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■vol.81【5月GW前対策】2023年はココが起点の月になることはほぼ確実

4月のPS新台のリリース予定はいまのところ
Pダンバイン2:1.5万台
E聖闘士星矢:2万台
Eソードアートオンライン?:2万台?
P郷ひろみ:0.5万台
P哲也:0.4万台
Pプロゴルファー猿:0.3万台
P炎炎の消防隊?:1.5万台?
L北斗の拳:4万台
Lゴブリンスレイヤー:0.8万台
L銭形:1万台
Lうる星やつら?Lサイボーグ009?:0.5万台?
S炎炎の消防隊:1万台
Sハーデス:2万台

(パチンコで8.2万台、スロットで8.3万台)
が予定されています。この他まだ増えると思われます。

と、いうことで特にスロットの販売が多いのが特徴的です。またPもSも「スマパチ」「スマスロ」の話題性に加えてリリース機種のタイトルも強めのものがあるため、月としての重要度も激高です。

前半戦おそらく最も投資がかかる月であり、投資するほど当然お客様(市場)も動きやすくなることから、ここで傍観者になるわけにはいかない月であるとも言えます。


―5月GW前リニューアルの準備

当然、いつもの流れで5月GW前にはリニューアルする店舗が増えて~、という流れは当然起こります。

本日の内容は「5月GW前リニューアルするならこの内容!」といったものではありません。どちらかというと、【5月GW前リニューアルはもう始まっている!】といった主旨の内容となります。多くのホールで予定されているリニューアルの内容は

・「スマパチ」導入による種別変更、P増台、コーナー新設など
・「スマスロ」導入による種別変更、S増台、コーナー新設など
・設備変更、装飾変更、店内レイアウト大幅変更
・交換個数の変更
・新種別、新レート実施

大小含めて概ね上記の内容のいずれかが選択されることになると思われます。もちろんわたしもそうです。話題性が高すぎるのでこの辺りは形だけでもやっておかないと競合にお客様がながれることは確実なので攻める意味でも、守る意味でもやらない選択肢は無いという状況です。

そして攻めるにしろ、守るにしろ、リニューアルを行う目的は当然、
【自店にご来店いただき、自店のお客様になってもらうこと(=売上アップ)】
ということになります。しかしながら、前半部分の「自店にご来店いただき」という部分は多くのホールが注力されますが、後半の「自店のお客様になってもらうこと(=売上アップ)」に関しては具体的なアクションを起こし、努力されているホールが少ない状況です。

結論からお伝えすると、
【自店のお客様になってもらうこと=会員登録をしてもらうこと】
【自店のお客様になってもらうこと=会員カードに貯玉、貯メダルをしてもらうこと】
です。

多くのホールが派手な装飾や謳いだし、アピールを行い”とりあえず来てもらうこと”には注力するのですが、それ以上のことを行わず、当日の稼働率に対して一喜一憂して終わり。あとはツール任せ(※今回であれば「スマパチ」と「スマスロ」の機種力、訴求力)となります。

つまり、今回の内容のリニューアルも、週末に行うイベントも、演者を呼んで集客することも本来は“キッカケ”でしかありません。このキッカケを利用して如何に【自店のお客様になってもらう】ことができるのか?もっと言うなら、放出も単なるキッカケでしかありません。【自店のお客様になってもらう】ことができなければこれらのアクションの意味はありません。


―【5月GW前リニューアルはもう始まっている!】の意味は

先の文脈の中で【5月GW前リニューアルはもう始まっている!】とお伝えしています。この意図は【自店のお客様になってもらう】ための準備はもう行うべきである、ということです。会員獲得って実はハードルが高く、技術や気配りが必要です。常連様の顔を覚えておかないと「何回聞いてくるの?」「前も同じこと聞かれたよ」となりますし、気配りができないと「大当り中で動けないお客様に声を掛ける」「明らかに負けているお客様へ声を掛ける」など負の感情になっているお客様に声を掛けてわるい印象をもたれてしまう。など、逆にストレスになったり、負けているお客様にとっては離反動機になる可能性もあります。

また会員カードや、貯玉・貯メダルのメリットは
「貯玉・貯メダルでの遊技の方がお客様にとってお得」
「ポイントを貯めて商品と交換できる」
「どうせ行くなら会員カードをもっている店に行く方が良い、という心理が働く」
主に上記のようなものになります。これらのメリットをスタッフに周知させることも大切です。そうでないとただ形だけの声かけ仕事になるため、お客様のストレスになりかねません。

「5月GW前にリニューアルで〇〇と〇〇をするけど、それは会員カードの登録者を増やしたり、貯玉・貯メダルをしていただくお客様を増やすためだよ。それが結果的、実質的に自店のお客様を増やすということだよ。」

という認識を徹底的に周知しておく必要があります。これは今回のようなリニューアルの場合だけでなく、あらゆる施策や企画を行う上でもです。


―まとめ

結論とまとめです。
【5月GW前リニューアルの目的は会員登録と貯玉・貯メダルを獲得するため】
です。ただやって終わりにならないようにするために、今から準備しておきたいところです。花火の大きさを競うのではなく、花火の大きさをキッカケにして実質的なファンを増やすのか?そしてファンを増やすの定義は「自店の会員を増やすこと」です。

今回の”キッカケ”は非常に投資額が大きいため、その分お客様の反応や期待値もあがります。繰り返しますが、花火をいかに大きくするかについて考えるのではなく、花火を使っていかに自店のファンを増やすのかについて考えていきましょう!

P業界の准教授@Pラボラトリー
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