見出し画像

私のまわりのクセの強い人たち

30数年生きていれば、それなりにいろんな人に出会う。そして思い返せば、私の身近な人にはクセの強い人が多いように思う。

そこでふと思い立ち、今まで出会ったクセ強さんについて書いてみることにした。
「そういう人いるいる!」なのか「さすがに創作では?」なのか、ぜひみなさんの感想を教えてください。

まずこのnoteを書くにあたり、真っ先に思いついたのが義母だった。

彼女と初めて会ったのは10年以上前。
第一印象はとても良かった。
一言で表すならば、「太陽のような人」。
満面の笑顔とハキハキとした大きな声で迎え入れてくれ、家族みんなを明るく照らす一家の太陽のような人だと感じた。

出会って10年ほど経つ今でも、その印象は変わっていない。

でももし今「義理のお母さんてどんな人?」と聞かれれば、迷わず「クセが強い」と答えてしまう。

まず彼女の基本の挨拶は「ヤッホー!」である。
玄関を開けてすぐ飛び込んでくる「ヤッホー!」には正直いまだに慣れず、心の中で1歩後ずさりしてしまうのはここだけの話。

もし芸能人に例えるならば、錦鯉の長谷川さんに似ている。
低血圧タイプの私が生涯を通して滅多に到達しないレベルのテンションを常にキープしていらっしゃる。孫と遊ぶ時の彼女は、孫と同世代の少女にさえ見える。

そしてそのテンションの高さもさることながら、感受性の豊かさも彼女の特徴である。

少しでも彼女の琴線に触れたものは、リビングの壁にペタペタと貼り出される。
商品に結ばれていたリボン、お祝いの熨斗紙、
健康診断の結果など。
うっかり良い手紙なんて書いてしまうと、公開されること必至なので、それを見越した内容にする必要がある。

そんな彼女が特に好きなのが、カレンダーである。気に入ったイラストやテキスタイルが描かれたカレンダーを見つければ、きっと買ってしまうのだろう。
すてきな趣味だと思うが、先ほども書いたように彼女の気に入ったものは際限なく壁に飾られていく。
そのため壁には何年も前のカレンダーがいたるところに貼られている。気付けば帰省した時にカレンダーの数を数えるのが、私の密かな習慣になっていた。

ちなみに今まで一度に貼られていたカレンダーの最高枚数は21枚。しかもその中の1つにいたっては、逆さまに貼られていた。
一瞬パラレルワールドに迷い込んだかとさえ思ったが、夫に伝えると「さすがに逆さまはないだろう」と言われた。
幻覚…?

こんな具合に義母のクセ強エピソードはまだまだありますが、続きはまた次回に。
みなさんのまわりのクセ強さんエピソードもぜひ教えてください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?