振り返り-幼稚園生のわたし
人見知りが激しくて、人の輪の中に入っていくのが苦手だった。
本当はおままごとに参加したかったのだけど、年上のお姉さんたちの輪は、なんだか怖くて入れなかった。
おままごとをしている場所は、いつも光が当たっていて眩しくて、いつか自分もやりたいってずっと思ってた。
わたしは横目で見ながら、薄暗いところで積み木をしていた。
唯一おままごとの道具に触れるのは片付けの時。
一瞬だったけど、触れるのが嬉しかった。
結局、最後までおままごとをするという願いは叶わなかったのだけど。
***
振り返ってみて気づいたことがあった。
わたしは「おままごとがしたかった」のではなくて、「おままごとで使う道具が好き」で、1人でそれをじっくり見たり遊んだりしたかったのだということ。
したい事とか好きな事って一括りで言っても、少し掘り下げると違っていた。
今好きなことも、何が好きなのかを考えてみたら自分が思っていたことと少し違っているみたい。
だからできていないのかも。。
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