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■vol.125【1~4月は甘デジ、5~8月はライトミドルを狙え!】

実は機種の貢献や良し悪しは「機種自体の実力、ポテンシャル」だけではなく、販売時期など環境要因も大きく影響しています。なので今回の内容は

【1月~4月は甘デジ、甘海など低単価機種がトレンドサイクルに】
【5月~8月はライトミドルなどがトレンドサイクルに】

ということをお伝えするための内容となっています。これらのタイミングに販売される「甘デジ」「甘海」「ライトミドル」新台は(もちろんスペックの良し悪しは判断した上で)注目しておきたいと思います。また中古機戦略も闇雲(安い、支持率が高い)に選定するのではなく、市場のお客様の遊技トレンドに沿ったものを選定していくことでより効果的な投資をすることが可能であると思われます。

もちろん「スマパチ」「スマスロ」「e必殺仕置人」「L北斗の拳」をはじめとして高い集客要素を持ち、売上に期待できる魅力的な新台は当然魅力的です。しかしながらわるい機械を良い機械でめくり続けるサイクルは結果的に店(企業・法人)の利益を圧迫し続けています。これは市場が縮小し、遊技されるお客様の数が減っているのではなく、そうさせている業界構造に問題があるためであると、個人的に考えています。新台を買わないというわけではなく、魅力的でお客様の興味を惹き、売上と収益を上げてくれる新台はしっかり買いつつ、前述のような長期的な視点で”入替面積を減らしてくれる機種構成”を目指していくべきです。

いまはメーカーの販売戦略がホールの何枚も上手をいっているため、業界全体が「機械を買わないと潰れる」と思い込まされています。そういう意味でも完全に売り手市場ですね。(メーカー側も商品が売れないと潰れますから必死になって当然ですが)

今の買い方がそのまま進行すると仮定した場合、極論ですが【すべてハイスペック機(ハイミドル、スマスロ、スマパチ)で店が埋め尽くされる】ことになります。そして多くのホールが確実にその方向へ進んでいます。

長くなりました。是非一度、皆様の店舗におかれましても過去を振り返ってみていただきたいと思います。
【2021年の1月~4月の甘デジの推移】
【2022年の1月~4月の甘デジの推移】
そして現在
【2023年の1月~4月の甘デジの推移】

また未来の市場予測のために
【2021年の5月~8月のライトミドルの推移】
【2022年の5月~8月のライトミドルの推移】
上記を振り返ってみていただきたいと思います。そして今年の
【2023年の5月~8月のライトミドルの推移】


を予測していただければと思います。当然その間もメーカー側は主軸機をメインに販売戦略を立ててくるので、どのホールも同じような機械を、これまでと同じように買うことになります。そしてこれまでと同じ結果に帰結していき、同じことを繰り返しつつ、状況は悪化していきます。

「スマパチが出れば状況は今よりも良くなるはず」
「〇〇が出れば状況は今よりも良くなるはず」

と過去に願ったことと同じことを願いながら。
(※本日の内容の数値根拠は明日以降にアップ予定)

P業界の准教授@Pラボラトリー
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