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St.Pauls Carnival at Bristol 2011

*こちらの記事は筆者がUKロンドンに2011年に滞在していた頃のブログ記事になります。


先週土曜はブリストルにてST.PAULS CARNIVALにいってきた。

このカーニバルはノッティングヒル・カーニバルのBRISTOL版みたいな、いわばSOUNDSYSTEMとジャークチキン屋台が街中に溢れるアフロカリビアンが中心となった祭り。毎年7月初旬頃に行われる。

ノッティングヒル・カーニバルと違うのはこれは1日だけで(ノッティングは3日ほどある)、規模もそれより多少小さい。(十二分にでかいけど)

だけど、すごいのは夜中の0時を回ってもガシガシ爆音で鳴らしていること!ノッティングヒルは夜9時くらいまでだし。*現在は19:00まで


初めて行ったけど、今迄いろんなところにいったが実際このカーニバルに関しては相当ショックを受けた。

写真がかなり多いですが、少しでもその雰囲気が伝われば。


毎回行く度思うけど、この街はいい。


こんなかんじで普通の家も庭でチキン焼いて売ったり、システム出しておらが自慢のサウンドをいたるところで出してる。 でもこの写真の家は特設ブース立てて気合い入ってた笑

メインステージだったらしいけどほとんど行かなかった
LOVELY SPEAKER

コンビニみたいな店やカフェの外にシステムががっつり積まれてる所がいっぱいある。しかも生半可ではない轟音。

公園の中ではなく公園の外の道路に遊園地作っていた。子供も大はしゃぎ。

こんな写真がズラッと貼られた壁があっていちいちニクい。
     

RED BULL STAGEではDAVID RADIGAN, TODDLA T, REDLIGHT, CEROSEE (MC)などがPLAY。サンセットくらいにディスコがかかっててそれもすごく心地よかった。

このステージ面白かった。ここでCONGO NATTYもやってたみたいだが後で知った。GRIMEのMC (一杯MCいすぎて名前わからず)がすごくよかった。オケもかっこよし。改めて思ったんだけど、やはりDUB STEP, UK FUNKY, DANCEHALLはGRIMEのMCがよくハマる。抜群!最近のこの辺の横のごちゃ混ぜ感がすごくてUK音楽史的にも相当エキサイティングな時期になってると思った。 夜にここでLIL SILVAもやっていてB2B一緒にやってたDJ(誰かわからなかった)も含め、すごくよかった。

ブリストルの老舗レゲエサウンドNEGUS MELODY SOUND、ごっつい音 & 素敵なROOTS REGGAEを鳴らしてました。

相当でかい音だったけどここが一番チルに向いてる場所でよかった。

JERKにむらがる男衆

システムが無い通りはこのように他人の家の前といえどチルスポット化してます。

JAH TUBBYS!!!

念願のJAH TUBBYSを体験。野外で轟音。

HI-HATは夜空から降り注ぐ流れ星のように頭上に降り掛かり、BASSが入った瞬間、眼球の奥まで揺れ、野外なのに地面までも揺れるほどの轟音、、最高の形で聴けて大満足。JAH TUBBYはラップトップで一曲一曲PLAYしてて、チラチラ見えるデスクトップのJAH TUBBYSのロゴがナイス。途中DIXIE PEACHが入ってきてレコード聞いてるくらい完璧なシングジェイ・ラバダブを披露。素晴らしいの一言!ステージがスピーカー運ぶバン車の中ってのもよかった。

メインステージ周辺が終わっても町中のスピーカーの音は消えない。スーパーストア前のシステムで踊り狂う人たち。

次の日は何事もなかったようにきれいに片付けられてた。


夢か幻か、おそるべしBRISTOL。

もしこのBLOGを呼んで興味を持った方がいれば、本気でこのカーニバルはオススメしたい。

音楽が好きでサウンドシステム・カルチャー、はたまたお祭りという行為が好きならば絶対来たほうがいいと思う。

1日しかないけど、夜中まで鳴らしてる分個人的にはノッティングヒルカーニバルを超えてると思ってる。あと、街のサイズもちょうどいいので大体のところは回れてそれもよかった。こういうカーニバルは広過ぎると面倒くさくなって全部回れないし。

とにかく、ノッティングヒルにいったときに書いたかもだけど、やっぱりカーニバルは音楽を使ったパーティ/イベントの中で一番。入場料もない、普段過ごしている街の延長線上で夢のようなことをしている。

*追加映像




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