普通になりたい
このnoteは私のモヤッとした気持ちの捌け口。
簡潔に話そう。
私は起立性調節障害、自律神経失調症の診断が中学生から下っている。
今でこそ少しずつ知られてきている起立性調節障害も、まだまだ認知している人は少ないだろう。
簡単に言うと、リラックスするための神経と活動性を高める神経が働くべき時に働かずに不調をもたらす病気だ。
小児、特に思春期に多いとされているこの病気。でも大人になってもこの病気に苦しんでいる人もいる。
この病気の厄介なところは、普通の人には理解されにくくただの『怠け』に思えてしまうところだろう。
朝起きれない、と聞くと、怠けていて起きれないんだろうと思われがちだが、起立性調節障害の場合根本の問題は神経調整がうまくいってないことであって本人がどうにかできる問題ではないのだ。
例えて言うなら寝起きの体に大きな石が乗っていて動けない、そんなところだろう。
酷い時には寝ているのに天井が回っている。立ちくらみなんて日常茶飯時。
そんな症状を含めて「起きれない」と言ってるのに、ただの怠けだと思われても困る。
だが、この記事にも書いた通り、『普通の人』には理解し難いのだろう。
しかも、起立性調節障害は午後からは調子が良くなるし、ストレスがかからない日は起きることができる。
そんなことも含めて都合のいい話だと勘違いされてしまうのだと思う。
普通の人たちにとってこんな話をしても分かってもらえない。
ただ、本人だって普通のことを普通にできないのが辛いのだ。
どうか、少しでもいいから調べてみてほしい。
そして周りにこんな症状、病気を持っている人がいたら否定せず受け止めてほしい。
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