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韓国留学中に使った市販薬

!薬の写真を掲載しています。神経質な方は、読むのをお控えください。!

今日は、韓国留学中に薬局で買っていた薬を紹介しようと思います。
全部処方箋なしで購入していますが、薬局の薬剤師さんにおすすめされて買っていることのほうが多いです。
使用感や効果は、全部個人的な感想なので参考程度にして、本当に薬が必要な時は現地の薬剤師さんやお医者さんに相談してください。
通院したり処方箋を出してもらってた時の話は、別途でお話ししようと思います。



1.韓国の薬局って?

韓国では、日本のようにドラックストアと一緒に市販の薬が売っているのではなく、病院の隣近所に薬剤師さんが独立して経営しているような小さな薬局で市販の薬を買います。
普通のお店みたいに自分で棚から欲しい薬を取ってレジに持っていくこともできますが、バックヤードに薬を置いていることも多いので、薬剤師さんに直接「こういう薬が欲しい」と言って出してもらいます。
基本的には、こういう症状にはこの薬ですよ、みたいに1種類を出してレジに読み込んで「いくらいくらです」と言われるので、気に入らなければ他の製品が無いか交渉しないといけないので韓国語がつたないと少し大変です。

でも基本的には薬剤師さんみんな親切なので、話すのが難しかったり症状を言うのが難しいなら素直にpapagoなどの翻訳機を見せれば理解してくれます。


2.軽いアレルギー性鼻炎の時に

もともと、春先から夏手前までは花粉症で鼻水と目のかゆみがひどかったのですが、韓国に来てから鼻水と耳のかゆみと荒れ、のどの違和感に症状が変わり重くなってしまいました。

それで薬局で抗アレルギー薬を買って外出時だけでも症状を軽くしようとしました。
韓国で定番的なアレルギー鼻炎薬といえば、ジルテックです。
1箱5000ウォンくらいで買えました。

ジルテック
ジルテック薬品情報

面倒な手続きなく早く確実に効果を感じたい韓国らしく、効果は強めのようです。
私には眠気の副作用がキツくて、飲むのをやめてしまいました。

国内製品でジルテックのジェネリック薬があるので、こっちを薦める薬剤師さんも多いと思います。
ジルテックより安価で1箱3000ウォンくらいで買えたはずです。

アルジエンスピード
アルジエンスピード薬品情報
アルジエンスピード カプセル錠

もしかしたら作り方が違うのかもしれませんが、基本的はジルテックと有効成分は同じです。
軟質カプセル?みたいでキャンディのような色と柔らかさをしてます。
ジルテックより大きく、重さがあって人によっては飲みにくいかもしれません。

他社で同一の内容物の薬もありました。
1箱4000ウォンくらいで買った気がします。

アローショット
アローショット薬品情報

個人的に、どちらも副作用はありませんでしたが、効果を全く感じなかったので飲まなくなりました。

日本で定番の紫の箱のアレグラが韓国でも市販薬として発売し始めたという広告を見たので、あちこちの薬局で聞いてみたのですが、近所の薬局では全部市販薬は取り扱ってなく処方箋が必要と言われてしまいました。

結局、医者に処方してもらった薬を飲むことにしました。
韓国でも日本ほどではなくても季節のアレルギー性鼻炎の人は結構いるらしく、春の耳鼻咽喉科は混んでいました。


3.痛み止め薬

生活が長くなってくると、ちょっとしたときに欲しくなるのが鎮痛薬ではないでしょうか。
私は生理痛が重いほうなので基本的に鎮痛薬を飲んでしのいでいます。
韓国で買いやすい鎮痛薬は、タイレノールでしょう。
日本でも有名なので使いやすいほうだと思います。
タイレノール500㎎の8錠ならコンビニでも購入できます。

タイレノール
タイレノール薬品情報

家から薬局まで遠かったので、必要な時にすぐ買えてすごく助かりました。
ただ、日本のドラストで買えるタイレノールの分量より多いようなので、気になる人は薬局で探したほうが安心かもしれません。
薬局に行けばもっと種類もあるし、薬剤師さんに相談できるので。

タイレノールのジェネリックがイージーエン6です。

イージエン6エース
イージエン6エース薬品情報
イージエン6エースカプセル錠

カプセル錠の写真を見ればわかると思いますが、アルジエンよりだいぶ大きくて2錠飲むのが辛かったです。
個人的に感じた効果は、タイレノールと変わりなかった気がします。

韓国製の市販薬は軟質カプセルが多いのでしょうか?
錠剤に比べて大きく重いので、次から薬局でジェネリックを薦められた時は大きくて飲みにくいと言って断ろうと思いました。


4.お尻が痛いとき

慣れない食事と勉強で座りっぱなしの生活をしていると、お尻がかゆくなったり痔になったりすることもあるでしょう。
韓国では日本でいうボラギノールみたいな軟膏だと、プレパインが一般的なようです。
7000ウォンか8000ウォン程度で買えます。

プレパイン軟膏
プレパイン軟膏マイルド

青字のパッケージがメントールが入っているスースーするタイプで、緑字のパッケージがスースーしないメントールが入っていないマイルドタイプです。
私は買って使ったことないのですが座薬タイプもありました。

写真では販売価格が普通のとマイルドで違いがありますが、購入した薬局が違うのでもともと1000ウォンの価格差が設定されているのか、ちょっとよくわかりません。
同じ製品でも薬局によって1000ウォンや2000ウォンくらい違うことが結構あるので、頻繁に買うものがあれば近所の薬局をいくつか回ってみるといいと思います。


5.超低用量ピルについて

日本では超低用量の避妊薬は処方箋が必要ですが、韓国では薬局で処方箋なしですぐ買えます。
日本で普段から飲んでいたわたしには非常に助かりました。
韓国ではテレビやネット広告をよく目にするくらいポピュラーな薬です。

ただ、ホルモン剤として毎日続けて飲まないといけないのと、ひと月でも飲むのをやめてしまうと副作用のリスクが飲み始めと同じようにリスクが上がってしまうので、これまで紹介した薬に比べて扱いが少し難しいのも事実です。
日本で飲んでなかった人は、飲み続けられるか考えて薬局の薬剤師さんに相談するといいでしょう。

アフターピルなどの緊急性が高い場合に飲む薬は処方箋が必須です。
韓国のネットではモシロン錠などの超低用量ピルを何錠か多めに飲むと同等の効果があるなどのカキコミを見かけることがありますが、乱用になって効果はないため、必要な時は必ず病院に行ってください。

モシロン錠
モシロン錠外箱
センスリベ錠

どちらも21錠で7日間の休薬をするものです。
偽薬は入ってません。
1箱7000ウォンから10000ウォンくらいで買えました。
どこの薬局も薬剤師さんに直接、避妊薬(피임약)があるかと聞けば出してくれると思いますが、置いてある製品が薬局ごとに異なるのでなるべく同じ薬局で買うのをおすすめします。
同じ薬局で何度か買っていれば、薬剤師さんも気にかけてくれるので副作用など心配なことも相談しやすくなると思います。


韓国は同じ通りに薬局がコンビニみたいにひしめき合っているし、比較的薬剤師さんも親切な人が多いので、留学生活中とてもお世話になりました。
でも、本当に体調が悪いときは病院が最強なので無理しないでお医者さんの診断と処方を受けてください。
韓国語がつたない留学生ひとりで病院に行っても、身分証をしっかり握りしめてさえいれば意外となんとかなります。


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