よっち

もっと知識を、もっと学を、荒ぶる魂へと

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最近の記事

ベツレヘムターン

地球儀と、聖書の繋がりを見ていくと シュメール文明から徐々に左へ左へとシュメール人を祖にするユダヤの民が移動していることに気づく 千賀一生(ちがかずき)さんの【ガイアの法則】を参考にさせてもらうと シュメール文明から左に 前インダス文明、さらに左に メソポタミア文明、さらに左に ギリシア文明、さらに左に アングロサクソン文明が、時代の経過と共に一定の周期で移動していることが示されている この星のリズムに人間が踊らされているのか 人間が持つリズムがこの星でただ展開されてい

    • 上善汚水の如し

      仕事の現場に行く途中 小さな満開の桜の木や 真っ白な花を沢山付けているこぶしの木があった 小さな川にかかる橋を渡った 鯉が沢山いた 下に降りて、河原に座った 汚水の匂いがして目線を横に向けると 生活用水が垂れ流しになっていた 今時珍しいなと思い近寄ってみた 乳白色の汚水は、本流とは合流せずに大きな水溜りを作っていた すぐそばには鯉の群れ 水溜りが本流に混じらないように必死に堰き止めてる様に見えた 文明が発達したことで起こった環境問題 文明毒というものか

      • ノブナガサマニツカエタ月夜

        織田信長 最先端の技術を取り入れ、情報収集にはぬかりがなかったと言われている 大事な家臣が死ぬと慟哭(どうこく)したと言われてもいるし 大事な家臣達は自分の身の回りに置いてすぐに意思疎通ができるようにしていた 実力主義で、若くて優秀な武士であればすぐに戦力として採用したとも言われている 敵には情け容赦なかった 比叡山延暦寺では2万人の人間を女、子供問わず殲滅(せんめつ)している 人間の首を刎(は)ねすぎて、比叡山に染み込んだ血で川が赤く染まったとも言われている 戦の後

        • ニーチェその6

          前回の続き ニーチェがなぜパウロ以降のキリスト教がヨーロッパに蔓延させたルサンチマンが人々を屈折させると執拗に訴えたのか? 今回もFOR BEGINNERS ニーチェ(竹田青嗣)より引用させてもらう →この反動的な価値評価としての『善・悪』はやがて人間の心に【負い目】【良心の疚(やま)しさ】なるものを生み出すことになるーーー(本書81ページ) これが原罪の考え 人は生まれた時点で罪を背負っているというもの これを生まれながらに【足りない】と思い込まされている これが

        ベツレヘムターン

          改ベツニタツニ

          今日桜をみた 品種によってはもう咲いている こんなにたくさん花びらをつけて、今までこんなにたくさんどこに隠してたの そう思って辺りを見回すと エネルギーに溢れている気がしてきた 雑草ひとつとってみても、 ちっさいタネから、野放しに成長させているとエイリアンのような見た目になる 成長するエネルギー 欲望のエネルギー 交わるエネルギー 感情のエネルギー 性のエネルギー 乗っている電車が大きな川を渡った あの大きな川にはいったいどれほどのエネルギーが詰まってる

          改ベツニタツニ

          アタッチミント

          ミントを見つけた さすが雑草 すごい群生している お前がいるから他の草が生えてない 少しもらう ちょっと食べてみた 爽やか! ちょっと渋みが歯と舌に残る ラム酒にミントを入れて飲んでみた 美味しい ミント香る 『あぁーうまい』 酔っ払った またミント摘みに行こう アタッチミント

          アタッチミント

          水の飛来

          近所のお寺に巨大なイチョウの木がある 樹齢1000年近くあるのかもしれない とにかく大きい ってことは同じだけ根っこも下にあるのか そう思うと目に見えない地面の世界は宇宙だ 小さい花を咲かせている雑草も、根をはやしてる 雨が降ったら、そんな植物たちが一斉に根から水を吸いとるんだ 知らないところですごいことが起こってるじゃないか、、、 雨が降ってる 水の飛来

          水の飛来

          エイリアンボコ師

          子供の頃台風が来るのを喜んだし 雷がなるともっと大きいのが近くに落ちてほしいと願った なにかとんでもないことが起こって、全部を終わらせて欲しいと願ったことは誰しもあるだろう 小中高生の自殺が過去最多らしい みんな何となくこの嫌な空気を終わらせたがってる それを天災とかじゃなくて エイリアンがパッと降りてきて 『はーい、お前らがやってること全部めちゃめちゃだからもう終わりー』ってやってほしい 自分にどうしようもないことを、願っていいじゃないか どうか地球へ エイ

