ライターの方向性や続けることを悩んだ先月の話
タイトルの通り、ちょうど1ヶ月前の1月下旬、ライターの仕事への方向性や続けることを悩み、凹んでいました。
方向性では定期的に悩んでいるのですが笑。今回はちょっと深かったですね、なんて言うんだろ、「闇期」みたいな(厨二っぽい)
要因は多々あり、本気で「やめようかな」と、一瞬でも思ったのは事実。
悶々としてい他のですが、その後幸運なことが重なり、ライターを続けることにしました。
ライターのお友達に思い切って相談したり、外で友達と会ったり、新しいクライアントさんを紹介してもらったり。
人とのつながりって、本当に宝物なんだなと思いました。
そんな私のエモいお話です。
突然の燃え尽き症候群
2019年の年末から2020年の年明けにかけて、私はとても燃えていました。
あれもやりたいこれもやりたい、いろんな可能性を試して、収入を上げて行けたらいいな。そんな風に燃えていたのです。
ライターとして単価を上げたいし、仕事も増やしたい
友達がオンライン秘書をやっているから、自分も挑戦してみたい
特化のアフィリサイトを作って収益化を狙いたい
インタビューできるライターになりたいから、インタビューを仮企画
編集にも回ってみたいな。「D」とかやりたい
年末年始マジックでしょうか、夢いっぱいですね。楽しいことならいっぱい。夢見ることならめいっぱい。
継続のご依頼をいただいていましたし、加入しているオンラインサロンでの公開フィードバック案件にも応募しました。
1月のお仕事としては、順調だったと思います。
継続クライアントさんが音信不通+提案した案件が消える
順調と言った同じ口で何言ってんだって話なんですけど、悲しいこともありました。
2ヵ月継続してくれていた、月5件以上の記事を依頼してくれていたクライアントさんが、突然音信不通になりました。
ランサーズだったんですが、12月末の支払い確定前後から、連絡が怪しい雰囲気だったんですよね。案の定、消えました。1月に再連絡したのですが、もちろんスルー。完全に切られたって感じですね。
突然音信不通になるクライアントさん、今までもいたのですが、初めてじゃないとはいえ精神的にダメージくらいます。
制作したの記事内容が不足だったのか、とか。フィードバックが多すぎてやってられない、と思われたのかなとか。マイナス思考の塊みたいになって、このあたりから鬱々した感情があったのかもしれません。
「このままじゃいけない」と、新しい案件に提案をしました。
ランサーズの案件で、中々単価も高く、提案数が最終的に90件以上もある人気案件でした。
この案件、結局クライアントが当選者を決めず、ランサーズ運営によって終了になりました。もしかしたら、良さそうな人だけに連絡して、依頼案件を作った可能性も否定できませんが。今回に関しては、クライアントのログインがまったく無かったことから、募集だけかけて消えたのかと思われます。
提案から3週間近く経過していたので、私の中でもやる気がどんどんダウンし、鬱々した気分が日に日に侵食されていました。
もちろんやる気も全部なし。いつも気分を上げるために、アニメ見たり漫画読んだりゲームしたりするんですが、「全部やりたくない」という、私の中ではワーストに入るくらいの「闇」の中にいました。
唯一、なーんにも考えなくていいバライティーは好んで見たいと思ったので、「激レアさん」や「イッテQ」や「月曜から夜ふかし」なんかを視聴。後、これまた頭からっぽでもいい「ツムツム」を半年以上ぶりに再開しました。
振り返ると、まじでヤバかった気がする…!
私ってどんなライターになりたいんだっけ?恒例の方向性迷子
ライター始めたときからずっと思ってるんですが、「得意ジャンルを見つけたい」という思いはずーっとあったんです。
でも私にはぜーんぜん強みと言えるジャンルがなくて、経験を生かせる「育児や子育て系」を主に書いてきました。
育児系ジャンルは激戦であり、一目おかれるには本当に厳しい世界。ママライターが増える中、私は頭一つ抜きん出ることはすごく難しい。
他にも持てる武器を増やし、武器を掛け算しながら営業かけて行かなきゃ!
