頑張ってきたこと部活しかないんよ
一昨日、野球部で愛媛遠征に行きました。
道中真っ白で高速道路は50km/hの速度制限。
あれ、これスノボ行くんだっけ?今、1月だっけ?みたいな感じでした笑
試合中も案の定極寒で、スコアを書く手はカチコチでした〜
試合は2戦2勝。
最近みんなの調子が上がってきているので、スコアを書いていても写真を撮っていてもとっても幸せになれます。
やっぱり笑顔のみんなが1番!
試合の話はこれくらいにしておいて…!
本題は遠征道中で同級生エースが「おれ、頑張ってきたこと、部活しかないんよ。だからさ、いろいろやってるのほんますごいと思う。就職先いっぱいあるやろ、いいな〜」って。
でも、私からしたら、小学生から大学生になるまでずっと同じことを続けてきて、今も同じ夢を追い続けてる方がよっぽどすごいと思ってしまったという話。
確かに私も小学生から高校生までずっと吹奏楽部で、今も楽団で演奏は続けているけれど、
自分の技術の向上と経験数に伴って、たいして練習しなくても本番で演奏できるようになってしまった。
その結果、明らかに練習量は少ないのに本番では高校生の時と同じクオリティの演奏ができるようになったが、本番での緊張感や高揚感を味わうことがほとんどなくなってしまった。
技術と慣れが武器になった一方で、何か大切なものを忘れてしまった気がしているのです。
コスパが全てではないとは本当にこのこと。
そんなことを思いつつ、昨日習志野高校吹奏楽部の卒業公演を見ました。
高校生の目はキラッキラで一音一音にちゃんと魂がこもってた。
私も1年前はそうだったのに、この1年で何が変わってしまったんだろうか…。
もちろん高校生の演奏を聴いて大号泣した。
心を動かす演奏を!って部員に言い続けてた私が、1年前に最も大切にしていたことをいつの間にか忘れて、高校生から心を動かされる側になっていたことが非常にショックです。
で、そんなことを思いながら、今日も野球部の練習を眺めていて、選手たちは私とは違って練習一回一回にちゃんと魂込めてるなって思ったんです。
大学生になって、手の抜き方も覚えて、慣れて、技術もあって…
それでも草野球少年や高校球児と変わらない熱が目にこもってる。
もう親元離れて練習着洗うの全部自分なのに、泥の中に笑顔でスライディングしちゃう
そんなみんなのことが好きすぎて、何度も迷ったけど、やっぱり部活辞められないなと思ったところです。
「部活しかない」って言ってたけど、部活を大学生にもなって全力で青春できるみんなのことが輝かしすぎます。
実は今、4月の頭から春リーグが始まる大切な時期。
春リーグで負けた瞬間先輩たちは引退。
勝って全国行くしかないのです。
最近チーム全体の流れはいいものの、各ポジションのエース的存在が不調であったりケガが多かったり…心配なことはたくさんあります。
だけれど、このチームの雰囲気なら絶対に全国行けると信じて私は応援するのみです!
いや〜本当みんなかっこいいんだよね!
いろんな人に自慢の選手たちを見に来て欲しいです。
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