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「りんご型のアップルパイ」

5/13は「アップルパイの日(National Apple Pie Day)」
これはアメリカで制定された日です。

アメリカではアップルパイは国を代表するデザート。
“as American as apple pie(アップルパイのようにアメリカ的な)”という慣用句もあるほど。
「おふくろの味」的な立ち位置であるそうなので、
右側には欧米のレトロかわいいおばあちゃんをイメージしたキャラを添えてみました。
(クレアおばさんやステラおばさんのような…?)
寝る時以外にこんなヘアキャップはかぶるのだろうか?とも思ったけど、今回はこれが描きたかったので描きました。
アップルパイ専門店「グラニー・スミス」のサイトはまさに理想のおばあちゃん感で素敵。


日本では格子状に編まれた円形のパイをイメージしがちだけど、
アメリカやイギリスでは上が完全に覆われた包み焼きの形が主流らしい?
ロール型のアプフェルシュトゥルーデルや四角いジャルジー、葉っぱのような形のショソン・オ・ポムもよい。
アップルパイ好きらしいキティちゃんがYouTubeでたびたび語っていたりします。なんか癖になるのでたまに見る。

ちなみにアップルパイにアイスクリームを添えたものは
「アップルパイ・ア・ラ・モード」と呼ぶらしい。
いいよね。好き。



イラスト左側のOLIVIYAに着せたのは、
ジョニー・アップルシードをイメージした衣装。
りんごの木を植えながらアメリカ開拓時代を渡り歩いた伝説的な人物。
ディズニーで短編アニメ(創作色が強いようですが)にもなっています。日本でも絵本がいろいろあったり。
誕生日の9月26日「ジョニー・アップルシードの日」として記念日にもなっています。


「切り刻まれ、25人の紳士に食べられた、A・アップルパイ氏の悲劇的な死」

大学生の時に描いた作品。拙いけど思い入れがあります

個人的にアップルパイと聞いて連想するのは、
マザーグースの
“The Tragical Death of A, Apple Pie Who Was Cut In Pieces and Eaten by Twenty-six Gentlemen With Whom All Little People Ought to Be Very Well Acquainted”
という詩です。

B bit it, Bがかじって、
C cut it, Cが切って、

…というようにアルファベットになぞらえてアップルパイが解体されていく様子が詠われています。
こわかわいくて大好き。



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