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20171215社説から見る現代日本

おはようございます。

毎日を除いた四紙で昨日14日に与党がまとめた2018年度税制改正大綱を取り上げています。

本日も四紙の各主張を抜粋して紹介したいと思います。

日経:「個人住民税に上乗せする森林環境税や、海外への出国者から徴収する国際観光旅客税など新税の創設も盛り込んだ。新税の税収が新たな無駄遣いを呼ばないか心配だ。増税分は、喫緊の課題である社会保障制度の安定確保と財政健全化に充て、新政策は既存の歳出の削減などで賄うことを原則にすべきだ。」

読売:「新たに設ける森林環境税は、24年度から、住民税に年1000円を上乗せして徴収する。同じく住民税に上乗せしている震災復興向け特別税が23年度に終了する。この同額を引き継ぐ形だ。いったん手にした税収を手放さない発想であれば許されまい。」

産経:「自民、公明両党が来年度の税制改正大綱を決めた。高所得者に負担増を求める所得税改革に加え、企業に賃上げと設備投資を促す法人税減税を盛り込んだ。」

毎日:「中長期的に目指すべき姿を念頭に置きつつ、足元の政策課題に対応する。そうした取り組みが求められたのに、今回の大綱からは税制全体の将来像が読み取れない。」

<社説一覧>
日経:構造問題に踏み込みが足りない税制改革/米の利上げはどこまで進むか
http://www.nikkei.com/news/editorial/

読売:与党税制大綱 安易な税収確保策が目に余る/比に「慰安婦像」 日本の外交力が問われている
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/

産経:税制改正大綱 賃上げへ後押し継続せよ/英EU離脱交渉 混乱避け将来像の明示を
http://www.sankei.com/column/newslist/editorial-n1.html

毎日:新幹線で重大インシデント 危機感があまりに乏しい/羽生・井山氏に国民栄誉賞 伝統文化の新時代開いた
https://mainichi.jp/editorial/

朝日:税制改革 将来像なきつぎはぎだ/伊方差し止め 火山国への根源的問い
http://www.asahi.com/news/editorial.html

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