見出し画像

展示感想:「境界」Gallery FACE TO FACE正月企画 38人のグループ展 前半その2

「境界」Gallery FACE TO FACE正月企画 38人のグループ展 「境界」に行ってきました。

 福田美菜さんの作品は、組み合わせでなく、大きさに応じたそのものを、示す版画でした。メゾチントの内向的な感じがよく出ていて、外に対する境界のうちにある内面の描写になっているようでした。


福田美菜作品

 田中さんの蜻蛉玉の空の境界の中にある蒼穹の描写は、いつ見ても素晴らしですが、まるで天上の神々が、水晶玉の中に作った現実の世界のようでした。

 館泰子さんの作品は、帷のような趣を湛えていましたが、前回の個展の裏と表を共に見れる展示ではなかったので、少々、残念ではありました。

 本日から、Part 1の後半戦ですね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?