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クリエイター幸福の7か条

どおも。RIDEです。春から京都へ転勤になって早いもんで4カ月ほどたちました。兵庫県にある自宅からは往復4時間の通勤。最初聞かされたときはマジかぁ~とは思いましたが、人間はどんな環境にも上手く適応できるようにできているもんで、今ではむしろ毎日通勤を楽しんでいます。

多くの人がそうであるように、しあわせって何だろな~がボクの人生のテーマで、たぶん10代の頃からずーっとその答えを探してきたように思います。考えても考えても答えが見つからなかった10代のボクが最後に頼った先は、未来のボク自身でした。「未来のボクにこの問題をあずける。大人になったボクはきっと答えを見つけているに違いない」というような手紙を書きました。あれから30年近くたった今でもその手紙は大切に持っています。

大人になったボクが思うしあわせってなんだろう?

往復4時間の通勤は、たぶん多くの人にとっては不幸せな状態かもしれません。だけどボクはこう思ってます。しあわせって「状態」のことを言うんじゃなくて、「心のありよう」を言うんじゃないかなと。すべては自分次第。状態じゃないってことは、例えば何かを所有した状態でもなければ、何かを支配した状態でもないってことになるのかな。

さて、漫画家水木しげるさんの幸福7か条をここで紹介させてください。はじめてこの7か条を知ったのは、お恥ずかしながら水木さんが亡くなられた特番を観たときなんですが、本当に深く胸に突き刺さりました。ボクはギタリストじゃないけどクリエイターではあると思い込んでいて(思い込むのって大切な能力)…この7か条を読んで突き刺ささるってこと自体、自身を裏付けていると思っています。なんてね。

こうして改めて読んでみると、漫画家のみならず様々なジャンルのクリエイターが心得るべき7か条と読めてきてしまいます。

中でもボクは第六条の「怠け者になりなさい」が好きですね。歌まで作ってしまったくらいに。たまにはボーっとすることも覚えなさい。頭をカラにすることから生まれてくるものもある。言い換えれば、馬鹿になれる知恵を持ちなさいと言われているようにボクには読めた。たまに実践し過ぎて歌を作らない期間が長引くこともありますが…。

そして第七条「目に見えない世界を信じる」妖怪を描き続けた水木さんらしい言葉。大切なものは目には見えないってサン テグジュペリも言っているようにクリエイターにとって、とても大切な心得なんじゃないかと思います。妖怪だって幽霊だって、いないよりはいた方がいい。いた方がいいからいると信じた方がいい。そこに理屈はない。理屈がない世界で自由に新しいものを生み出そう。間違えたっていいじゃない。下手でもいいじゃない。自由な発想で夢中になれることをやり続けようと。第四条「好きの力を信じる」べし。

そしてすべては心のありようだと思います。


水木しげる幸福の7か条

第一条
成功や栄誉や勝ち負けを目的に、ことを行ってはいけない。
第二条
しないではいられないことをし続けなさい。
第三条
他人との比較ではない、あくまで自分の楽しさを追及すべし。
第四条
好きの力を信じる。
第五条
才能と収入は別、努力は人を裏切ると心得よ。
第六条
怠け者になりなさい。

第七条目に見えない世界を信じる。


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