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vol.374|2023年11月現在の月間推移データより

【11月全体傾向の途中経過まとめ】
・稼働、売上の減少は主に4Pの稼働減少のため(10月対比96.3%と今のところ最も落込幅が大きい)

・4Pの稼働減少の要因は「海系」「ちょいパチ」以外の分野の減少が大きいため。また「P新機種」の不調のため(11月で最も良い週なのは初週なのですが…)

・「4P部門」以外の支持率は現在上昇傾向。スロットのイベントが固まるのと、S新機種は普通程度で動いているためか。

・「4P」は台数シェア減少中にもかかわらず、打込シェアはさらに減少中(=供給過多気味)であると考えられる。

・玉/C単価、玉/C粗利は20Sが10月よりも低くなって(イベントやS新機種への放出か)いることから、20S部門の好調の要因は“放出によるもの”であることに留意しておきたいと思います。

(台売上)
・昨年2022年7月(※6.5号機リリース開始)より台売上は上昇が続いていた。

・今年2023年8月以降、台売上の減少が続いている。
2022年後半は台売上の上昇トレンドで(2022年11月16,917円)
2023年後半は台売上の下降トレンドで(2023年11月17,700円)
今のところ昨年を上回る台売上ですが、下降トレンドが続くことを想定した場合、当然、昨年の台売上を下回るタイミングが出てくることが予想されます。

【11月現在のそのほかの項目傾向まとめ(売上や玉/C単価、他)】
(台売上)
2022年と状況が異なっており、2023年後半は台売上の下降トレンドで(2023年10月17,700円)。このままだと2022年11月の水準まで落ちる可能性も⁉

(玉単価/C単価)
市場全体の玉単価/C単価の上昇は止まったが、市場全体の台売上は減少傾向に(=4P稼働の落ち幅が大きいため)

(玉粗利/C粗利)
市場全体の玉粗利/C粗利は20Sを除き、維持(=20S以外のお客様の負担、体感的なキツさは強いまま)

(勝率)
市場全体の勝率はジワジワ低くなっている。スロット部門は上昇傾向も、S新機種への放出、イベント集客による放出によるものであると思われます。

では本日もさっそく行きましょう!
(パチンコ新機種)
リリース5日目で全機種の「支持率、稼働、遊技時間」が8~12週の平均値を下回りました。市場客数の多寡にかかわらずすべての基準を下回っていることから、今回のP新機種はすべて厳しい結果となることが予想されます。下げ止まりと、既存機に注目していくことになりそうです。
P鬼太郎とe鬼太郎の同じ稼働にもかかわらず「遊技時間」に差があるのは「e鬼太郎」の方が「時間アウトが高いため」です。そのため、稼働の減少が緩やかなのは「P鬼太郎」となります。


(スロット新機種)
SエウレカLとあるは引き続き高い数値で推移。LとあるLまどかは初動が高くなることを考慮して貢献週を記載しています。Lまどかは現時点でかなり先行き不安な数値に。
SエウレカがC単価に対して非常に高い数値で推移。
Lひぐらしの数値が急落。西日本エリアのみのリリース。


P業界の准教授@Pラボラトリー
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