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kid,I like quartet

こんばんは。つれづれつづり会員番号022でございます。恋愛観編第二弾。

私は、「これこれこういった価値観で人を好きになります」「今までの恋愛にはこれこれこういった共通点があります」なんて全然思いつかない。もしかしたらこれを書いてる今夜、やっとこさ思いつくのかもしれないが。

だからこそ過去の恋愛をなぞって、思い出して、何かしら見つけていこうというのが僕の”つれづれつづり”です。
音楽に浸って酔いしれる系のホモの私は思い出すために自分のiTunesを漁って当時聞いていた音楽を見つけるのです。前回もそう。今回は何の曲だったっけな……

高校時代はさっぱりと過ぎ去り、男性と付き合うなんて結局は無理なんだなってなんとなく諦めちゃって。
実を言うと大学時代から現在もうつ病に罹患しているのだけれど、その絶望を引きずっているのかもしれません。”自分なんか”という意識が強い。

話を戻して。
実を言うと大学時代の恋も、一目惚れでした。学科ごとに行われる健康診断で、朗らかに笑っているメガネをかけたあいつを見ました。
そのあとの、なんか自然の家みたいなとこでやる宿泊研修で同じ班になって、ちゃんと話して友達になって……。

面白いことに彼は、いわゆる”淫夢厨”で、カミングアウトしたときの反応は「俺、淫夢厨だから抵抗ないで(福井出身で福井弁バリバリだった)」だそう。
私はこのチャンスを逃さんばかりに色んな姑息な手を使い、ついに体を重ねることに成功。俗物的にいうなら”ノンケとヤった”わけです。やばいね。色んな手回しをしました。今思うとちょっと恥ずかしいしごめんねって思います。

姑息な手の一つに、音楽を利用する、というものがありました。
私はバンドでずっとギターボーカルをしていました。大学でも例に漏れず仲間たちと好きなバンドのコピーをしていたのだけど、彼の好きなバンドをコピーして気を惹く姑息な手段を使っていました。

それがUNISON SQUARE GARDENとの出会いでした。
まさかのユニゾンも、男性同性愛者の片思いの道具に使われてるとは思わないでしょう。
ユニゾンのコピーライブには誘って「俺なかなかやるだろ」アピールはバッチリしたし、なんならライブデートだってした。我が物顔でライブハウスを案内して。今までそんなユニゾン聴いてなかったくせに。

彼とは体を重ねたことすらあれど、付き合って続いたというわけではなかった。
「これは一人でやるオナニーの延長戦やからな」「お前のこと好きなわけではねえし」などよく言われていました。
そんな状態で続くわけはなく、今では疎遠。そんなんばっかだな。

UNISON SQUARE GARDENはいつの間にか聴かなくなっていました。
「聴かなくなったな」ってことを今、PCを漁ってて思い出しました。
「あんなギターも細かくて声も高くて息継ぎどこかわかんない曲もうやるか!」とか豪語してた。ごめんね田淵。でも君、金沢のライブで「金沢県~!!!」って言ったの忘れてないよ。

姑息な手でどんなことしても近づく。その人に関してはそんなこと頑張ってました。今では……どうだろう、でも陰湿な努力はしちゃう方だな。

というわけで、恋愛観第二弾まとめ。
『姑息な手回し、積極的』

「姑息」なんて自嘲したけれど、実れば何でもいい気がするし、結構みんなやってんじゃないの?
どうなんですかね?そんな時はこれ!『つれづれつづり』!
他の人のもゆるゆると読んでみることにしましょう。

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