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Vol.398|「Lマジハロ」が頭一つ抜けた状態へ。「Sクラクレ」は注目機種。Pは厳しいか。

S新機種6機種がリリースされました。さらに12月後半には「Lバジリスク絆天膳」がリリースされることで市場には小さくない変化もあると思われます。その前に、既存機種の変化と現在をみていきたいと思います。

先に振り返りからの結論をまとめておきます。スペックや演出の要素はあえて省いた場合、共通する長期貢献のポイントは主に3つ
(多くても10000~12000台までの販売台数)
(低くても、高くても良いがC単価3円の機種たちと競合しない単価帯であること)
(実践動画が定期的、タイミング良くアップされること)
だと仮説を立てています。理由はそれぞれの機種コメントをご参照ください。

「Lとある魔術の禁書目録」
初動(14日経過時点)からの貢献予測は20週以上。
しかしながら4週目(31日経過)現在の数値上は10週未満となっています。
これは同機が初動先行型の機種であったこともその要因の一つと考えられますが、それよりも、すでに3円単価帯の機種が供給過多であることが大きく起因していると考えています。

「L大工の源さん」「Lひぐらし業」
4週貢献終了の見込み。

「SエウレカタイプA」
初動(14日経過時点)からの貢献予測は20週以上。
4週目(31日経過)現在の数値上も20週以上の予測変わらず。今回のS新機種「Lマジハロ」同様に、玉単価帯が低めに設定されており、競合機種がそこまで多くないことも好調の要因ではないかと考えています。



「L転スラ」
初動(14日経過時点)からの貢献予測は12週以上。
9週目(66日経過)現在の数値上は12週程度の貢献予測。おおむね予測通りの貢献機関となりましたが、やはり同機も遊技単価帯においての競合機種が多いことが伸びきらなかった要因ではないかと考えています。


「L戦国乙女」

初動(14日経過時点)からの貢献予測は19~24週以上。
13週目(94日経過)現在の数値上は20週以上の貢献予測となっており、初動よりも伸びています。同機も遊技単価帯がズレて(高めに)いることも、貢献期間が伸びている大きな要因の一つではないかと考えています。

「Sグランベルム」
初動(14日経過時点)からの貢献予測は5~8週。
13週目(94日経過)現在の数値上は15週前後の貢献予測となり、大幅に貢献期間が伸びている機種です。貢献終了が近くなった6~7週目くらいに、「スロット実践動画」が連続でアップされたことが起因しています。非常にレアなケースの機種です。もう少し早いタイミング(遊技客数がもっと多いタイミング)だったらさらに貢献が伸びることになったのかもしれません。



「Lキン肉マン」
初動(14日経過時点)からの貢献予測は9~12週。
17週目(122日経過)現在の数値上は19週貢献予測となります。4週目以降の落ち幅が極端に緩やかになり、支持率130~140%の推移が続いていました。まもなく100%を下回るため、貢献終了間近ですが、十分に活躍してくれた機種といえます。



「S戦国恋姫」

初動(14日経過時点)からの貢献予測は19週以上。
20週目(142日経過)現在の数値上は21週貢献予測となります。おおむね初動からの予測どおりとなっています。そこまで強く、認知度の高いコンテンツではなかったにも関わらず、長期貢献となっていることから(販売台数の少なさ)(C単価帯の差別化、競合機種の少なさ)も大きな要因ではないでしょうか。


「Lからくりサーカス」
初動(14日経過時点)からの貢献予測は6~12週以上。
22週目(157日経過)現在の数値上は27週以上の貢献予測となります。
こちらは非常にレアなケースです。5週目以降から直近まで支持率の落ち幅が極めて緩やか(130~140%)となっています。こちらも先述している「スロット実践動画」が定期的にアップされていることもその大きな要因であると考えています。


「L主役は銭形」
初動(14日経過時点)からの貢献予測は12~15週以上。
30週目(213日経過)現在の数値上は33~35週の貢献予測となります。
下がり始めたタイミングで「実践動画」がアップされたこと、また遊技単価帯が3円強と少しズレていることもその要因だと考えています。


「L北斗の拳」

初動(14日経過時点)からの貢献予測は25週以上。
35週目(248日経過)現在の数値上は40週前後の貢献予測となります。
初動からの予測どおり、非常に長期の貢献となりそうです。しかしながら同社「Sカバネリ」と同程度の単価帯であること、また他にも多くの同単価帯の後続機種があること、そして販売台数の多さにより、中々支持率が大きく持ち上げることはありませんでした。本来はもう少し短い貢献期間になってもおかしくないとは思うのですが、(北斗=7の日、全国的な運用優遇)など、メイン機として運用側も遊技者側も認識していたこともここまでの長期貢献になっている要因だと推察されます。


「Sカバネリ」
初動(14日経過時点)からの貢献予測は???週以上。
75週目(522日経過)現在の数値上は80週前後の貢献予測となります。同機に関しては
6.5号機初の機種であったことで、(同機=6.5号機の遊技感基準)となったと考えています。同機を基準(模倣)したバランスの機種が多くなったことは仕方がないと思われます(基本的にどの業界でも人気商品は模倣されるため)。固定ファンが存在する機種であるため、続編には確実に注目が集まることになります。そのことも考慮し、次につなげるイメージで、これからも大切にしておきたいところです。


かなり厳しい数値に。初動先行型の機種の要素があるため、貢献期間はかなり短くなるので反。


「Lマジハロ」がもっとも高い数値に。C単価、MYは低めの設計にも関わらずこの数値は非常に優秀。緩やかに下げ止まる可能性が高いため、長期貢献に期待できる機種となります。3円単価滞の機械とも差別化できるか。台数少なめも◎
「Sクランキークレスト」もAタイプの中ではわるくない数値。今後の推移に注目しておきたい。


では本日もさっそく行きましょう!
(パチンコ新機種)


(スロット新機種)


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