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忘却の 2024/03/27の日記

労働行ってきた。労働したくないけど仕方がない。カネがないのだ。所によってはゼニとも言うが。

今日は全然休憩が来なくて、来ないな〜と思ってクネクネしていたところ、他のメンバーが心配になって話しかけてくれて、そのおかげで監督者が私の存在を認識していなかったことがわかった。そんなのってないぜ!

とはいえ、もっと早く言った方がよかったな。なんとなく自分から休憩をもらいたがるのは欲しがりなやつだと思われそうで敬遠していたが、それでも持っている権利はちゃんと求めたほうがいい。というより、むしろ私のいるような職場だと休憩はちゃんと取らせないと監督者に責任が行くらしいから、そういう意味でも連絡はしてあげた方が穏当に済むな。

実際相談したら「もっと早く言ってくれたらよかったのに…」と言われてしまったので、そうだったのだろう。でもあんたが先に気づきなさいよ!!!!


そんな訳で貰った休憩時間を使って『オーバーヒート』を読み終えた。久しぶりにこういう本買ったけど、本当に一瞬で読めてしまったな。同じぐらいの厚さの文庫本でさえ難儀してるのにこれは本当にすぐ終わって衝撃だった。カルチャーショックだぜ…。

で、まあ内容なんだけど、ノリとかテンションは普段の千葉雅也のTwitterとあんまり変わんないね。基本的にイライラしてて、イライラしながら男遊びしたり食事したり哲学したりしてる。あとずっとTwitterやってる。そんなにTwitterやる!?ってぐらいやってる。ほぼインターネットの小説。インターネットの千葉雅也のノリの再生産と言っても過言ではない。

しかしそれだけ自分のパブリックイメージみたいなのをそのまま出せるのはなかなか凄いことだと思う。少なくとも簡単にできるもんじゃないね。流石雅也だ。

それにしても、一本筋の通った強いストーリーっぽいものはあんまりなかったな。これってこのジャンルではよくあることなんだろうか。あれか、文体の表現方法?パラフレーズ?が重要だからそういうデカいナラティブはいらないってやつか。それぐらいなら知ってるぜ!私は小説について調べたことがあるから…な!

だから総じて小説ってよりも日記って感じだった。最後にくっついてた短いやつは本当にちょっとした思い出話だったし。ゲイバーでたまたま会った人が昔セックスした人だったとか、その時の肩甲骨がどうとか、今見ると太ってるとか。そういうの。

『デッドライン』と『エレクトリック』は読むか迷ってる。今回は書店でたまたま平積みされてたから買ったけど、そうでもない限り正直自分からわざわざ読もうとも思わないしな。どうなんでしょう。全部文庫化されてるなら読むかも知れない。といった感じです。どうですか?

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