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遊戯王マスターデュエルのすゝめ ~ゲームの仕組み感想編~

遊戯王マスターデュエル、やってます。
まあ巷の噂どおり、面白くないわけがなかった。
自分はシンクロ召喚とエクシーズ初期にちょこっとだけ遊んだことがある程度の知識だったのですが、昔の思い出というものは恐ろしいもので、ちょっとルールを覚え直したらドハマリしてしまった。
現状無課金ですが、十二分に楽しめてしまうバランスで作ってあるあたり、KONAMIさまの遊戯王に対する自信の表れを感じる次第。

ということで、ちょっと感想を書いてみる。

  • 紙カードで遊ぶより簡単
     遊戯王のハードルの高さというと、10年以上積み重ねられた複雑なルールがありますが、これをシステムが勝手に処理してくれるのは非常に楽で、新規プレイヤーの参入ハードルを大きく下げてくれる。
     もちろんカードごとの効果や裁定への理解が必要な面はあるのだが、そこを理解しようと努力し始めたら、もうハマってるので問題なし。
     感覚としてはネット麻雀に近い。役を知ってれば点数計算できなくてもプレイが成立する、みたいな感じ。

  • シークレットパックの発明
     特定のカードを生成したり手に入れたりすると、24時間限定で引けるカードパックが出現する、という仕組みがあるのだが、これを発明した人は天才。
    「特定のカードプールだけ欲しい」というプレイヤー願望と、「デッキを作るまでに課金をしてほしい」という開発側願望の両方を解決する悪魔的発明だと思う。

     時間制限による強い課金訴求(みんなタイムセール好きでしょ?)をある程度ユーザーフレンドリーに混ぜ込む、およそ他のデジタルカードゲームで見たことがないアイディア。(不勉強だったらすみません、初出のタイトルが他にあったら教えて下さい)多分後発カードゲームタイトルは真似する。少なくとも自分がプランナーだったら混ぜ込もうとする。

  • レアリティとカード生成のバランス
      デジタルカードゲームによくある、特定のカードの生成機能のルールはシンプルで、不必要なレアカードを分解すると、同レアリティのカード生成に必要な個数の1/3が手に入る仕組み。
     デジタル以外で10年以上に渡って運用されてきただけあって、高レアに指定されているカードの価値がよくわかっているのが印象的。現ルール環境下のパワーカードやみんながほしいファンカードは軒並み最高レアに指定されている。↑のシークレットパックである程度狙い撃ちはできるのだが、理想形を揃えるには足りない、みたいな絶妙なバランス。
     例えば、みんな大好き青眼の白龍は初期提供デッキに含まれているが「2枚」しか封入されておらず、青眼シリーズのシークレットパックのピックアップ対象に「青眼の白龍」は含まれていない。(※1デッキに同名カード3枚が遊戯王のルール)よほど運が良くなければ青眼の白龍は自分で最高レアカードを3枚砕いて3枚目を作らなければならない。

こんな感じです。だいたいこの3点。
長いのでまとめると、
「敷居が低く課金したくなる仕組みがデザインされている」
です。運営ゲームの理想じゃんこのやろう。

というわけで、KONAMIの陰謀に乗らないよう必死で無課金でプレイしています。無課金でもテーマデッキ2個くらいならなんとか作れるといったところで、いろんなデッキに手を出すなら課金不可避です。
ただ、無課金でプレイするにしても、ある程度無課金石を効率よく獲得する必要があります。そのため「ガチデッキ一組」「ファンデッキ一組」が無課金で楽しく遊ぶコツかなと思ってます。
次回を書くならそのあたりを具体的に書こうかなと。
Twitchで配信したいなーとも思ってるので、見かけた際はよろしくどうぞ。


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