私の「今年の漢字」


雪の地方の皆様…雪の影響が少しでも少ない冬でありますように😌
受験生とご家族の皆様…よき春がやって来ますように😊
来年こそは、無意味な争いがなくなる年でありますように🌹

『今年のふり返り』大みそかだし、やっぱり心のどこかで“吐きだしてスッキリしたい!”というホンネがありNoteに向かっています。もし、お付き合いいただけたらうれしいです。

今年をふり返るにあたり、とっくに「今年の漢字2023」は発表になっていますが、自分は何だろうと考えると「病」という漢字にたどり着きました。私自身はいたって元気に1年間過ごすことが出来たのですが、私の周りがとにかく「病人続きな一年」だったのです。自分の年齢を考えたら「高齢の親の健康問題」は“あっても不思議ではない”のですが、見事に重なったことが想定外でした。自分が健康でも、文字通り「身動きが取れない」状況が起こるもどかしさと、いつ何が起きても不思議ではないと覚悟して過ごさなければならない日々。何よりも「いつ終わりが来るのかが誰にもわからない」という状況がなかなか厳しいです。幸い、病院で過ごす親を静かに想いながら年を越せそう。これは本当にありがたいです。
そんな訳で年末は、本当に優先順位の高い方にだけ数枚、年賀状を書きました。(年賀状の用意自体、例年の半分以下。基本は“戴いたら出す”ことに夫と決めて)。

自分がどんなに健康でがんばれる状況でも、大人になればなるほど「自分の状況だけ整っていればすべていいわけではないこと」を痛感した一年でした。
基本的に挑戦したり成長出来たりが大好きな性格なので、自分以外の状況によって自分の気持ちにまで制約がかかることがどうにも厳しかったです。
もちろんそんな状況でも“何か出来るかも…”と、ギリギリまで希望を捨てず閉塞した状況や時間に抵抗しようとしてもみました。でも焦ってみても“私は私”と現状を無視して動こうとしても、現実の厳しさを痛感し、最終的には「今は違うんだ」という結論を出していました。
厳しい現実も決して“一人で立ち向かっているわけではない”ということを、いちばんそばにいる夫や、夫の実家の世話を任せてしまっている妹夫婦の存在を思うと“こんなときもあるんだ…”と思うしかないことに気づけた瞬間が確かにあったんだと思います。

今年をふり返ってみて「何も成せなかった」という感覚が、この何年かないくらい大きかったことは正直不満です。それでも、こんなに厳しい状況でも自分がどうにか元気で一年過ごせたこと。自分を含めて家族の健康に「日々出来ることをきちんと」と思い、食事作りに丁寧に取り組めたこと。必要としてくださる仕事があり、仕事をお任せいただける「人との繋がり」があったこと。少しではあっても、心が休まる機会や心を楽しませる体験があったことは、今年という過ぎ去ろうとしている「かけがえのない時間がくれたもの」として私の心に確かに残るものでした。

「病」というネガティブな漢字を選んだまま、今年を終えるNoteにしたくはありません。「病」によって自分や家族の健康を考えるようになり、健康を維持することや病をどうにか乗り越える方法をしっかり考えることの大切さに気づけたことは、どう考えても自分にとってプラスな体験です。(思いがけず子宮頸がん検診も受けることが出来ました)。

そして何よりも閉塞した日々の中で、現実を受け入れ誰かを頼りながらでも、自分なりに苦しい状況に「適度な距離を置いてでも寄り添っていくこと」を試行錯誤したこと。厳しい一年だったからこそ、努力と工夫で身につけた「心の耐久力や持久力」は私にとっての今年をふり返ったときに“確かに残ったものだ!”と言えるような気がします。

どんな一年であっても終わりが来ます。どんな一年であっても、新しい一年を迎えるときに誰に言われなくても、夢や希望を私は持ちます。ましてや“自分の心に感じた病”などとは、今年中にスッキリお別れしたいです!
今年をちゃんと経験し歩んで来た自分だからこそ、まず私が来年の自分に期待!これはいつものこと。「いつもどおり」に着地…一件落着です。

さぁ来い、2024年!新しい1年は2023年のぶんまで楽しんでやるんだ〜っ!!!
皆様にとって2024年がふり返ったときに「いい年」と思い出せる一年でありますことをお祈りいたします。

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