生きるヒント全５作シリーズの第４巻。

《みんなと手をつなぎ合うということは、他の人間とは違う人間として
手をつなぐのです。違わなければ、手をつなぐ必要もないのです。》
（本文より）

生きてゆくには、周囲と合わせなければやっていけない、でも合わせてばかりでは辛くなる。そんな二進も三進もいかない毎日で、自分らしく生きるにはどうしたらいい？

「軽く」「異なる」「暗い」など、生き方の達人：五木寛之さんが語る１２のヒントが語られています。

目　次　：

レッスン１　軽く

レッスン２　触る

レッスン３　選ぶ

レッスン４　読む

レッスン５　熱く

レッスン６　蘇る

レッスン７　異なる

レッスン８　従う

レッスン９　暗い

レッスン１０　情け

レッスン１１　潤う

レッスン１２　幸せ

「１２：幸せ」の冒頭に、ロシアの小説家：ゴーリキイの格言が掲げられています。

「人生ってのは、ほんとうにひどうもんだ。

でも、だからといって、自分でそれを投げすてるほどひどくはない」

こころに刻んでおきたい言葉です。

最後には、対談解説として

五木寛之Ｘ阿川佐和子（作家）の短い対談が載っています。

五木さんの生活の一端や、独自の健康法の一部も披露されている日々毎日を
過ごすのに役立つ内容がいっぱいの本です。