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ニューイヤー駅伝2022 ~①化け物なのかブッダなのか…相澤晃②レジェンド今井正人&佐藤悠基③栄光を呼ぶ男…伊藤達彦~

清々しい新年の風を送り込んでくださった選手の皆様、本当にありがとうございます! 駅伝観戦をしながらせっせと掃除・布団干しをして、禊が済んだ気持ちです。

富士通の勝ちかな?という予想を裏切り、Hondaが優勝しましたね。ぐいぐい順位を上げていく「これぞ駅伝」という興奮を堪能させていただきました。以下、個人的ハイライトです。

【1区】1位は九電工の舟津選手、良い表情されていました。旭化成からGMOに移籍した村山紘太選手は区間6位。東洋時代から応援している服部弾馬選手(トーエネック)が今年も見られてうれしかったです。

【2位】国際大会かと思うような日本人はどこ?状態の中、住友電工の遠藤選手が光っていました。区間18位。

【3区】小林歩選手など、なんと区間新が7人も!素晴らしいです!! そして、もはや人間ではない相澤晃選手。箱根でも2区で区間新を叩き出し、この世のものとは思えない存在感でしたが、今回はさらに上をいくほど度肝を抜かれました。5キロ地点で13分19秒! もう一度言います。13分19秒!(10キロ26分台)信じられない勢いで8人を追い抜き、区間記録を30秒以上塗り替えました。いつも穏やかで、にこやかで、まるでブッダのようなお人柄。悟りをひらくとこのような力が出るのでしょうか。誰か教えて下さい…。 

【4区】みごたえありまくりの4区。ここでも区間新が2名。安川電機の古賀選手は高卒で安川電機へ入社。まだ25歳ですがベテランです。区間1位の黒崎播磨細谷選手はオリンピックの有力選手、楽しみです。安定の井上大仁選は区間3位。そしてそして。レジェンド佐藤悠基選手(SGホールディングス)を筆頭に、中村匠吾選手(富士通)、伊藤達彦選手(Honda)の8位争い。すごい画だわ…!と興奮していたら、吉田裕也選手(GMO)が加わり、大学駅伝ファンとしては泣けてきそうな展開に。最後は伊藤達彦選手がロングスパートで凄まじい追い上げを見せ、5位まで押し上げました。泣ける。

【5区】区間1位は旭化成小野知大選手。なんと2年連続の区間賞です。高卒入社なので若干22歳!この先も楽しみでしかありません。5区はもうひとり、今井正人選手(トヨタ自動車九州)の名を挙げたい。37歳。山の神の称号から15年以上を経てもなお、結果を出し続ける男。毎年今回が最後かも…と思い、こうして観られるだけでも感激なのに、区間8位ですよ。佐藤悠基選手もですけれど、プライドを決して失わず謙虚に走り続ける姿に勇気をもらいます。トヨタ自動車九州は特に応援しているチームですし、来年こそは今井選手と元東洋の今西くんの襷リレーが見たいです☆

【6区】今年のHondaは本当に強いです。中山選手、区間1位でトップに躍り出ました。旭化成の鎧坂選手のいぶし銀の魅力も光ってました。トヨタ自動車は5区で服部勇馬選手のブレーキがありましたが、ルーキーの西山和弥選手が区間9位であーよかったとひとあんしん。

【7区】ここでもHonda強い!不安感なく観られましたね。会社を背負って走っているわけですし、各社で巻き起こるであろう入賞に纏わるあれこれに思いを馳せました。そんな中、最下位の武田薬品はランナー全員がフルタイムで製造に従事されているそうで、普通に働きながら頑張ってるんだなぁ…仕事頑張ろう!と思われた方も多いのではないでしょうか。


長くなりました。今回の3区、4区は記憶・記録に残る名勝負だったと思いますし、観戦できて感謝しかありません。本当に良かったです!

明日はいよいよ箱根。ここのところ不調な東洋大学が、今日のニューイヤーを受けて躍進できるといいなぁ。往路はテレビにかじりつく予定です。さー今日のうちに仕事しよう!