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白ナーガstar

 圧倒的に旬は過ぎてますが1年擦り続けた自信作です。

【リスト】

緑18、青17、黒17、白8
ナーガ自身で土地基盤食ってるのが玉に瑕
緑16、青19、黒17、白8
色バランスバリエーション、最低ラインがこの辺り

ナーガのアクセス+着地に全力で寄せつつ、着地以降の打点の通りを重要視した構築です。


ハキリ4
 動くメンデルスゾーン。次ターン以降の使用可能マナが倍になります。ナーガに寄せて3コス生物が多くなった構築の歪みを矯正でき、多面展開で進化元の生存あるいはシンプルに打点を増やします。デッキ自体にシャッフ「5」宣言が致命的に刺さりますが、ハキリが場にあればシャッフ1体まではケアが可能です。
ジャスミンの地版と比較したとき、有効ターンがどちらも2ターン目でありそれ以降になるとバリューが落ちる性質は同じですが、最大値で見てハキリが強すぎるので続投となりました。なんならハキリはギリ3ターン目でもギリ許容まであります。


アプル0~4
マガツ0~4
 環境に合わせて変わるメタクリーチャー枠です。青か緑であれば割となんでも良くて、ターンを問わず機能するものであれば一部トリガーも無効化できるのでアプル、マガツ、とこしえなどがオススメです。同名メタ2体で詰める対面もあり複数枚要求する場面もありますが、デッキ全体を山堀ギミックに寄せているので3枚積みまで減らしても不足なく揃います。

マガツのみレクスターズやジャストダイバーを持っていて、メタだけでなくフィニッシャーにもなり得ます。


レクスカリバー4
 ナーガを起こして連パン、あるいはタップキル。マックstarと違いカリバー1枚で起こせる=蘇生2枠を強く使えるので連パンギミックを入れるならレクスカリバー以外ありえないと思います。これ自身がレクスターズなので各種進化元にもでき、シャッフケアやジャニットの追加打点が使いやすくなってます。スザクやプチョのケアにも一役買います。
ナーガが出た当時はまだ存在しておらず、巡巡スターにレクスターズつけてくれと愚痴ってたら出てきた思い出があります。逆にそれだけレクスターズで助かる場面が多いです。


学校男/ゾンビカーニバル2
 無限攻撃、着衣ジャニット、たまに面処理で使います。レクスカリバー+ドゥポイズの無限攻撃は割愛しますが、ジャニット+ドゥポイズで任意の進化元にジャストダイバーを付与する(着衣コンボ)ことで、マニフェストから進化せずとも選ばれないナーガを作れます。
ナーガ着地時点で1枚見えればラッキー程度であり、学校単体で後続を確保することができず、唯一コンボ前提のカードなので枚数は控えめです。レクスカリバー+ドゥポイズ+ジャニットstarで完全アンタッチャブル2+2+2+1点を作れます。

ゾンビカーニバルはほとんど打ちませんが、ロストマインドを打たれようと困るデッキでもないので脳死採用していいと思います。


ジャニットstar  2
 メタクリーチャーかつコンボパーツであり、3コスト以下進化生き物でシンプルに追加打点など各所で噛み合ってる生き物です。前述した着衣コンボだけでなくこれ自身のオニカマス効果やゲンムのシンカパワー誘発で面処理したりとデュエルマスターズの基礎的なアクションを一通りこなしてくれます。タギャースツやメタの枠を減らして3枚目も視野です。


ネ申マニフェスト4
 6枚でも採用したい最強レクスターズ。この上にナーガが乗れば概ねゲームに勝ちます。ジャニットに進化するとブロックされない効果が有効なので覚えておきましょう。

ゲンムエンペラー3
 山堀り効率が良く、ナーガの着地と同時にメタクリーチャーを処理できます。ナーガの着地と同時に対面のメタを除去、ナーガ攻撃時ゲンム+ジャニットで除去したりとシンカパワーがメインと思って構いません。なくてもいい対面があり、無視できない確率で手札が減ってしまうので3枚採用に抑えています。進化9枚採用で体感6割ヒットです。


デドダム4
 3→5ナーガだけでなく、ナーガから蘇生することで疑似5→7マナカーブになり、マニフェスト+ドニー+ナーガで選ばれないナーガを再装填できます。横展開メタビートで同コスト帯のナーガと鬼羅starですが差別点の1つとしてデドダムから進化可能で、4ターン目進化から溜めることなくゲームエンドまで狙える構築に寄せていったため間接的に白採用を促した要因とも言えます。(メタの選択やテンポ次第でターンを返すことも充分にある)


ドニー4
 デドダムと合わせて4ターンナーガのカードとして採用。進化元が横にあればドニーを面処理として使えます。白は8枚しかありませんがルーターで探しにいけるので色問題は気になりません。ハキリとも相性が良く、これ自身が色基盤になってるので4枚確定です。


タギャースツ1
 横に立てておけば破壊トリガー、GSを全ケアできます。疑似的に盤面全体に作用するので打点サンマッドとも相性がいいと言えます。
役割がジャニットと若干被っており、実際想定しているメインの動きは他のカードで完結してるのでこの枠は青か緑単なら何でも構いません。ジャニットやアダムの3枚目やメタクリーチャーが候補です。


