宝石の国の考察という名の賛辞
この漫画に対して、考察よりも何よりもまず、最大級の賛辞を捧げなければならない。…という姿勢で、以下に話を進めます。
漫画版宝石の国の百七話までのネタバレ前提です。よろしくお願いします。
どんな生活を送ればそんな発想に至ることができるのか皆目見当がつかないこのパートはただの感想なのですが、よくもまあこんなに美しく壮大で完璧な物語を、12年かけて百八話(言わずもがな、人間の煩悩の数)に収めてくださったものよ…
まず、著者の着眼点の鋭さに敬服の念を禁じ得ません。
仏教の見地