          エイリアンボコ師

          サシミガヨカッタノニ

          友人『今スーパーにいるんだけど何か食べたいものある?』 俺『まじで!?なら刺身でも買ってきてよ』 友人『わかった!買って帰るわ』 友人『ただいまー!買ってきたよ、コロッケ』 俺『コロッケ?!、、、』 友人『刺身あったんだけどさー、コロッケ美味しそうだったからコロッケにしたー』 いやいやいやいや いやいやいやいや 全然話がおかしいやん お前から始めたよな?! 刺身に合わせて日本酒準備してたんだぞ、、、 しかもなんも悪気ないんかい、、、 はぁー 『サシミ

          サシミガヨカッタノニ

          ソンデモッテリーチ

          麻雀が好きだ 学生の頃は徹夜で麻雀をしてそのまま部活に行っていた あの麻雀牌の触り心地がたまらなく恋しい べちゃべちゃ喋りながら 適度な緊張感もありながら 麻雀の打ち方でその人の人間性が出る 駆け引きが始まると途端に自分の肝の小ささを知る あれこれ頭で考えて、、、 ん?? まてよー、、、対面のこいつテンパってるのか? だとしたらこれは危ないか 上家(かみちゃ)のやつは大丈夫 なんかそんな気がするから 下家(しもちゃ)のこいつはいっても、リャーフーテンだ

          ソンデモッテリーチ

          再起ドロップス

          太陽の周りは12個の惑星が回っている これはどの太陽系でも同じこと 各惑星は宇宙の『ちり』からできている ちりから、太陽の周りを回るまでにはさまざまな試練を突破しなければならない 丸い形を作りながら、太陽の周りをぎこちなく周り出す   すごく太陽に近づいたり、すごく遠のいたりしながら自分と、太陽との距離感をつかんでいく 太陽の光に照らされて、自分の体から無数の生命が誕生する どの惑星も喜びを感じて飛び跳ねる 自らも一定の速度で自転しなが、全身に太陽の光を当てる

          再起ドロップス

          リバーサイド神楽

          いつもよりも早く仕事が終わり ほとんど人がいない電車の中から、バラック小屋の隙間に咲いている梅の花を見ていた 陽の光が電車の中を照らしている 青い空のもとアメリカのモーテルのプールで泳いだのを思い出す 今日は気持ちがいい 人目を気にせず踊りたいと思った リバーサイド神楽

          リバーサイド神楽

          脱力の火ぶつ

          真夜中 畦道(あぜみち)を歩いていた 飲み過ぎた 足元がおぼつかない こりずに何度も深酒をしている自分に可笑しさを感じながら、のんびり歩いていた どこからか地面を勢いよく蹴る音や、素早く払う音、力強く踏みしめる音が聞こえる 音の方へ目をやると、住宅街の中に不自然に存在する丘からその音は聞こえていた うっすら明るい 火を灯している こっちは酔っ払っていて、気が大きくなっている この異様な状況を探索しよう 丘の中へ足を踏み入れる すぐに辿り着けると思ったが、謎め

          脱力の火ぶつ

          ニーチェその5

          道徳の系譜学(1887) 今回もFOR BEGINNERS ニーチェ(竹田青嗣)より ニーチェの言うルサンチマンとはなんなのか考察してみる →ニーチェによれば、ヨーロッパの理想が本質的なニヒリスティック(虚無的)な性格を持つことの根本原因は弱者の《反感》(ルサンチマン)がキリスト教を介してその理想の中心軸となったためである。 なぜそういうことが起こったのか、またこの《反感》がヨーロッパ文化をどのように犯し、奇形化させたか。そういうことが『道徳の系譜学』の主題にほかならない

          ニーチェその5

          下天の夢対流転

          なぜかこの人とは馬が合う どこかで会ったことがあるかもしれない なぜか懐かしさが湧いてくる という経験は誰もがあると思う けれどこいつは俺が殺せねば と思うことはまずない 『新渡戸稲造 武士道』岬龍一郎の本の中で、上杉謙信と武田信玄の逸話が書かれていたので引用したい →信玄の領土は海から隔てた山国(甲州)にあった。そのため塩の提供を東海道の北条氏に頼っていた。そのころ北条氏は信玄と交戦状態であったわけではないが、信玄の勢力を弱めようと、塩の提供をたちきった。謙信は敵であ

          下天の夢対流転

          ニーチェその4

          前回の続き 《反時代的考察》より 引き続き FOR BEGINNERS ニーチェ(竹田青嗣)からニーチェの考えを引用させてもらう →ニーチェの出発点は 社会がある限り個人の力の差というものは根本的には避けられないという点にある のにもかかわらず 民主主義な考え方が身についた私たちの常識的な見方は要するに人間の力を平均化すべきだという考え方をとるだろう しかし、ニーチェはそういう考え方は逆立ちしているというのである この平均化する考えは、弱い人間に強者になろうとする無理な欲

          ニーチェその4