じゃあ他の武器って?何したらいい?と、迷子が始まりました。
迷子になったら闇期に入り、そもそも私はどんなライターになりたかったんだっけ?何がしたいんだっけ?と根本からよくわからなくなってしまいました。
そしたら、Twitterで「今日は◯件書いた!」といった順調に見える人が眩しすぎて、うらやましくて。
1週間ほどTwitterから意識的に距離を置くことに。
ネガティブなことを呟きたくは無かったので、さらに自分の中にため込むという悪循環の中に入っていきました。
「このままパートだけにシフトして行こうかな。言われたことだけやってれば時給もらえるし」
こんなことも考えていたのでした。
ライターは手段であって目的ではないことに気づかせてもらった
お仕事をいただいているクライアントさんがいるとは言え、全部こなしても収入が多いわけではありません。
あんなに「あー!仕事したい!パソコン触りたい!」と思っていた私が、パソコンを開くのが嫌って思うようになるなんて。
このままではよくない。仕事も進まない。締め切りは絶対絶対破りたくない。なんとか気分を変えないと。
ぜんっぜん動きたくないけど、動かないと変わらないから、今自分ができること・したいことはなんだろう?と考えたら、「この鬱々とした気持ちを偽ることなく吐き出したい!」でした。
でもTwitterでは呟きたくない。そんなとき、一緒にフリーランス講座を受けたライター友達から、全然関係ないラインが届きました。
神かな?と、私は彼女に、ぜーんぶぶちまけたのです。
本当に、出会えて交流が続いてるのがありがたすぎる友達です。
彼女は私のことを否定せず、長文のラインに一つ一つ丁寧に答えてくれました。「Twitterが眩しいかた見ない、は悪くないよ。距離を取るのも必要」とか「Twitterにネガティブなこと書きたくないって、ちゃんと線引きできててえらい!」とか。涙出ました。
そんなありがたすぎる言葉の中でも一番心に残ったのは、「ライターは目的じゃなく手段だよね?」というもの。
私はフリーランス講座で「育児しながら無理なく、パート以上の収入を得たい」と言っていたそうです。「そうです」って他人事見たいですが、すっかり忘却の彼方だった。彼女は私が忘れていたことを覚えていてくれたんですね。涙出ました。(2回目)
彼女もいろんな理由から、在宅での仕事を選びました。
「在宅でできる仕事で、今選んでいるのがライター。だけど今後もライターだけで行くかはわからない。選択肢として、YouTubeもあると思ってるし、他にもあるかも。ライターは手段であって目的じゃないから、目的に視点を置いてみたらどうかな?」
涙出ました。(3回目)
本当にブレブレだった私を、しっかり立たせてくれた言葉でした。ブレている自分が情けなくて自己嫌悪に陥った私を、救い出してくれたのです。
「そっかー、ライターに固執する必要ないんだな。他の可能性を探してもいいんだっけ。」
気付いたらめちゃくちゃ楽になって、ようやく出口が見えてきた気がしました。
今までの仕事から新しい仕事につながった
出口が見えてきたとは言え、まだ本調子でないとき、既存のクライアントさんから新しいクライアントさんを紹介されました。
正直、まだ逃げ腰だったので悩みました。でもこれを断ったら、「闇期」の出口を完全に出た私が後悔する!と確信していたので、自分に鞭打って受けることに。
これが本当に受けてよかった!あのときの私、グッジョブ!
そしたら何か吹っ切れて、仕事に前向きになれたし、先のことが楽しみになってきました。「調子が悪かったの、ホルモンバランスの乱れだったんじゃない?」とすら思うくらい。今調子乗ってるかも。
「今までの仕事に誠意を持って行ったり、相手を思って提案したり、そんなことから「次」につながったんだよ。すごい!」オンラインサロンの友達に言われたことです。最初は「いや〜。褒めてくれるなんて優しいな〜」と思っていたのですが、それって自分のがんばりを認めてないのでは?と思い直し、素直に「頑張ってた私がいたから今がある!」と、自分を認めることにしました。
人は宝。そしてライターは手段の一つで、いろんな手段を持っていていい。
ライターとして、いつまでも自信のない自分が嫌でした。
「どうしてそんなに自信ないの?」と言われたこともあります。でもなかなか持てなかった。
それがようやく自信が持ててきたのは、愚痴を聞いてくれた友達だったり、がんばりを褒めてくれた友達だったりがいたからです。
冒頭で「サロンでのオンラインフォードバック講座を受けた」と書いたのですが、見ていた友達(と言うにはおこがましいくらい売れてるライターさん)が褒めてくれたんですよね。「文章力あると思うよ」って。これもめっちゃ嬉しくて。涙出ました。(4回目)
それもこれも、過去、自分がわかっていないだけで頑張ってたからなんですよね。だって2年前の私は文章を書ききることすらできなかったわけで。そりゃ、すごい人はいっぱいいますよ、ライターの中で。比べたらキリがないけど、だからって自分を卑下することはないんです、私はやりがちですけど。
人との出会いって宝物だって気付きました。
それから、ライターは手段だってことも大切ですね。今はライターをしているけど、他に向いてそうとか収益にできそうと思うことと出会ったら、方向性を変えてもいいんですよね。
どうしても「中途半端で止めること」に抵抗があって悶々としてたのですが、別に悪じゃないんですよ。今まで中途半端にやめたことたくさんあって、続ける方が褒められたけど、「中途半端」かどうか決めるのは自分だし、向いてなかったらさよならした方が時間を有効に活用できるのではないかな?と、ようやく思えるようになりました。
すごいライターさんいっぱいいて、自分なんて。と思う必要はないんです。だって私の目的は「自分が憧れるすごいライターさん」になることではなくて、「家で家事育児しつつ、パート以上(できたら旦那以上)の収入を得ること」だから。
収入得る→いっぱい書く・単価あげる→記名記事書く→権威性を持つ→ジャンル特化ライターが有利→何にもない自分→ライター向いてない
こんな悪循環から、目的を見直すことで抜け出しました。もちろん、ライターを続けるからには高みを目指しますが、目的ではありません。
がんばりつつ、自分を追い込みすぎないように、周りと比べないように。しばらくはライターを続ける予定です!
という訳で、私の闇期を吐き出しました。エモかったかな〜と!最後まで読んでくれた方、ありがとうございました!!
サポートしてもらえたら泣いて喜びます!子どもへのご褒美と、私の勉強代にさせていただきます。