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医療事務をしていたときの話⑤病院へ初出勤は緊張しかなかった

あっさり採用されて、初出勤の日がやってきました。
病院の入り口で、担当のKさんと待ち合わせです。

初めての出勤、絶対遅刻できないと思った私は、約束の時間15分前に到着し待機していました。
特に何の指示もなかったので、洋服は私服。普段カジュアルなものしか着ないけれど、一応キレイめの服にしておきました。

早く来たから当然なのですが、Kさんは全然来ません。緊張していたので、15分がすごく長く感じました。1分おきくらいに時計を確認していましたよ!



ようやくKさんが来たのは、約束からちょっと過ぎてからでした。途中、「もしかして私間違えた?」「昨日だった?明日だった?」と手帳を何度も確認しましたよね。間違いでなくてよかったです。

キレイめの洋服で行きましたが、これは全く関係ありませんでした。すぐに制服を渡され着替え。(余談ですが、次の日から普通にデニムで出勤しました)
総合病院の外来事務はほとんど同じ派遣さんなので、一通りあいさつしました。



私が配属されるのは「泌尿器科外来」と決まっていましたが、まずは病院のシステムとか、単純に病院内の地理とか、そういったことを覚えるために、会計にある「計算センター」で数日研修です。

「計算センター」とは、どこの病院にもある部署、というわけではないと思います。文字通り、医療費を計算する場所です。
「計算センター」には、外来の医療費をすべて計算するので、常にパソコンに詳細を入力している人たちが数名いました。
私より若い子もいて、タジタジです。すごい人に見えます。

上司となったHさんに教えてもらいながら、パソコンシステムを覚えます。最初はさっぱりでとにかくメモ、実践もメモを見ながらやるので時間がかかってしょうがなかったです。
ここでレセプト打ってるの?と思うかもですが、これはまだレセプトではありません。そのころはまだ「詳細」の発行が義務ではなかったので。

会計を待っている患者さんが大勢いるので、とにかくスピード勝負。打ち間違いは料金の間違い・ひいては病院自体の収益の間違いに繋がるので、スピードと正確性が求められます。

数日「計算センター」で研修しましたが、極めることはできませんでした。

サポートしてもらえたら泣いて喜びます!子どもへのご褒美と、私の勉強代にさせていただきます。