラシーは、君が実際に感じた喜怒哀楽の総量、物理的に移動し、見聞きした体験の総量に比例して磨かれるだろう。(ブランド人になれ! より)

情報が溢れかえる時代に、受動的なまま情報を受取る会社員は絶対ブランド人にはなれないと思います。
能動的に情報を取りにいき、自分で咀嚼して腹に落とす。
その情報が事実である現実を自分の目で確認した上で、社会で必要とされる、役に立つことをインプットしよう。
「情報には価値がある」というが、必要なタイミング・人・場所に提供されない限り、その情報に価値はほとんどない。
だからアウトプットを考えた上で、必要な情報をインプットしよう。これは仕事だけでなく、人生全般に言えることだ。


「僕たちにとってトランプ大統領のニュースなんてどうだっていい。安倍首相にとってトランプ大統領がどういう人間かという情報はは大切だろう。ブランド人たるもの、常に、現地、現物、現場を体感しろ、そのことが’君の情報リテラシーをブランド化させる次元にまで高めるだろう(ブランド人になれ! より)」


最終回予告(三回しか連載してないけど)

第三章、第四章をアップしてみました。会社という組織が作ったシステムに組み込まれていないですか?市場において自分という個が発信して生まれる付加価値の可能性を感じ行動に移せそうですか?

最終回は、第五章〜第七章までをまとめて記事にします。

第五章では、ブランド人として発信者としての心構えとSNS活用術を伝授してくれます。
そして第六章では、人間力がブランド人には必要条件であることを述べています。最後の第七章では、ブランド人への道を切り開くカネにまつわる教えを乞うことができます。

「仕事とはカネで買えないエンターテイメントである(ブランド人になれ!より)」


ということで、次回もお楽しみに!拡散してね!

では、また!

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春木道洋@会社員2.0


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