Ichizo Yoshioka

音楽つくったり。

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日記的なもの 2022月12月7日

昨日の熱量がまだ今日に影響していて、朝からちょっと曲づくりの続きを、弄る。素敵なプラグインを手軽に入手できた。俺のやろうとしている作曲方法は、これでもういったん整ったと思っていいはず。

    • 日記的なもの 2022年12月6日

      ライブ用に、演奏するしくみというか、技術的なことを考えているときがいちばん楽しいかもしれない。しばらくそんなことをやっていて、よし、これでいこう!と思ったあと、いざ曲を作ろうかとなったときに、なんとなくめんどくさくなる。ちょっとだけ気合を入れて、曲を作りをはじめてみるとけっきょくそれに夢中になる。そんなことの繰り返し。 だけど曲がまとまりそうになったときが、いちばん高揚する。それはそれで、また繰り返し。

      • スマパン

        スマパンすごい。新譜、3枚組のうち1枚分が先行配祀されていた。 もうみんな50代。ここにきて3枚組って。いくらでも作れちゃうんだろうなぁ。作曲のやりかた、メンバー同士でどうやって煮詰めていくかのやりかたは、体系化できるようなものじゃないと思う。みんないろんな気持ちを抱えてひとつの音楽に向き合うわけだから、かんたんなことじゃない。そのやりかたが、たぶんバチっとハマったんだろうか。うらやましいし、ほんとうにそれだけでもかっこいい。 ドラマチックな楽曲はビリー・コーガンのおはこ

        • 日記的なもの 2022年12月4日

          ・朝から仕事。部屋が寒い。去年までエアコンがなかった部屋。どうやって凌いでいたのかもうわからない。当たり前のようにエアコンをつける。設定温度26度。まだこれが高いのか低いのかよくわからない。快適すぎておかしくなりそう。もうだめ。戻れない身体になってしまった。 ・仕事の昼休み時間に車で少し買い物に出かける。DIIVのライブ盤を聴く。DIIVは2013年のフジロックでたまたまライブを観てぶちのめされたアメリカバンド。偶然出会ったこともあって、妙に思い入れが強くなっている。あれか

        日記的なもの 2022月12月7日

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        • Ichizo Yoshioka の新世界
          128本

        記事

          日記的なもの 2022年12月3日

          あと先を考えるようになった。20代のころは人一倍考えずに暮らしていた気がする。たとえば飲み会が楽しなってしまったら当たり前のように終電を逃しまくっていたし、しょっちゅう仕事もサボっていた。おかげで風邪をよくひいていたし、体調は36歳になった今の方があきらかに安定している。 飲むお酒の量は減ったことがいちばんでかい。根本的にあと先のことがすぐにどうでもよくなりがちな性格だということもあるけど、お酒を飲むことでそれに拍車がかかることが多かった。もともといろんなことにうじうじと悩

          日記的なもの 2022年12月3日

          日記的なもの 2022年12月2日

          久しぶりに日中に時間が作れたので、今までやってこなかった、あるいはやれなかった方法での曲作り実験。来年は少しずつ現場でライブをしようと考えているので、それを想定して。 パソコンを使ってライブをするので、作ったオケをふんだんに使ってしまえばいいけど、ほどよくその場で組み立てることをしたい。ただ作り込みすぎると再現するのがむずかしかったり、できなかったりするので、バランスがむずかしい。 たたき台的なものができて、それはとてもいいものになったが、偶然できたようなもので再現できる

          日記的なもの 2022年12月2日

          Japan - Wallice

          曲名に釣られて聴いた曲。 ロサンゼルスを拠点に活動する、Walliceの曲。 Apple Music で聴いてみたら、2曲目には「日本」というタイトルの曲があって、同じ曲を日本語で歌ったバージョンだった。それだけでちょっとうれしくなってしまう。 ”エモい“の最果てにあるような印象。自宅のベッドルームでギターをつま弾きながら歌っている姿が目に浮かぶ。そこから先、ストリングスの音なんかが重なって、ドラマティックなインナーワールドに引き込まれる。感傷的で脆い空気感は、なぜかその

          Billy - Isbella

          カントリーミュージックを軸にした2010年以降のバンドは、明らかにこの人がフロントマン!みたいな存在がいない場合が多い。ちょっと気になって古いカントリーミュージックを聴いてみたら、しっかりと中心人物を据えているっぽい。これがたぶん今と昔のカントリーミュージックの違い。 俺はスターを祭り上げるタイプの音楽より、メンバー同士が音を寄せ集めあって、中心に音楽が存在するようなものが好き。この感覚はすごく日本人っぽいなと前々から思っていたけど、そういえば最近の日本の音楽はそうではない

          LET’S DO IT AGAIN / Jamie XX

          音のテクスチャー、これまでの曲とはぜんぜん毛色が違うけど、この人の音だとわかる。音がしっとりしてる。 キックの音がぜんぜんイカつくない。ベースの音に輪郭を与えるだけの存在、くらいの印象。70年代ディスコファンク的。たぶんそのへんの影響がでかい。 踊らせるためのミュージックであり、リスニング用のミュージックであるという特異さは、音作りによるもの。俺はこれを聴ききながら踊っているわけではないが、聴いていて楽しい。世の中にはもっともっと踊ることにフォーカスした音楽もある。それら

