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孤独の力:五木寛之

孤独を恐れる必要はない、孤独は人間が成長・成熟していく過程で必要な時期であり、自分の内面をこころをしずかに落ち着けて自分に問うていく時間という意味において人生には必要なことである。

孤独と似た言葉で孤立という言葉があるが、よく意味も似たように思っている人がいるが、じつは全くもって異なる。

孤立は、周囲に溶け込めずに誰からも相手にされないでいる状況で、
自分から周りに関わりを持とうとしてもうまく認知してもらえない状況となっている。自分が望んでも周りの人々と溶け込めないでいる状態である。

それに対して孤独は、自らは積極的には自分のそと社会に関わらずに
自分の内面に向かって深く考えを巡らせている状態である。

ひとは、おぎゃー、と声を挙げ生まれて来た時からひとりで生きてきて
最後を迎えるときにも一人で死に向かって行くのである。

孤独を恐れずに自分の内面を磨きながら勇気をもってしっかりと充実した人生を過ごしてていきましょう。

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