見出し画像

新年度

4月は多くの組織で新しい年度が始まる。私の環境でも、異動などにより体制が変更になった。

メンバーもそうだが、上に立つ者が変わると、その組織のマネジメントが変わることがある。マネジメントの方法論に絶対はないが、上に立つ者の色が反映される。

組織は新陳代謝を繰り返して成長する。人はいずれ死んでいくので、新しいものに生まれ変わらなければいけない。古いものを後生大事にしていると、時代の波に乗り遅れてしまう。保守と言えば聞こえはいいが、保身と関挙げればその組織はいずれ衰退する。

その節目の変化は時に違和感を感じ、しばらはフラストレーションやストレスを感じるだろう。しかし、組織の成長には必要不可欠だ。ストレスや人と人との摩擦がないにこしたことはないが、あって当然であり、変化を忌み嫌う者はただの保身でしかない場合が多い。

はじめて上に立つ者は、上に立つことの難しさをいずれ感じることになるだろう。人の上に立つということは、今まで下の安全地帯にいたときとは違うのだ。多くの者から指を刺される覚悟をしなければならない。

特に若い人が年上の上に立つ場合は、その軋轢は強くなりがちだ。しかしそれは決して悪いことではなく、よい経験にもなるし、決して恐れることではない。

新年度は新しいことと変化が生まれるものなのだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?