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緑単パワー

 これまでの緑単パワー系デッキでは特定のマナカーブの再現が難しく、展開のために進化元や当たり先が不可欠で、ばらつきのあるゲーム展開になりがちでした。しかし新規ツインパクト2種により3→6を軸として盤面に依存せず、能動的なビッグアクションまで獲得しました。

 単色デッキでありながら栄光ルピア相当のブースト8枚積みの安定感とパワーサポートによる驚異的な爆発力を併せ持ちます。

【リスト】

40枚ほぼ固定

【コンセプト】

 グランセクト特有のパワー12000以上で恩恵を得るカード(パワーサポート)で固めて連鎖コンボを繋げます。メインエンジンであるバードリアント、クイーン、キャベッジそれぞれが自身も含めて連鎖できて、あらゆる起点からコンボを展開できます。

連鎖カードを増やしゴールとなるフィニッシャーをギャイアのみに絞ることで動きに再現性を持たせています。実際、ギャイア以外の候補は9コストより大きくなってしまい取り回しが悪く、着地に運要素が絡んでしまうため積極的に採用したいカードではありません。性能としてもギャイア1枚で充分なものと判断して、デッキ単位でギャイアに収束できるよう構築を寄せました。


 冒頭で初動は8枚と書きましたが4tアクションに必要なカードはキャベッジが必須であり、これでは誇張デッキと言われても仕方ありません。そこで擬似初動としてラパダイスとイチゴッチを採用し、キャベッジの触れやすさや3→6以上のマナカーブも狙えるようになっています。

確定枠で充分なマナブーストが取れていて、8〜マナあれば手出しからゲームエンドまで狙えるデッキなので素直なマナブースト行為にも価値があります。よって、半端な運要素でテンポを捨てるディザスターではなくラパダイスを採用しました。

【採用カード】

イチゴッチタンク/レッツゴイチゴ 3
 あってもなくてもいいが、あれば幅の広がるブーストです。具体的に、3→7で動いているとバードリアントやトリガー1枚からシンパシー軽減でクイーン召喚が出来ます。
また、上面が7コストでありそれだけでキャベッジ連鎖の役割を持てます。


ジャンボラパダイス 2
 各カードの枚数+1のような感覚です。ブーストで2マナ余るタイミングも多く、他に積極的に増やしたいカードもないためちょうど2枠収まりました。


バードリアント 3
 採用は確定していますが、枚数で悩みました。従来の型と違い進化元の確保が難しいためバードリアント自身を捲った場合を当たりとしてカウントできず、他の生物と違い出ただけで役割を持てる物でもありません。キャベッジ連鎖で見た時にマナに1枚あれば充分なため気持ち減らしての採用に落ち着きました。


オロチリュウセイ 2

 相手の場に依存せずATを起動できて、6打点以上はほぼ必ず揃います。ロックできなくても過剰打点で殴れば勝てるゲームなのでやってることは相性抜群です。多色が嫌すぎるので2枚です、同じテキストで単色でも2枚だと思います。

【コンボ】

 キャベッジで上から下に向かって連鎖し、バードリアントクイーンで再度下から上へ連鎖することで相手が耐える限り捲り次第で無限に生物が湧き出ます。

【バードリアント】

https://note.com/19981208/n/n439a25fddeab
キズナ連鎖については過去にまとめているのでこちらをご覧ください。

【クイーン】

 コンボというほどのものはありませんが、確定で山を1枚消費するので2体立てるとかなり死ねます。2体目が着地してしまった場合は、バードリアントかキャベッジのNEO進化で場から退けましょう。
オロチリュウセイでトップを確認したときにコレンココだった場合、その先の捲り次第で実質有効受け札が多くなることがあります。ターンを返しても負けなそうなら待ちが安定択です。

 シンパシーがめちゃくちゃ大事で、3→7+トリガー生物やソイルピンプギャイア→マナからクイーンなどピッタリ収まる場面もあるので軽減前提のプレイを心がけてください。

【キャベッジ】

 ほとんど準備なしに1枚から大量展開できます。
クイーン(オロチ)+バードリアント(7)+コッツナで前のめりに展開してもよし、ジスタ+イチゴ(7)+コレンココで溜めても盤面はほぼ確定で残ってくるのでそのまま押し込みます。

【まとめ】

 扉ディスペクターに続いて理論派捲りデッキの記録でした。
パワーサポートの強さはもちろんのこと、そもそもギャイアがぶっ飛んでいて成立しているデッキです。
40枚ほぼ固定と書きましたが、タマタンゴの3枚目以降は相手次第で腐りまくるので自由枠としています。コッツナ+ジスタ+タマタンゴで殴り勝つデッキを完封するために最低1枚は必ず入れてください。


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