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2024.04.06 世田谷に思いを馳せる

雨の休日、傘をさして世田谷美術館へ。

四角がいっぱい

今月7日まで開催している『美術家たちの沿線物語』展を観た。


この路線案内図を見ているとわくわくする

『美術家たちの沿線物語』は、世田谷を走る私鉄と、その沿線ゆかりの美術家や文化人の作品と交流を紹介するシリーズ企画(全4回)。
2020年の『田園都市線・世田谷線篇』から始まって、今回の『小田急線篇』で完結らしい。


しっかりした作り

こちらは入場時に渡される小冊子。


『田園都市線・世田谷線篇』、『大井町線・目黒線・東横線篇』、『京王線・井の頭線篇』、『小田急線篇』

展示の解説などを掲載した小冊子で、過去に開催した企画の分も合わせて全4冊をまとめて頂いた。
こんなに貰っていいんですか!? と直接聞いてしまった。いいらしいです。無料配布すごい。


小冊子の表紙

確かこの路線案内図も展示されていて、いいな~~~と思いながら眺めていたので(撮影はNG)こういう形で手に取れて嬉しい。色が好きだ。

冊子は帰宅してから読んだのだけど、『沿線居住作家一覧』に各作家の居住期間と居住地が書いてあり(例えば豪徳寺2丁目とか書いてある)なんだかドキドキした。〇丁目まで知っていいんだ、という緊張感。


■展示について

1階で『小田急線篇』、2階で『京王線・井の頭線篇』の展示があった。
1階だけでも満足の展示量だったのに、2階への乗り換え案内(という貼り紙があった気がする)を見て「まだある!?」とびっくり。うきうきで階段を上った。

雨のせいか、美術館に着いたのが遅い時間だったせいか、気づいたら周りに誰もいない時間が多かったな。一人でじっくり楽しめて、とても贅沢な気分。

絵画や彫刻や写真や映像。様々な作品を観たけれど、ゴジラの絵コンテと、『猫犬』という彫刻と、渥美清さんのポートレイトが特に記憶に残っている。

あと『狂った一頁』という映画の紹介もあり、「Amazonプライムで観た映画だ!」とひとりでテンションが上がった。世田谷区の松沢病院を取材して作られたらしい。知らなかった。

その土地ゆかりの作品や人を知ると、これからも地名を見たり直接遊びに行ったりするたびに思い出せるので嬉しい。世田谷を歩く楽しみが増えた。いい展示だったなぁ。


■おまけのお土産

右はマリー・ローランサンの犬

谷内六郎さんのポチ袋を買った。かわいい。
この袋を使って美術館貯金しよう。


というわけで、雨の休日は美術館へ!
世田谷美術館の次回開催展『民藝 MINGEI』も気になる。

100円ワークショップのノート作りも楽しそう。

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