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■vol.218【来週のPS新機種についての所感と希望的観測と】

今日もまずは新機種「PA機動戦士ガンダムユニコーンbY」を中心とした甘デジの13日目の各数値チェックです。

甘デジの13日目の各数値

13日間の平均は上記に示すように(稼働率48.6%)(支持率203%)となります。同13日目の新機種でこれを超えているのは「PAフィーバー機動戦士ガンダムユニコーン bY」「P麻雀物語47AR1Y」「Pとある科学の超電磁砲 最強御坂VerRVZ」「P戦国乙女レジェンドバトル9YU1Y」「PハイスクールD×D真紅 GCA」となります。概ね先日までと同じ顔ぶれの機種となっています。ここから来月にかけては甘デジ、ライト機種の市場ニーズが上がっていくことが予想されます。「PAフィーバー機動戦士ガンダムユニコーン bY」を含む来月以降の甘デジ・ライト新機種の動向に注目しておきたいと思います。

今日は改めて、来週からのPS新機種の整理と、それぞれに対する個人的な所感を合わせてコメントさせていただきます。今日はパチンコ新機種を。

「P甲鉄城のカバネリ」1/319、6500台
右打ちまでが特殊なルートとなります。突入70%で平均4000個を獲得。そのあと50%を突破してはじめて右打ちとなります。右打ちは92%継続で期待出玉は約5800個と他機種に比べて低めの数値です(分岐Sも高い)。突入率と突入時の期待出玉が高いことは魅力ですが、右打ちまでのハードルが高いこと、また右打ち自体の期待出玉が低いことがポイントの機種です。上手く「Sカバネリ+カバネリあやめの誕生日」と合わせて訴求できればと思います。
 
「Pわんニャンアドベンチャー」1/199、10000台
突入率50%、継続率70%。右打ちの出玉は平均1500個、期待値は約5000個。ライトミドルのバランスとしては右ひだりの偏りなく、バランスの取れたスペック。しかしながらライトミドルで実績を残しているのは20週を超えた「Pジャギ」と同社Pギンパラ199が15週貢献終了となります。Pギンパラ199のようにシニア層に対しても一定の支持を得られればある程度の貢献が見込めるのではないかと考えています。
 
「Pスプラッシュスプラッシュ」1/199、7000台
突入率50%、継続率90%、右打ちの出玉は平均330個、期待値は約3300個。突入時に3000個を持って右打ちに突入するタイプです。ライトミドル帯で突入時3000個は魅力ですが、その分右打ちの期待出玉が低く設定されていることがどのように受け入れられるkに注目しておきたいと思います。
 
「PAウルトラマンティガ」1/129、4000台
突入率53%、継続率84%。右打ちの出玉は平均650個、期待値は約4100個。遊タイムなし。非常に右打ち性能の高いスペックです。ハイミドルの飽和が進み、遊興費の減少となっている中ではユーザーのリスクとリターンのバランス感としては同機がマッチするのではないかと思われます。非常に興味深い機種となります。
 
「PA地獄少女華」1/129、2000台
突入率48%、継続率79%。右打ちの出玉は平均790個、期待値は約3800個。遊タイムなし。こちらも右打ちの性能が高いスペックとなります。ただし前述のティガと大当り確率は同じですが、突入率が若干低く、右打ちの性能も低いことが特徴です。ハイミドルの実績は地獄少女が勝っていることからコンテンツへの期待は本機が勝ることになるか。
 
「P乃木坂」1/129、4000台
突入率51%、継続率72%。右打ちの出玉は平均230個。72%ストックを最大5個ストック可能。そのため一回当たりの期待値875個だが、右打ち突入時に平均2.7個のストックをもった状態となるため、(875×2.75≒2400個、ここに右打ち時のストックが加わる)遊タイムなし。面白いスペックとなるが、過去のこのタイプの機械は総じて体感出玉が低く(実際のTYも低めとなることが多い)、実績も高くないため、本機も同様の懸念があります。またシンプルでないことは現在のユーザーの嗜好からするとマイナス要素ではないか。
 
「P銀河鉄道999」1/100、1500台
突入率42%、継続率65%。右打ちの出玉は平均800個、期待値は約2300個。バランスは非常にオーソドックスなタイプです。遊タイム付き。前作とほぼ同等のスペックであり、ほんのわずかに突入率を上げて、出玉を削ったタイプ(※前作:突入40%継続65%)。前作と喰い合う可能性あり。演出の違いで好みがわかれるか。
 
「PA蒼穹のファフナー3」1/69、3000台
大当り確率1/69、突入率35%、継続率86%。右打ちの出玉は平均320個、期待値は約2400個。遊タイムなし。突入率は低いが、大当りの試行回数が取れるタイプのバランス。大当り確率の割に右打ちの期待値は高く設定されており、こちらも前述のティガと同じく興味深いスペックとなっています。楽しみです。

これらの機種が来週からリリースされます。もちろん売上と集客力が高い「ハイミドル機」、しかもカバネリということで気になりますが、個人的には(これまでもお伝えしている通り)、「甘デジ、ライト」が気になります。もちろんすべての機種がしっかり動くとは思いませんし、どの機種がどの程度動くかもまったくイメージできていません。恥ずかしながら動いてみないとわからない、というのが正直なところです。

ただ、注目しているのは
「Pわんにゃんアドベンチャー(1/199)」
「PAウルトラマンティガ(1/129)」
「PA地獄少女Light(1/129)」
「PA銀河鉄道999(1/100)」

で、それぞれの注目している理由は
【Pわんにゃんアドベンチャー(1/199)】
いまのところ比較的直近のライトミドル(1/199タイプ)で実績を残しているのは「サミーPジャギ」「平和Pバキ199」「三洋Pギンパラ199」くらい。あと個人的に三洋のワンワン系はシニア層ウケが良いと思うので期待している。というのが主な理由となります。今回の三共オリジナル機は厳しいかな…実績もないし(最初のシンフォギアだけ)

【PAウルトラマンティガ(1/129)】
【PA地獄少女Light(1/129)】
2月にリリースされた甘ライト(1/129)は「PAバカボン129」をはじめ、どれも実績を残した(特に減価償却を加味した利益面で貢献した)ため、今回の甘ライト機も必然的に期待が高くなります。おそらくまだ供給が少なく、また連続的なリリースがされておらず市場ユーザーが(リスク&リターン)に対しての感覚が定まっていないためではないかと思っていますが、さて。ただし乃木坂はスペックが複雑なので除外。

【PA銀河鉄道999(1/100)】
こちらはシンプルにシニア層に刺さってほしい、刺さるはず!という想いから。なので今回は特に、同機「PA銀河鉄道999」と「Pわんにゃんアドベンチャー」の2機種に貢献面で期待(長期&シニア層ウケ)しています!

「PAウルトラマンティガ」と「PA地獄少女Light」には貢献よりも減価償却からの利益貢献面できたいしています!

いずれにしても来週の新機種は非常に楽しみですね!
(とはいえ、市場は急速に縮小すると思います。厳しい月になることが予測されますが、しっかり予算達成ありきでいきましょう!)

P業界の准教授@Pラボラトリー
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