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2019年2月9日 リアスアーク美術館 N.E.blood21菊田佳代展・小野寺綾展

気仙沼のリアスアーク美術館。東北、北海道の若手作家を紹介するシリーズ N.E.blood21 。今回は気仙沼の作家2人の展示。2人とも友人として会っていたので、作品をしっかり見るのは今日が初めて。自分は芸術のことはよくわからないけど、2人の作品は地域や自然への想いにあふれているような気がした。ガラス工芸と絵画。


人の背丈ほどのいくつもの大きな絵画「海の脈」シリーズを見た時、理由が分からなけど何故か涙が出た。きっと震災に関係あるだと思う。


リアスアーク美術館には、震災の常設展示がある。それがきっかけとなって、その業界では全国的に知れ渡ることとなった。震災後直後から学芸員等の職員自らが、まちの情景を撮りに向かい、被災物を集め、様々な葛藤の中展示物を作成した。それがきっかけではあったが、リアスアークが優れている点はN.E.blood21など震災前からの取り組みによるところが大きく、地方の美術館のあり方として、美術館業界の中で全国的に非常に評価が高く有名であるらしい。そのことを気仙沼市民はほとんど知らない。


本日から始まったN.E.blood21 菊田佳代展・小野寺綾展は3月17日まで開催されます。皆さん足を運んでみてください。

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