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青RxNEXT-井戸の底-

20thモルトNEXTのイラストが良すぎるので記念にデッキを組み直しました。

同時に登場した《とこしえの超人》にも屈しないよう調整したつもりです。

-追記
最新リストは【8月更新】まで飛んでください。

【コンセプト】

 《モルネク》を使えれば満足なので36枚の自由枠を考えます。
ひとまず手元にあった赤緑マゲ型を触りましたが、《最終モルト》《ノヴァ》にパワー負けしやすく好感触とは言えませんでした。(《ドルマゲドン》自身は強い)

《ドキンダム》を使用するものは禁断開放による裏目で横展開を制限されることがあり、カウンターで使おうにも《ボルドギ》が《とこしえ》に完封されるため自分は好みじゃなかったです。(《鉄拳》を使えば超えられなくもないですがデッキパワーを落とすようで微妙でした)

《不死鳥》やその他いろんな型を試したところ、拡張性の高さや上振れやすさを評価して《モモキングRX》を軸に構築していきます。

【デッキリスト】

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赤39、緑18、青8
《メンデル》の打ちやすさとギフトRX(赤緑緑マナ)を安定させるため充分な枚数の緑を採用し、《カツキング》をキャストしやすいよう青の枚数も確保しています。

【各カード】

-メンデルスゾーン
 《モルネク》を使うならセットで採用したいカード。
2→5ジャンプが強いのは当然として、マナ色基盤の整備にも貢献します。

《決闘者チャージャー》と違い唱えたあと墓地に火のカードが1枚以上落ちる=《NEX》が確実にパワード3点入れるようになるので覚えておきましょう。

-ボルシャックドラゴン/決闘者チャージャー
 5枚目以降の初動枠。ドラゴン参照が複数あり生き物恩恵を受けやすいので他の選択肢はありません。ボルシャック回収でセルフハンデスケアや単色キープができるので《メンデル》後のキープがマズそうならこちらを打つ場合もあるでしょう。NEX打点が増えないため頭2点のカツキングケアも狙えます。

手札で進化クリーチャーがだぶついているとき6コスト払って召喚することもしばしば。

-熱血カツキング
 コンセプトレベルでデッキを変えたスーパーカード。ボルドギ以外の受けが採用されたことで《とこしえ》+ジャスキルを牽制します。

テキスト通りの受けと処理を担い、無限リソースやデッキ固定といった盤外戦術にも役立ちます。

-モモキングRX
 今年一年可能性とポテンシャルを秘めた王来兵器。
初見の印象では《モルネク》に合わないと思っていましたが、これと《NEX》の受けられる共通のサポートが多く、無理なく戦略の幅が広がるためメインギミックとして採用しています。

くっつき先として進化8枚+チェンジで9枚採用しており、外してもルーターとして機能するので機能不全に感じることもありません。

-ボルシャック・モモキングNEX
 メインデッキの《バトライ武神》。
《RX》とセットで3、4ターン目から横展開を狙えます。メタクリーチャーを出される前に出してしまえば怖いものはありません。

スター進化で《ドルファディロム》を貫通できます。
RXミラーでは先に寝かせると上からタコ殴りにされるので気を付けてください。

自身を含めた進化クリーチャーも出せますが、すべて強制処理なためボルドギを捲った場合のみ裏目となってしまいます。割り切りましょう。

-ボルシャック・ドギラゴン
 攻めのボルドギ。
《RX》の進化パワーと合わせて相手の場に2体以上クリーチャーが居ればダイレクトアタックまで持ち込めます。
4枚採用していますが、除去は《カツキング》で事足り、NEXで捲りたくないので減量も検討されます。

-モルトNEXT
 カードパワーのバケモン、インフレが進んでも7コスト帯でゲームエンドまで持ち込めるカードはそうありません。
突っ張る《バトガイ》、溜めのバトライ程度に覚えておけば大丈夫でしょう。もちろんハートバーンもあります。

-紅王牙/クリムゾン・ビクトリー
 《ミクセル》や《カマス》、《チャラルピア》を処理するため呪文面をメインとした採用。連ドラギミックの邪魔にならず苦手なウィニーに触れるので最大枚数です。
しかし打点カードはあふれ気味なのでより押しつけの強い赤のドラゴンとの入れ替えも検討しています。

-オロチリュウセイ
 リソース、色基盤、トップ確認、SA付与を目的とした採用です。メインデッキの《ハートバーン》。
捲りの序盤で見えるとガチャ内容を確認しながら展開できるので、常に《バルチュリス》を構えているような感覚で打点を揃えられます。
添えれば強いのですが、サポートの域を出ず複数枚使うほどのカードではないため2枚採用となっています。

