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白終幕

終幕コンボ系のデッキのジレンマであった色基盤の弱さ、絶妙なフィニッシュ力のなさが新カードで完璧に解消されました。

【コンセプト】

 デカッチ、ブレストで手札を整えてほぼワンショットコンボを目指します。終幕→Dジェラ→SF→終幕→ザーディといった具合に盤面を広げて過剰打点が理想です。終幕2回またはバルチュが絡めば6打点以上出せますが、やや運任せな要素が大きいためラフルルやDジェラでターンを跨ぐフィニッシュが基本となります。

 4コストの終幕サンブレードに続いて5コストのドラサイザーディの搭載でマナカーブが安定し、無理やりなワンショットに拘る必要が無くなりました。それぞれがメインコンボに必要なカードであり専用役割に終わらないことも高評価です。サイクリカマホズンと違い各カード同士のくっつきが柔軟で手札を増やす手段も豊富にあり、ようやくデッキと呼べるようになりました。

【リスト】

赤18、青25、白20、多色20

デカッチ/お出ましダッチ4
セミプーロ/ブレインストーム4

 新世代の初動パッケージ。ここ8枚を積むだけで特定のカードに依存しやすくなり、任意のコンボを安定して揃えられます。仕込み方については割愛しますが、これ自身が単色で4ターン目にマナ埋めしやすいので2,3ターンと脳死で連続で唱えると色事故でそこそこ死にます。
 9枚目の初動も試しましたがサンブレードのおかげでトップ仕込みなくとも充分戦えて、これ自身のトップデックが弱いため最低限の8枚採用に留まりました。

スーパーヒーロー/英雄タイム2
 テスタ他メタに打てたらラッキー程度の気持ち。上も終幕に対応していて稀に3000火力で使えます。手札1枚減る行為がそこそこ痛いので積極的に打ちたいカードではないです。よって2枚になりました。

バルチュリス1
ディール/ラッキーナンバー1

 4キルパーツの割り振りバルチュと疑似ダンテのラッキーナンバー。
特にバルチュは先にキープしなければならず使い勝手がいいとは言えませんが、赤単でコンボから打点に変換できるカードとして唯一無二の性能です。

D-Jealousy-灰撫/森ジャングル4(Dジェラ)
 新規随一のパワーカード。単体で5バウンス5ドロー割り振り、ラフルルにチェンジすればドラサイザーディまで視野に入ります。力業の突破やザーディダンテの回収などこれ1枚で無限に小手先テクニックがあります。

ラフルルラブ/未来から来るミラクル4
 ミラクルの登場によってようやくSFダンテの4枚採用まで踏み切れました。SFザーディに対応していて手札補充になり、ドラサイに繋がれば再度コンボ始動になります。4枚採用は過剰に見えますが上下ともに使うことを考えるとそれでも足りなぐらいでした。

ザーディクリカ3
 これ自身については特に書くこともありませんが、多色を嫌っての3枚採用となってます。

【コンボ】

 終幕、サンブレードともに革命チェンジからスタートするので、起点はどちらでも大差ありません。サンブレード起点の場合は盾6枚になるので若干要求値があがります。また、例外としてDジェラ→ラフルルでもコンボ起点になり得ます。

 終幕、ドラサイが絡むだけで半永久的に打点が伸びるためパッケージ単位ではなく各カードの打点の伸びが重要になります。SF終幕が最も安定して5打点以上出るので、サンブレード+SF+終幕はキープしておきたいです。
・SF→終幕
・(ミラクル)→ドラサイ→ザーディ

ここを経由すると起点が繰り上がるので更に打点が伸びます。
終幕ザーディ終幕がお手軽ボーナスコンボに感じますが、ザーディ自身がチェンジできないため2点にしかならず、唱えた終幕がボトムヘ消えてしまうので焦らず我慢も視野です。

そもそも、見て分かる通り特定のカードを複数枚使用するのでミラクルや森ジャングルでの大量ドローを挟むことが理想になります。

【小テク、立ち回り】

 Dジェラのバウンスは同じエレメントを選べるのでexザーディを回収できます。また、Dジェラ自身もバウンス出来るのでアタックキャンセルができます。余剰分のドローはもちろん、ダンテも同時に回収すればノーリスクで召喚ロックループをかけられます。

 終幕デカッチでボルドギや破壊系トリガーを無理やり貫通できます。赤ドラゴン系の対面でそこそこ狙って出すので覚えて損はないです。

【まとめ】

 構成がシンプルにパワーカードなだけあってデッキパワーも相当なものになりました。過剰打点の質と量がとんでもないのでモルネクみのある使用感になっています。バルチュ英雄タイムの3枠だけフワっとしてますが残り37枚は納得の構築です。置きDジェラもできる第三の起点として龍世界も候補でしたがノーガードコンボデッキは流石におもんないので英雄タイムでいいと思います。


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