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飛躍の年へ。ファーストペンギンの初入社式

4月1日、令和6年度の新卒社員を含めた入社式を執り行いました。新卒社員1名、中途入社1名、アルバイトから社員に昇格した社員1名を含む計3名が新たに社員に加わりました。

また、既存社員に対しても、4月1日から基本給の大幅なベースアップを実施しました。ベースアップに対し、お取引先へ値上げや工数削減などを交渉し、皆様に寛容なご協力をいただきました。この場をお借りし改めて御礼申し上げます。


入社式までの経緯

ファーストペンギンは1年前の令和5年4月1日、創業1年目で初めて大卒の新卒社員を採用しました。それまでインターンに来ていたこともあり、何も考えず、何もせず、ゆるっと令和5年の4月1日を迎えました。
同時期、外部顧問として参画したキャリアコンサルタントの「矢野 圭夏」様より、新卒採用をするのであれば歓迎の体制は整えるべきとのアドバイスを頂き、猛省しました。こんな小さな会社に大切な時期を預けてくれている新卒社員に対して、そして手塩にかけて育ててくれた親御さんに対して、無礼が過ぎると猛省しました。

そして、令和6年の新卒社員は、入社式で迎え入れようと決意し、直ぐホテルを予約しました。

入社式当日

とりあえず初めてだし、親御さんも来るし、色々ミスらないようにリハーサルしました笑

司会の小田
辞令書交付のリハーサル

入社式当日は新卒社員はもちろん、親御様、常日頃お世話になっているキャリアコンサルタントの矢野さま、超お世話になった、株式会社キシャバリーの須部代表と取締役の松本春美さまを来賓に招きました。

株式会社キシャバリー・須部 貴之代表
マナブルゲート・矢野 圭夏さま
辞令書交付
今年の新入社員・吉窪さん(鹿児島国際大卒)

入社式を終えて

入社式を終えて、結論。本当にやって良かったです。新卒社員を新たに迎え入れるという、責任の大きさを実感できました。

ファーストペンギンは県内でも新卒採用をしている企業規模の中でも最小だと思います。どんな会社でどんな人がどんなマインドで働いているかを親御さん含め知っていただく良い機会になったかなと感じています。

最後は入社式で述べた訓示で締めくくります。長文にお付き合いいただきありがとうございました。引き続き皆様よろしくお願いいたします。

令和6年ファーストペンギン株式会社入社式・訓示

本日、希望に満ち溢れた新入社員を無事ファーストペンギンに迎えることができ、大変嬉しく思います。ご来賓の皆様、そしてお母様、本日は大変お忙しいところ、ご臨席をたまわりまして誠にありがとうございます。

今日の良き日を記念し、ファーストペンギンを代表して挨拶を申し上げます。

ファーストペンギンの一員として社会人のキャリアをスタートすることになりますが、これからの人生への心構え新たに、力強く一歩を踏み出してほしいいと心から願っています。これから先、何年も仕事を続けていく上で、まず大事なこと。それは良い身心の状態を保つこと、つまり健康であることです。

これは自分が幸せな生活を送り、働き甲斐を感じて質の高い仕事をすることにつながる基本中の基本で、そのためにはバランスの良い食事、十分な睡眠、適度な運動、心のリフレッシュなどを意識することが大切です。体調がすぐれないと仕事で集中力を欠いてしまい、能率が上がらない、事故やミスを起こしやすい、といった事態に繋がります。常日頃、健康管理には十分に留意するよう心がけてください。

同時に、ここにいる皆さんが安心して、健康で快適に働ける職場づくりを目指し、会社としても、これを最重要課題として、環境や制度の改善に取り組んでいくことを約束します。

次に、新入社員を含め、全員に共通することですが、社会人として、それぞれ立派なひとりの大人であることを心掛けて欲しいと思います。

社会の一員として基本となる倫理観、道徳心、自立力は当然身に付けなければなりませんが、その上で特長ある人格を確立する努力を毎日続けていれば、その積み重ねにより自分の「芯」そして「軸」が形成されていきます。
そして次第に、社会や人生に対する自分の「価値観」が定まっていきます。自分の「価値観」が定まってくると、それが自らの考え方や行動への自信に繋がり、ひいては相手を敬う心を大事にするようになり、組織やチームの中でリーダーシップを発揮する能力も醸成されます。

ファーストペンギンの社員であることはもちろん、ひとりの立派な社会人を目指して精進してください。

ここからは、仕事に取り組む際、私が自らの経験も踏まえ、大事だと考える3つの心構えについてお話しします。新入社員にかぎらず、ここにいる社員全員に共通する心構えです。

一つ目は結果にこだわること。

実際に仕事を始めると、それまで想像していた仕事のイメージとは違う事が往々にして有ります。しかし、会社や仕事の全体像が分からない中で、目先に与えられた業務だけで早計に判断し、不満を抱いたり、意欲を無くさないでください。

仕事には必ず意味があります。与えられた仕事や役割に対し、少なくとも何年かは真摯に取り組みることが大切です。そして小さな一つひとつの積み重ねが、自分の糧になっていることが多いことに、後に気づきます。
どんな仕事にも真摯に向き合い、誠実に取り組みベストを尽くし、結果を出してください。そうすることで、次はもう少し大きな、重要な仕事を任せてもらえるようになります。

二つ目は周りの人を頼り、頼られる人になること。

自分の業務が膨大になった際、1人で抱え込まず、必ず周りの人を頼るようにしてください。私は会社を創業するまで約10年間、フリーランスとして、ひとりで働いていましたが、当時感じたことが、「人間がひとりでできることは、たかが知れている」ということでした。

その後、ファーストペンギンを創業し、仲間が増えていく中で、スタッフに任せられる仕事も増え、私がやらなくても良い業務は、なるべくスタッフに任せるというスタンスになり、精神的な疲労が減りました。

会社や組織は、同じ目標を達成するために集まったチームのような存在です。会社や組織に所属しているメリットを最大限活用してください。

一方、周りの人の業務が膨大になっている時は、率先して声を掛け、協力し、頼られる人になってください。

三つ目は自己研鑽を続けること。

「学校を卒業したから勉強は終わり」と考えるのではなく、これからが勉強だと考えてください。社会人としての基本的な教養を身に付け成長するためにも、様々な本を読んだり、素直な気持ちで人の話を聞いたり、外部の講習や研修に積極的に参加したりして、見聞を広め、知見を深め、考える力を養ってほしいと思います。中でも、特にオススメしたいのが読書です。

読書は、少ないお金で古今東西、様々な人の考えや人生観に触れることができ、豊富で充実した情報と教訓が詰まっている、非常に有意義な手段です。

自己研鑽への投資は、将来、無駄になることは有りませんので、意識をして努力を続けてください。

結びになりますが、この日を迎えられたのは、ご両親、ご親族の方などの温かい支えがあったからです。お世話になったすべての方々への感謝の気持ちを忘れないでください。

令和6年4月1日
ファーストペンギン株式会社
代表取締役 末吉 秀太

現在2025卒の新卒採用を進めております。興味のある学生さん、是非ご応募お待ちしております。

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