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韓国生活において現金は本当に不要か?

今日はキャッシュレス決済が発達した韓国において、現金はどのくらい必要か?または、どのような場面で現金が使われるのかについて、私の個人的な留学生活をもとにお話ししようと思います。

実際、韓国ではクレジットカード決済やスマホ決済を前提とした店舗が多く、わざわざ分厚い財布を持ち歩く韓国人もほとんど見かけません。
そのため、インターネット上を中心に韓国旅行中、現金をほとんど使わないという声が見られます。
たしかに観光旅行では、現金よりカードさえあればなんとかなるのは本当だと思います。
また、最近は日本円でもチャージ可能なプリペイドカードwowpassが登場したので、クレジットカードが苦手な人も旅行中に買い物しやすくなりました。

わたしもこのwowpassを使ってみたのですが、パスポートひとつで発行できて、キオスク端末があればチャージも両替も簡単でした。
近所にキオスク端末があるのなら、観光客だけじゃなくて韓国に来て間もない留学生にも便利だと思います。
わたしが留学していた時はこのようなプリペイドカードは無く、韓国に来て数か月くらいの時に、韓国人が作るのと同じ、銀行口座と連携させてチャージするものを発行しました。
韓国に行く前は、デビットカードと楽天edyを使っていたので、支払いが後になるクレジットカードは月々の家計の管理がしにくいと思っていました。
また、海外でのクレジットカード決済は決済時に日本円での支払い額が確定しない分、分かりにくさもありました。
そういう面で、外国人が気軽に使えて管理しやすいwowpassは留学生活での強い味方になりそうだと期待できます。

このように普段の街での買い物では、カードの方が分かりやすく使いやすいでしょう。
キオスク端末に紙幣を投入しようとしても、韓国の紙幣は日本の紙幣よりもハリが無くて入れづらく破れそうでした。
基本的に街歩きはカード1枚あれば安心ですね。

では、韓国留学生活のどんな場面で現金が必要になるのでしょうか。
それは、親しくない人同士でのお金の取引を直接やる場合です。

例えば、語学堂の教室で教材を買ったり書類の手数料や発行量を支払ったりする時は語学堂の先生に直接現金を手渡しします。

いくらカード決済がと普及しているといっても、カードを差して読み取る機械が必要です。
最近は、個人商店でもレジを持たない代わりに、銀行口座を表記してスマホで入金してもらうシステムを取り入れているお店が登場しているようです。
他には、カカオトークを通じた友人間の送金もよく使われますが、こういうのは、韓国の銀行口座を知っていたりカカオで友達になっている場合で、自分の個人情報を教える必要があります。

このようなことをするほどでない、例えば、個人間でやりとりする中古の取引をする場合は、現金手渡しのほうが不必要に個人情報を教えることなく早く終わるので好まれる傾向にあります。
実際に私が引っ越しや完全帰国の際に당근마켓で、日用品や家具を売ってみましたがあらかじめ現金でちょうど用意して封筒でわたされることも少なくありませんでした。

いくらデジタル決済や入出金が便利だとしても、これも韓国現地の銀行口座をとその口座と紐づける銀行アプリが必要です。
留学生誰でもこのように現地の人と同じようにできるとは限りません。
やはり、デジタルの弱点を解決できて代用になるのはアナログな方法です。
実際に韓国で生活してみると、デジタルを基本としながら必要に応じてアナログな方法を併用する柔軟な姿が見られます。

結論としては、現金も常に持っていた方がいざという時に便利だと思います。
もし、持て余してしまったら現地の銀行口座やプリペイドカードに入金すればいい話です。

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