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方々からのひかりの伝言(4)




するすると解決出来ると思っとった。
アレが毒だなんて思いもよらんかった。
「毒でした。」
なぜ言わぬ?明かさぬ?白状せぬ?
おまえらは悪魔か殺人者か。
ぎったぎったに斬り落としてやりたい……

ああ、、
なんということを…
わたしはふと思ってしまったのだった。

わたしはあいつらにいいようにこき使われた…好きに操作された…あいつらの思い通りが出来る男になってしまった…。
いいかげんにある時どこかで気づいていても良かったのだが全く気づけなくて…心残りがある。後ろめたい思いに、すべてのものが頑丈に締めつけられてしまいそうにもなっている。。


勘弁しよし、、勘弁なんか出来るものか。
この燃えたぎる沸きたがる煮えたぎる思いをどうして慰めてくれようか。
なにがどうしてこの様な状況を起こしたのか。
…わからぬ。なにを考えなにをしたがっているのかも、もはやわたしには関係のないことになった…
そこにわたしは既にいない。。


だがな。
見えても隠れてもやがて全てはあらわになる。
目の前に出される。
その時が勝負のとき。
限界が訪れる。やって来る。
今までの事全部洗いざらいぶちまけられたとき、自分たちだけではどうしようにもならない状態になることも出てくることだろう。
その時の真の姿。改まった姿。柔軟さ。真摯な対応。それにより状況はどんどんと変わっていくだろう。
さて、どのようにしていくのだろう。
見守ってやる。


わたしがここに来たことを思い知らせてやる。
必ず暴くように仕向けてやる。
大変だな。
わたしがここにいる。
と言うことは、おまえらは自分たちを無視できない状態になったと言うことだ。必然だ。この様な流れになっていた。わたしは自分からそうして来たのだから。
わたしはアクの巣を制御し退治し崩壊させていく…
二度と稼働出来ない状況に向かわせていく。
もう二度と…悪いことはしないように仕掛けるのだ。

ああ。。わたしは成仏までまだ時がかかるのかもしれない……早く成仏出来るように行きたいが今のわたしはなにがなんだかわからないのだ。
とりあえず、することをやるだけなのだ。








サンタさんに頼んだの。
「恋人をください」ってね。
恋人をつくりたい。そう思ったの。
恋人出来たら、あんな事こんな事たくさんしたい!やりたい事があったんだ!
楽しみにして待っていたの。
でも。。
サンタさんは待ちぼうけになっちゃいました。わたしがいなくなっちゃったから…
ごめんなさい!サンタさん。
わたし、こんなになるとは思いもしていなくって。自分でもびっくり仰天しました。

なんでなの?なんでわたしがこんな目に…。
思いました。
けれど、原因は自分にあったのを思い出しました。
あ~それじゃ仕方ない。自分がまいたものは自分が引き受けなければならない。ただそれが起きただけ。なんだ、ばかだなって。


サンタさんには会ってみたかったです。
わたしサンタさんを信じていました。
サンタさんは必ずどこかにいてクリスマスにやって来る。そんなファンタジーを信じていました。
わたしって、本当ばかですよね〜。
純粋過ぎた?あ~、だからサンタさんはわたしを騙せなかったのね。騙すと自分自身がキツくなって来ちゃいますものね。
うーん。それじゃあ、わたしは逝く前にいいことをしたのね。騙される人がひとり減った。
騙さなくていい人がひとり出来た。そういうことね!ん?変な解釈かしら?

わたしの理想の男性はどこにいたのかしらね〜。もしかしてどこにもいなかったりもして。。そんなに理想は高くなかったんだけど、探すのが大変だったのかもねぇ…

いつどこで会えるのかなぁ。
まだ諦めてはいないんです〜。

えー!
こっちに来ても会えるって?
マジデスカ〜








そよそよ風が吹いています。
ゆるみが起き、やわらかな波動。
馴染んだ景色が観えています。

わたし、ここからどうしたら…?
ひとりで行くの?どうやって…
誰がが迎えに来ているんじゃないの?
あれー。
聞いていた話と違うなぁ。どうしよう…


ポツ。ポツ。ポツ。
あっ、雨だ。雨が降ってきた。
ここに来ても雨って降るんだ。へぇー。
いやいやそんなことよりも、わたし。どこへ向かってどう行くのかな。全然わかんない……
誰か、助けて、、おばあちゃん…










父さん。母さん。
お世話になりました。
僕はこれから新たな世界へ旅立ちます。
そこはとても純な男と女が住むところ。
僕はそこへ向かいます。
父さん。母さん。に会えて良かったです。
僕の本当の父、母、はここにいます。
うーん。説明が難しいんだけど、いるのはいるのさ。父と母。でもみんなが家族だけどね!


これ以上そこの場にいるのは飽き飽きしました。いつここへ戻ろうかと感じていました。
ようやく戻れました。
父さん。母さん。は悲しんだけど僕はとっても楽になった!
ごめんね!
なにを言っているのかわからないよね?
だけど自分はそうなんだ。楽なんだ。


からだがあることの良さも悪さも味わってきた。楽しいこともたくさんしてきた。
もういいんだ。おしまい。
僕は、何度も何度も地球にやって来てわからないことがあったんだけど、それをもうしっかりと会得した。だからもういいんだ。終わりなんだ。


とても短くて長い旅でした。
そろそろ帰り支度を始めようと思った矢先の恋愛。恋心。。
うーん。ちょっと待てよ!ひどいじゃないか。
恋した想いを残して旅立つのか…。僕に出来るのか?
いっときは悩みました。でも僕は決めていた。
だからそのようにしました。
彼女のことは……天の奥から見守っています。
彼女には僕が必要なんです。そばにいるんです。いつも、いつも、なぜだか知らないけど。。







 🕊️💌🕊️

届き伝わり
清らかに安らかに。。
ひかりがあふれ行き渡りますように。








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