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歩き地蔵のお江戸面白地蔵物語VOL.112豪徳寺で如意を知るの巻

おはようございます。

今朝の板橋区の朝焼け。美しかったので上げさせてください。

この時間帯はまだ涼し気。今はちょっと湿気が出てきましたね。日々もそうだし、時間も、刻一刻と決して同じではありません。

ならば、今のベストの延長線で未来があるとすると、あ、今もあっと言う間に過去になるとすると、やはり自分の心に素直でありたいし、何かにトキメキたいし、小さなことでも喜びと笑いにしたい。

そのように決めて生きはじめたら、なんと、この世の中は面白いことの連続なんだと思います。

そして、やはり、「歩き地蔵の面白お江戸物語」を書くことができるのが、最大の面白い人生を歩むきっかけになったと自分では、本当に実感しているので、「歩き地蔵の面白お江戸物語」に感謝感謝です。

「ありがとう『歩き地蔵の面白お江戸物語』さん」

さて、昨日は風が強い暑い日でしたね。

ピンクの帽子が吹き飛ばされるんじゃないか?と思ったのですが、私の頭はもうカツラを被らなくても、ベリーショートのベティーちゃん風ってことで、、、、えい、帽子取って歩こうって・・・歩きました。

その気分爽快なこと。マスクもバスや電車や店舗に入る以外は外しました。

空気がなんとうまい~。

それで、今日は新宿の淀橋付近にある「咳止め地蔵」さんを参拝して、帰宅しようと思ったのですが、自分の足が、まだ、歩けるというので、、、、二度、伺って、コロナの影響で入ることが出来なかった豪徳寺に思い切って行ってみようと、淡々と目的地に向かいました。

歩きながら、撮影したのでぶれている。東急、世田谷線。下高井戸では、ぐるっと回って改札を通らないとならないので、間に合うか焦った。

透明人間みたいだけど、出発に間に合いたい人はとことん急いで走る。

こんな景色も私には、興味ふかく、面白くって仕方ない。

宮の坂で降りて、豪徳寺方面に向かって歩く。この道は三回目なので、目をつむってても歩けるくらいか?

いや、とにかく憧れの地なので、淡々と歩き、参道に到着し、感無量で写真を撮影した。

さらに、歩き歩き、どんどん山門が近づいてくる。

おめでとうございます。ちゃんと門が開いていました。

嬉しい。

そして、本堂や三重塔やもろもろを参拝し、目的地の招き猫ワールドに向かった。

もろもろ、写真も撮影しているけれど、

二点、いいのが撮れたので上げます。

僕らはみんな招き猫。上をむいて歩こうね。

やはり、私は写真を撮ると、エネルギーも拾ってしまうタイプなのかも。たとえ逆光だから撮れるものだ、と、科学的には言われても、なんだろう、自分でいうのも変だけど、オーラーぽい写真を撮るセンスがあるのかも知れない。

猫たちが私の訪問を本当に喜んでくれている気がした。

だって三度目で、実現できた奇跡の出会いだから・・・

招き猫ワールドかと思いきや、招き猫たちに囲まれた如意輪観音さんがいらっしゃったので、今日は如意輪観音さんと招き猫さんたちと会話できるといいかな~って絵を描かせていただいた。

では、みなさ~~ん、お願いします~~。

「は~い。おはようございま~~す」

「にゃんにゃんにゃ~~~んのおはようにゃ~~ん」

「うわ~大勢の招きかわいい猫に囲まれて、如意輪観音さん、羨ましい」

「う、羨ましいよね~。そうだよね~。これでも、結構、楽しいけど、忙しいんだ」

「そうなんですか?」

「にゃんにゃん、遊ぼ~、お腹空いた~ごはん~。おトイレ行きたい~、って、閉館したら。あ、寺の門閉まって参拝の皆さんがいなくなったら、もう、大変!!しちゃかめっちゃかよ」

「そうなんですね~」

「でも、そうなると、この寺の他のお地蔵さんたちも来てくれて、手伝ってくれるから助かります。あ、この間は井伊直孝さんも来てくれた。彼、猫好きなんで、、、」

「あ、直孝さんが猫にまぬかれて、雨風をしのげたって、それでお坊さんのありがたいお話もお聞きできたってことで、招福猫って呼ばれているんでしょ」

「そう、僕たち招福猫なんだもん~」

「わ~いい顔ぞろい」

「はい、にゃん」

「あ、話が突然に変わるけど、私、歩き地蔵のお江戸面白物語を書き始めてから、自分の細胞を信じきるってこと、なんだかつかみはじめている感じするんです。えっと、法華経の現代語訳という本を読んでてですね・・・私のガンを気持ちから治そうと教えてくださる方が、法華経にお詳しくって、16番がすごいっておっしゃるので、今朝、現代語で訳された本を読んでみたんです。まだ、はじめの部分しか読んでないのですが・・」

