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京成バラ園

GW前半の休日、友人たちと京成バラ園を散歩した。藤の花を楽しみに、別な場所に行こうとしていた日だが、バラに変更になっていた。暑くもなく寒くもなく心地良い午後を、広い園内でのんびり過ごした。

リモンチェッロ
ブラッシング ノックアウト
ツル.ローズ うらら

バラの見頃という意味では、まだ早いのは承知のうえで行った日。
たくさん咲いているのは温室メインだった。
外は、早咲きの品種なのか、まとまって咲いている場所もあったが、園の風景全体としては、まばらに咲いているという感じ。

バラが咲き乱れている最盛期を想像して到着してしまった人なら、かなりがっかりな展開かもしれない。

が、私は飾らない人。
花も咲いているなら楽しむが、緑色だけで幸せだったりする。
きれいな葉と、咲きかけのバラの、たくさんのきれいな蕾。
とても幸せな気分で眺めながら、広い園内を好きに歩けて心地良かった。

サンライト ロマンティカ
サハラ '98
ピンク サクリーナ
クレメンティナ カーボネリ
名前はわからなかったが、これもバラ
原種に近いと花びらが少ないのだろうか
ツル. 桜霞
ベル ロマンティカ。ベルの黄色いドレスを連想したが、関係はきっとないのだろう
モナリザ
チャールストン
「羽衣」は、どんな風に広がっていくのだろう

その日に見られた植物は、バラだけではなかった。
私では見分けられないので合っているのか不明だが、アヤメ、スイレン、ツツジなど。先日のnoteに載せた、ツルニチニチソウと思う花もたくさん見かけた。ハンカチの木の花も。

私は、バラではない植物は、温室の黒法師くろほうしと思う1枚しか撮っていない。大きくきれいに咲いていた。黒い花と背後の葉は、素人としては違和感ない組み合わせだったが、関係なく別な植物。

ここからは温室の中のバラ。

その配管の温度は心地良いのか気になった。
きれいに咲いていたオーストリアン カッパー
ダブル ディライトという名前が、よく合っていると思った
温室の中は、ネームプレートがほぼなかった

温室では、見上げる高さにも大輪で咲いていたり華やかだった。

温室の中だったのか、その付近で友人は、バラが咲き乱れていそうな写真を何枚も撮っていたらしい。写真を見てウケた。温室の中、近くはたくさん咲いていたとはいえ、実際の印象とはかなり違う。

友人たちはずっと近くにいたものの、どこからのアングルなのかわからない。加工ではなくても、情報の取捨選択は面白いという話にもなった。

よく一緒に出掛けてはいるが、似た場所で撮った写真でも、それぞれに視点が違うのがいつも面白い。今回もまた、それぞれの視点を楽しめた。

再び屋外へ。

もう少しで鮮やかに咲きそうだったサン スプリンクルズ
アブラカダブラという名前がとても合っているように見えた。
マーブルがきれいだった
レモン フィズ
ヘレントロベール
名前はわからなかったが、明るい白がきれいだったバラ
「快挙」

「快挙」という名前は、バラの新品種国際コンクールでの受賞後、公募で決まったらしい。ショップで友人たちと眺めていると、作出のご本人が近くにいらしたらしく、受賞の頃のお話をいただけた。

柔らかな黄色の、整った形がきれいなバラだった。
が、ショップ外では、まだ蕾だった。

最近の寒暖差は、大輪になる方向へ働いているらしい。大きく咲きそうとも教えていただけた。

京成バラ園が、バラを作出していることは知っていたが、そんな会話になるとは予想しなかった。感謝。
ヒトには優しくない寒暖差だが、「快挙」はいちだんと華やかに咲くのだろう。

広い園芸ショップ内には、いろいろな植物があった。園内だと、まだ咲いていないバラも咲いていたりでカラフルだった。買い物はしていないものの楽しんだ。

燭台大蒟蒻しょくだいおおこんにゃくも、ショップの温室に。開花したときのニュースを見た記憶はあったが、この状態からどう花に変化するんだろう、と思う、緑色の木のような見た目だった。

屋外の売場では、売り物ではないだろう、きれいな大輪の牡丹ぼたんらしき花も見かけたり。友人たちとはその場で、芍薬しゃくやくかな、と話していた。
が、葉の形の記憶からは、芍薬ではなく牡丹のような。友人が上野で撮った写真だったか、牡丹と話していた写真で見た葉に似ていると思った。

バラの紅茶を買って帰った。帰宅後に子どもと、ミルクティーにして美味しくいただいた。ブレンドされていたシナモンが効いたのか、とても温まった。
夫にはバラフレーバーのドリップパックのコーヒー。

のんびり穏やかなGW。

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