《王牙》や《武神》から出すとき、EXライフ処理は見ているカードで一番上のものがシールド化されるので気を付けましょう。

-追記
早期踏み倒しで得られるアドバンテージ、《閣》や他カードとのシナジーを評価して《プリン》全抜き《オロチ》4枚採用となりました。


-姫様宣言プリンプリン
(追記:不採用になりました)
 色基盤、かなりふんわりしていて調整枠です。
超次元2、3枠とセット採用でその中身次第で役割が大きく変わります。

マッハファイターは優秀そうですが9コストと扱いにくいサイズで、どうにも不便といった使用感ですが捲れて強いことも事実なので妥協で採用しています。

-勝利宣言鬼丸覇
 デッキ全体で見たとき相手に干渉できるカードが《マナロック》しかなく、展開しそこねた場合の決定力に欠けていたので採用。

相手に干渉できる赤単ドラゴンで《バジュラ》と調整枠ですが、あちらは《モルネク》から展開できず《NEX》に乗せてしんどい場面があり、非進化の《鬼丸覇》に枠を譲りました。
エクストラターン取っとけば負けません。

-メガマナロック
 赤単、ロック、最強。
連鎖途中で見えたら溜めの選択肢も考えましょう。

-フェアリーギフト

 マナカーブのごまかし。
特に言うことはありませんが《RX》は色要求が窮屈なので《メンデル》を持っていればそちらを優先しても構いません。

-ドギラゴン剣(バスター)
 殿堂の権化、RXパッケージによる更なる踏み倒し、《カツキング》のcip連打、除去からそのまま《RX》着地など1枚で上振れアクションを可能にしてくれます。

《カツキング》連打でボトムを固定し、後半の《NEX》で確定過剰打点を作れます。
《NEX》はスター進化でチェンジできないので注意。

近い役割で《ノヴァ》もありますが色が微妙なのでナシ。

【超次元】

-バトライ刃
 《閣》置いてターンもらえばほぼ勝ち。
《オロチリュウセイ》で《武神》を走らせたり、《カツキング》で疑似閣ループしたり頻繁にくるくるします。

《刃》、《閣》は捲りが任意、捲って当たれば強制なので頭の片隅に置いておいてください。逆に《武神》はすべて強制となってます。

《閣》から《武神》の龍解条件は、自分のターン中であれば相手のドラゴンにも反応するため相手の《ボルドギ》、《カツキング》、《ドラゴンズサイン》などにカウンター龍解できます(ただし、相手の効果処理より先の龍解になる)。これを利用してギリギリまで《閣》でキープする場面があるので覚えておいて損はないでしょう。

-ガイハート
 スパーク他トリガーケア、実質選ばれないクリーチャー設置。そもそも龍解タイミングを逃しがちで出番はあまり多くありません。7000以下破壊は強制なので注意。

-バトガイ刃斗
 デッキ唯一の手札から踏み倒し。あらかじめキープまたは《カツキング》で拾っておけば確実に踏み倒せます。

《モルネク+バトガイ》で《カツキング》を捲ると龍解→《モルネク》バウンスで手札から再び《モルネク》を投げられます。盤面から回収して出し直しは常に意識しましょう。

-ガイオウバーン
 《モルネク》を除去として使用。これ、《プリン》、《RX+ボルドギ》合わせておよそ10枚がcipで破壊除去になります。
龍解は2度目のバトル限定で強制です。

-ハートバーン
 ジャスキルが通るなら戦略的これ。後追いで出した《モルネク》から全体SA付与で使うことが多々あります。
10コストクリーチャーなため《シャッフ》や《火噴く》を避けやすかったりします。


ここまで確定枠で、残り3枠は調整枠になります。いくつか候補を紹介します。

-追記:《プリン》が不採用になったためドラグハート統一となりました。
《プロトハート》、《ビギニング》、《竜神丸》を採用しています。



-ビギニングエンド

 クリーチャー側を直接出せるので《モルネク》単体で《閣》→《武神》龍解へ持ち込めます。《ボルドギ》からブロッカー設置も強力です。

受けとして《竜神丸》が比較されますが、《ボルドギ》専用飛び道具で使いどころが限定的すぎるため不採用です。

-リュウセイボルケーノ、スプラッシュ、ガイア
 相手に依存せず最低限仕事するのでとりあえず入れましょう。
《プリン》枠のうち1つは確定でいいと思います。2枚目以降は要検討です。

-不滅ギャラクシー
 覚醒後で全員ブロッカーを付与できます。
しかし受けで使う場面はそれほどあらず、こちら打点を止められる場合スパーク系を打たれるパターンが多いのでブロッカーも機能しづらいです。

《ボルドギ》にブロッカーを付与したり、連ドラ途中で捲れて溜めの択が見えるなど強そうな場面もありますが超次元1枠割くほどの役割なのか悩みます。

-ドラヴィタ
 呪文に反応して任意で1体タップします。
《デドダム》や《ザーディクリカ》を寝かせて的にする目的でしたが、《プリン》着地の頃には他のアクションをしたほうが強そうな気もします。弱いわけではないので候補に持っておくといいでしょう。《NEX》で覚醒を狙えなくもないです。