「何か新しい発見がありましたか?」

「はい。仏さんが悟りを開いたのは、今からまったく想像もできない遠い昔で、百千万億×千億劫のことで、例えていうなら、五百千万億×千億×十の五十六乗の三千大千世界をだれかが粉々に砕いて原子にし、その原子のうちの一個を手に取って、東の方にむかい、五百千万億×千億×十×五十六乗もある仏国土を通り越してから、その原子を置く。このようにして全ての原子を全部、置き終わった・・・とか書いてて、(春秋社・現代日本語訳法華経 正木晃著)なんだか、原子とか出てきて、なので、この世は仏さんが不思議な力でやっぱり作られたんだな~って思いました。それで、自分もこの世の一部だから、気持ちを前向きに思うと前向きに変化していくってなんとなく実感してて、自分の細胞がいい感じに動いてくださっているって思っていて・・・・」

「はい、それは、すごいことに気がついたってことです」

「それで、ガンの体のままなんですが、気持ちが生まれ変わったら、なんだか、自分のガンの克服がテーマで歩き出したお江戸地蔵物語なんですが、社会の今、新型コロナの影響で変革期なのですが、どうぞ、穏便に平和な世界にと、なんだか、人類をも思って歩く感じになっちゃって~~~~」

「すごい」

「それでですね、そう思いはじめたら。前よりもさらに歩けるんです。それで、西行法師空海さんとか、慈覚大師円仁さんとか、日蓮大聖人さんとか、松尾芭蕉さんとか、秋田だと菅江真澄さんとか、ひたすらに歩いて歩いて、絵を描いたり、句を残したりの気持ちがすごくわかるというとおこがましいのですが、このような気持ちだったのかな?って感じちゃって・・・」

「うん、何かの使命感?」

「そうなんです。しかも、コロナなので、遠くには行けないけど、身近にもこんなにたくさんの発見があって・・・久遠の世界というか、今の目の前のことさえも、一瞬で変わるというか・・・すごいって感じなんです」

「そうなんだね~」

「そう思うと愚痴とか言っている暇ないな~って思うんです」

「うん」

「全部がありがたくって・・・・」

「すごいね~」

「如意論さんにだから、こんな話をしたと思います。なんか、如意って、実に仏教ぽいお名前なんで」

「あら、ま~光栄でございます」

「さて、いっぱいしゃべってしまった。えっと、ちなみに本日食べていただきたいのは・・・猫饅頭です」

「こちらは豪徳寺 東肥軒の猫まんじゅう。ニコニコかわいい」

「こちら、岐阜県飛騨高山の稲豊園の招福猫まんじゅうです。ネットで調べたら、出てきたの。可愛いですよね~。さて、どちらお召し上がりになりますか?」

「え~どっちもって言うと贅沢言ってるかな?」

「いいですよ~。さ、では、どうぞ~」

「あ、招き猫太郎がじっと見てて食べずらいです~」

「あ、ですよね~みんなで食べたいですよね。よ~し、では、今までの修行の成果を~~~~ここで~~~お見せしましょう~。テクマクマヤコン、テクマクマヤコン、招福猫さんたちの分もどどんとここまでおいで~~~」

「じゃん」

「はい、みなさんの分もご登場です。さ~~~、みなさん仲良く召し上がってくださいね~」

「あ、shibuさん!わがまま聞いてくれて、ありがとうございますにゃん」

「如意ですもん」

「如意?」

「あら、如意論さん、ご自分のお名前なんですよ~。如意って、自分の願いは思うように叶って行くってことでしょ」

「あ、そうだったね~」

「あはは。いい感じ~」

「なんでもいいけど、饅頭うまいにゃん~~ありがとうにゃん~~~」

「良かったにゃん~~~~」

やっぱり美味しいは世界を救うにゃん。

これで行こうにゃん。

そうだにゃん。

今日も最後まで読んでいただきありがとうニャン。

嬉しいニャン。

あ、もしかしたら、一日中猫語かもにゃん。

あ、あ、あ、あ、あ、

ありがとうございます~~~にゃん。笑

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