今の日本は、一言で表すと「ヤバい」状況だ。

新型コロナウイルスが流行している地域に格差はある。だが、国民は何かしらの自粛を求められていて、ウイルスという見えない恐怖に支配され、心が擦り減っていく人も少なくない。

私たちは歴史の教科書に載るような、重大な事態に直面している。

きっと数十年後の歴史の教科書には、「2020年新型コロナウイルスが流行し、世界で多くの感染者と死者を出した。」と書かれるだろう。

たった数行にしかならないこの文章を読んで、未来の子供たちはどう思うだろうか？

歴史は過去の出来事を知ることが出来る。だがその出来事を、後世に100％伝えられるかというとそれは無理だ。

歴史の中にいた人でなければ感じられないことがたくさんあるからだ。

だが、それでも私たちは未来へ伝えなければならない。

伝えられるだけ彼らに。

歴史は繰り返すだろう。たとえ、今のコロナが収束しても、人々が忘れた頃にまたやってくる。

そんな時、未来の彼らが困らないために私たちが出来ることは、この現状を綴っていくこと。

未来へ受けついでいく方法は、どんな形でもいい。

微力であっても無力でないはないのだから。