サンマッド1
 ナーガに対応している確定除去で墓地手札マナどこに居ても扱いやすく、そこそこ3打点で突っ込みます。デドダムにしか乗りませんがゲーム中1体は絶対着地してるので進化元の不足は感じません。ゲンム、ドニーで散々語ってますが面処理かつ打点は強いです。2枚まで採用していいポテンシャル。


ネイチャー1
 ゲームに勝てるセットをノーモーションで揃えられるのでゲームに勝ちます。手札にもマナにもナーガがないとき、ドニー+山堀り系を出すことでワンチャンナーガが着地します。カマスアプルを出されて膠着状態になるなど、ロングゲームでは結構な頻度で面処理に使います。


アダムstar 2
 盤面勝負秘密兵器。刺さり具合は対面により大幅にブレますが、ラガンやライオネルなどデッキ的に苦手なカードをしっかり咎められます。侵略だけでなくハキリで出すパターンも稀にあります。
裁定変更によりEXライフなど除去耐性持ちを封じれない弱体化を受けましたが、それでも強いので続投です。


ナーガstar 4
 コスト3以下を蘇生でき、コスト3以下しか蘇生できない、構築時点でしんどい歪みを与えてくれたフィニッシャーです。ワンショット打点を揃えるだけなら楽勝ですが諸々をケアするため打点以外にリソースを分割して殴ります。

【コンセプト】

 ナーガstarデッキの性質としてデッキ内に強力なカードを同居させにくい性質があります。自身が充分なパワーを持っていて着地すればゲームになりますが、裏を返せば着地しないと話にならないのでまずは全力でナーガを探しに行けるよう方向を定めました。赤入りは打点の伸びが良くこの限りではありませんが、山堀りに寄せてなお白入りが強いと感じたためこちらで構築を詰めました。

「強力なカードを同居させにくい」を詳細に表現すると「3コスト以下の生き物を過剰に採用する」と言えます。触り始めの頃はシャッフや秩序など範囲外のカードを試していましたが、それ以上にナーガ1枚だけで戦えると分かりました。そんな訳でナーガの動きを通す方向に定め、ポジティブな意味で3コスト以下を過剰に採用するに至りました。

 3コスト以下で固めたものの5コストを目指して2でブーストから動いてもリターンが足りず、マナカーブが歪になりがちです。ブースト以外でテンポロスのない、ズルのできるカードを探した結果としてハキリとドニーを採用しました。
ハキリはターンが帰ってきたら実質2→6マナカーブで動けるので誰が見ても強さが分かるかと思います。2ターン目を逃したら弱いだとか処理されたら意味がないなど言われますが、対面次第でメタクリから入ることもありそもそも必須ではなく、処理された(させた)=実質ブースト相当と考えてるので対処されるまで含めての役割を意識してます。
ドニーは4コストですが2のブーストと違い3色持ちで、1体まで処理してからナーガの攻撃に繋げられる唯一性があります。ハキリ、ドニーどちらも盤面展開が得意なカードなので対面次第でナーガに頼らず打点を作れる点も優秀です。

【基本プレイ】

ナーガ着地前、着地後で分けて解説。
動き出しが早いほど対面の解答も狭まるので基本的に高速着地を意識します。

【ナーガ着地前】

 ハキリデドダムドニーでテンポ加速、メタで遅延してナーガを着地させます。
青緑黒土地を意識してトップデドダムを構えましょう。基本的にハキリを優先して動きますが、ハンデス系対面はリソースが続かないため出しません。

ハキリ+デドダム+ドニー+ナーガで3ターン目着地できますが、そこまでの速度を要求される対面が赤単程度です。
ゲンムから進化、ドニーで処理またはアダム侵略でメタ1体は処理できます。

【ナーガ着地後】

 カリバージャニットで打点加速、メタで遅延して負けないよう蘇生セットを選びます。
マニフェスト進化か着衣コンボで選ばれないなら打点を伸ばして、そうでないならとりあえず横に広げてターンを返します。

カリバー+学校男で無限攻撃が成立し、横に1体おまけが付きます。ジャスキルだけで見ればカリバー3回もしくは2回+ジャニットで充分であり、無限セットに頼らずとも打点を出せます。

学校男+カリバー+ジャニットの3枚で
ナーガ攻撃1回目:ナーガにジャニット、ジャニットとカリバーを破壊しナーガアンタップ
ナーガ攻撃2回目:カリバーにジャニット、ナーガアンタップ
ナーガ攻撃3回目:蘇生なし
ジャニットでダイレクトまで出来ます。
最小枚数で全打点選ばれない状態で通せるのでデドダム→ナーガの墓地が乏しい状態でも揃うので覚えておいてください。

【あとがき】

 選ばれずブロックされない無限打点を止められるデッキは多くないので、全力で尖らせてみました。
 ナーガ1本にフィニッシュを完全に任せて、他の枠をサポートにのみ回すコンセプトデッキらしい構造ですが、ナーガがあまりにも強すぎるのでカジュアルでも嫌われる悲しい獣になってしまいました。
2022年10月時点、苦手だった可憐(鬼羅star)が消えて不利対面は赤単アポロのみになったのでCSで握るデッキに悩んでる方は是非使ってください。

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