あまりよくない言い方ですが、雑に刺さりやすいのでかなりオススメです。

-ストームカイザーXX
 エクストラターンが弱いわけない。3、4ターンで出れば間違いなく強いです。そう都合よく出せないので悩みどころ。フレイムコマンドなので《ドラヴィタ》覚醒の補助になります。

追記:タイミングを選ぶとはいえ覚醒すればゲームエンド級のパワーなので優先度は高そうです。

-ディアスZ
  覚醒後の制圧力はもちろん、オモテ面の殲滅返霊による山回復およびハンデスが強そうです。

-勝利ガイアール
 横に増えるSA打点。閣誘発に一役買ってくれるかもしれません。
出したターンであれば、進化先にアンタップキラーを引き継げます。

-勝利リュウセイ
 序盤で出せれば強そうです。多色シーズンなのでそもそも向かい風。

《プリンプリン》は次元次第でリソースにも打点にもなり得るので好みで調整してください。

【コンボ】

・カツキングアタックキャンセル
NEX以外の攻撃時にカツキングを捲ると攻撃中のクリーチャーをバウンスすることで《バトライ》、《バトガイ》をノーリスクで龍解できます。

・山固定踏み倒し、ボルドギ
《決闘者チャージャー》、《カツキング》で下に送ったカードを覚えておき、掘り進めたところで任意のカードをトップに持ってこれます。
メインプランと言っても過言でないほど頻繁に起こるコンボなので常に意識してください。
《鬼丸覇》や《モルネク》など重要そうなものは最低限覚えておきましょう。

・閣+NEX効果処理
盤面に有効な進化元がおらず山が分からない場合、閣から捲りを行います。
こうすることで《NEX》で進化クリーチャーを捲ったとき横に進化させる選択肢を取れる場合があります。


 上3つの連ドラギミックを活かして打点の展開を目指します。
相手に干渉するカードが少ないので打点展開以上のアクションを行えないのが今後の課題です。

【今後】

 《王牙》4枠は弄りやすく、《永遠》や《大王》のようなロックできるカードに差し替えてもよさそうです。

《とこしえ》添えのジャスキルに抵抗できてパワーもある《カツキング》色基盤でしばらく調整してみます。

【7月更新】

《ジャックポットエントリー》、《ドルガンノヴァ》など、《RXNEX》さえあればどうにでも派生できるのでアドバンスに飽きた人はぜひ。

旧型ではありますがこちらの動画で紹介していただきました、ありがとうございます。
https://www.youtube.com/watch?v=b8s7NSDtSbg

【8月更新】

ボルシャッククロニクルデッキの登場により新規カードを大量に採用、デッキ基盤こそ変わらないもののかなりの拡張となりました。

【暫定リスト】

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 《栄光ルピア》の登場により、《決闘者チャージャー》では成し得なかった盤石なマナ基盤の確保。《スーパーヒーロー/超英雄タイム》の小型除去といった痒いところに手が届く新規カードでかなりデッキらしくなりました。

 中途半端に見える《決闘者チャージャー》の枚数はブーストブースト《NEXT》かつ初動枠として10枚に収めた結果2枚採用となっています。《ボルシャックゾーン》は多色が好ましくないため今回は不採用。
体感で調整したので詳しい確率は分かりませんが、
《決闘者チャージャー》でおよそ2回に1回単色を回収できるとだけ覚えておけばいいと思います。

 《RXNEX》に加えて《栄光→NEX》も狙えるようになり、捲りの火力を少しでも上げるべく《ギフト》を不採用としました。同じ理由で《ボルドギ》も減量~不採用とし、新たな採用候補として《モルト覇》が浮上。

《栄光ルピア》を絡めた《オウギンガ》の展開もさることながら、《ジュダイオウ》《エンドレスヘブン》による制圧も健在です。《RXNEX》で捲った場合でも最低限SA打点になり、ブーストさえ持っていれば次ターンからマナ武装を狙えるので悪くない使用感でした。 


 《ボルドギ》、《紅王牙/クリムゾンビクトリー》、《モルト覇》は対面次第で役割がブレるので使用環境に応じて枚数を調整します。多色枚数さえ気にならなければ《オロチリュウセイ》を増やしたい気持ちもあります。


【雑感】
 これといって大きな変化もないため新たに書くこともありませんが、同時に現れた《赤緑ボルシャック》との差別化を図る必要がありそうです。

 《RXNEX》を不採用とし、《マゲNEXT》のようなマナカーブで構築する案もありましたが、5マナ域まで行けば《RX》のシンカパワー警戒で刻む打点を牽制できるため、実質受けであるという考えのもと続投となりました。

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