          LET’S DO IT AGAIN / Jamie XX

          STAR PRINCESS BLONDIE - Bobbie Lovesong

          俺このミュージシャンにシンパシーを感じている。 音楽の多くは、複数のフレーズで構成されている。そしてそのほとんどは、フレーズが一定のリズムで鳴っていて、ほかのフレーズと同期している。 楽器奏者のリズム感は、重要なスキルとして語られる。きっちりとしたビートが刻めるかどうかは、基本的な技術として要求される。その軸があったうえでわざと前乗りだとか後ろ乗りだとか、ビートにクセを持たせて、それらの組み合わせによっていわゆるグルーヴは発生する。 グルーヴは偶発的なものとされている一

          STAR PRINCESS BLONDIE - Bobbie Lovesong

          日記的なもの 2022.11.27

          音を聴くというのは体験であって、音を使った芸術のことを一般的に音楽と呼ぶ。 「音楽」と聞いて、どんなものを連想するか。多くの人はポップミュージック。大衆音楽と呼ばれるもの。 この100年くらいで音楽は大衆化されて、今でもそれは加速している。流通ごと大衆化している。こんな話はこれまでもさんざん書いてきた。 大衆音楽は、直接的な体験とは少しちがう。ルールがある。たとえば歌詞という形で言葉が扱われることがある。言葉は聴く人を選ぶ。 暮らす場所が変われば言葉は変わる。音の響き

          日記的なもの 2022.11.27

          日記的なもの 2022.11.26

          今考えてること。 歌もの作品をどうするか問題。サンプラー単体でにアンビエント作品をまずは作り、それを環境として扱う。それとは別にパソコンで作った音を使って、ミニマルな歌もの曲を演奏する。 できる限りこれまでやってきたことと、これからやりたいことをうまくミックスしたい。これまでやってこなかったことは、自分がうまくできていると思っていても、実はたいしてそうでもないですとあとから思うことがこれまでけっこうあった。 たとえばハウスミュージック。俺はドイツのミニマルなハウスが好き

          日記的なもの 2022.11.26

          Follow the Cyborg / Miss Grit

          今はどうしても音楽を参考にするためという意識をもって聴いてしまう部分がある。技術的な面を除くたくなる。自然とその音楽のことを聴こうしているのかどうか、自分でもよくわからなくなるところがある。 そうなると今の自分にはあんまり関係がない音楽だと、切り捨てて聴こうと思えないものも出てくる。バンドサウンドのものはとくに、そうなりがち。 いちばんありがたいのは、人がひとりステージに立って演奏をしている様子を思い浮かべてしっくりくるもの。つまり俺はじきにそういうスタイルでライブをしよ

          Follow the Cyborg / Miss Grit

          日記的なもの 2022.11.24

          たぶんこの1ヶ月間近く悩んで考えてきた、歌もの計画をどんなふうにやるかという問題の答えというか、それっぽいものの、さらにその足がかりになりそうな方法が少し見えてきた。 けっきょくのところ、ふだん使っている Logic というソフトの、なんとなくあんまり好きになりきれないけど、いや、でもお前やっぱりあんまり非の打ち所がないよなぁ、みたいな部分を愛してやろうという前向きなのか後ろ向きなのかよくわからない気合いが、ちょっといい方向に向かいはじめた。 今どきの音楽制作ソフトはもう

          日記的なもの 2022.11.24

          Harbor / Taylor Deupree

          Apple Music で、好きなミュージシャンの関連ミュージシャンを辿り、好みの音楽に出会いやすくはなった。ただ、同じような音楽が次から次へと出てきて、なんとなくすぐ飽きてしまうこともある。 ど壺にハマり、だけどこれだ!思うものに辿り着かず、Apple Music のなかをうろうろしていた。だんだん自分が何を求めているのかすらわからなくなってきたころ、Taylor Deupree に出会った。もう音楽的に何がどういいとかそういうのはどっちでもよくて、俺が聴きたかった音はこ

          Harbor / Taylor Deupree

          The Triple Point of Water / Mandrake Handshake

          楽器奏者の端くれとして、音楽を演奏者目線で聴くことが当然ある。目線の種類にもいろいろあって、「このフレーズかっこいいなぁ、俺も弾きたいなぁ」みたいな目線、ライブで観客と対峙してるイメージの目線、あとはスタジオでメンバー同士が向き合って演奏しているときの目線がある。 それぞれの目線は、どんな目線で聴こうと自分が選んで聴けるわけじゃなくて、自然とその目線が頭の中にイメージとして浮かんでくるものなので、音楽の内容によって勝手に変わる。 そのなかでもスタジオでメンバー同士が向き合

          The Triple Point of Water / Mandrake Handshake