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大人の私が、大人に絶望したハナシ

この社会には、「いろんな人がいる」ことは分かった上で、言いたいことがあります。自分だけが正しいわけじゃないし、簡単に相手を否定しちゃだめなことも分かった上で、言いたいことがあるんですよ。

大人ってくそだ。

(組織や個人を特定しないために、あえてここでは抽象的な「大人」というう言葉を使います。「大人」、あなたが一番嫌いな人を思い浮かべてもらえれば、共感してもらえるかもしれません。)

わたしが、その大人にとって”メリットがある”ことをしていれば、
「あなたの好きなようにやってください!」
「あなたのやっていることは素晴らしい!」
「もっと、SNSで発信していきましょう!」
なんて、擦り寄ってくるくるくせに、

わたしが、その大人にとって”メリットにならない”ことをすれば、
「ルール違反です。他のところでは知りませんが、ここのルールに従ってください。」
「あなたは、勝手だ。スキルがない。」
「SNS等で投稿するのは、あなたのためにならない。」
と、いきなり手のひら返しをしてくる。

わたしの志や行動はなにひとつ変わっていなくて、ちょっと周りの風向きが変わっただけで、しっぽ切りをしてくる。
人間不信になるくらい、びっくりしました。
「え、一緒の人?」と何度も疑ったけど、不思議なことに同じ人なのである。

失敗を失敗と受け止めきれない大人。
自分が一番可愛くて、すぐ保身に走っちゃう大人。
越境したことがなくて、井の中の蛙な大人。
目的ではなく、手段を一番を大切にして、本質を語れない大人。
そして一番に、
そんな大人になってることをメタ認知できていない大人。

そんな大人は、放っておきましょう。対応するだけ、時間の無駄だし、自分のためにならないし、次にいきましょう。
わたしはいい、わたしは次の所属先を見つけられるから、いいのですよ。

でも、そんな大人の周りにいる、子どもは?

わたしが一番苦しいのは、そこに住む子どもたちが、こんな大人に囲まれて大人になるしかないこと。特に地方では、経済的に苦しい子どもほど、その地域にしかいることができない。子どもは、大人が思う以上に大人の背中を見ているから、そんな大人を見て、大人に絶望して、でもそんな大人になるしかない。

そしてね、そんな大人こそ、自分にはできやしないことを子どもに強いるものだと思います。
「失敗から、学ばないとだめじゃないか。何度も言わせるな。」
「自分のことだけじゃなくて、周りの子のことも考えなさい。」
「ちゃんと将来のことを考えなきゃね、そのために勉強しなさい。」

お前がしろよ!って言いたくなるよね。
こんな絶望を、子どもに背負わせてしまうこの社会のシステムに、どう風穴をあければいいんだろう?

人口減少が進みまくっている地域では、
「若者が地域に戻ってくるのが、素晴らしい!」
「地域に貢献できる人材育成が、素晴らしい!」
なんてことまで言ってしまう。

子どもや若者の意思や行動を、どうして大人が評価できようか!

(わたしのいる場所では)既存の公共の組織は、あてにならない。
だって、この社会システムを変えるのではなく、維持するため毎日ブルシットジョブに励んでいらっしゃるのだから。
どんどん変革をしている組織もいるから、さらに歯痒い。

ああ、本当にどうしたらいいんだろう。
「大人はくそだ」とばかり言っていては、わたしもくそな大人だ。

子どものために行動することは、自分のためでもあるし、未来のためにもなる。ちょっと大きな話だけど、本当にそうだと信じています。わたしにはそうなると実感した、成功体験がいくつもある。
だから、動くぞ!動くぞーーーー!